捜索願い | THE ZUTAZUTAZのブログ

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チワス!




突然ですが、質問イキます!




家出したことある人ー??




はーい!




ってな感じで、この長くも儚い人生において100人中98人位、みんなが家出経験者だと信じる今日この頃。
この統計はのび太も、ドラえもんも、しずかちゃんも、ジャイアンも、スネ夫も家出経験者ってところからデータを集めて算出してみた。出来杉くんはどうだか知らない。
・・・あれっ?!マイノリティーって意外と難しいんだな!何か悔しい!!!




ところで、みんなは家出先をどこにしていましたか?




例えば、橋の下?




例えば、友達の家?




それとも、アパートを借りてそのまま住み着いちゃったり??




時代的には漫喫orネットカフェとか行くんか??




流石に沖縄は目指さなんだろーなー!!
行動力あり過ぎやろ!!




オレは断然、橋の下派すね!!




遠く追憶の彼方を辿ってみると、あの時のケンカの理由はなんだったんだろう?
いまでは思い出せないくらい小さな事だったのかもしれない。




でも、小さな時は悲しい気持ちってもんは絶対に我慢できなかった。
壁を幾ら殴ってみても、このモヤモヤは晴れないし拳が砕け散りそうになる。が、不思議とそんなに痛くはない。
一頻り、憤りの砂を噛み潰したオレは、小さな力を振り絞って脇目も振らずに外に飛び出した。




君はなにも間違っちゃいないよ。




22、3歳の頃、酔っぱらって駅でギター弾いて歌ってた時に、暗闇の柱の陰で三角座りをして顔を伏せていた少年に出会った事がある。




話を聞いたところ、悲しい事があって家に居れなくなったから此所に住むと決めたらしい。
タバコ吸うか?とか酒飲むか?とか、いろいろやり取りをする中で少年はオレの歌をじっと聞いてくれた。




結局、喉が枯れたのと、REDの飲み過ぎで眠いからオレも今日はここに泊まると告げて一緒にダンボールで壁を作り寝た。




朝方、サラリーマンや学生の雑踏で目覚め、隣りをみると少年の姿はどこにも居なかった。




酔っぱらっていたけど、ちゃんと少年と話をした事は覚えている。
けど、着ていた服とか声は思い出せたんだけど、何故かハッキリと顔だけ思い出す事は出来なかった。




って事を思い出した夜なんすよ。




そんじゃ、オチもそんなに楽しいモノじゃなかったから、ムリヤリ話をまとめようかね。

辛い思いを経験した分だけ、他人の痛みに敏感になれる事もあるからね、辛そうにしている人を見かけたら愛をもって接してあげたいと常々思うんですよ。

ちなみに、稲中の伊沢はブランコに腰を掛けている寂しそうにしているインド人を見て、遠く外国で自分が同じ境遇だったら…って思って声をかけたら、「プッ変な髪の毛」って言われてた。



うーん、世の中ウマく出来てるねぇ。


2013.12.11
青空 くにお