中学生で腰痛！そのままにしておくと危険！
我が家の中学生息子、
先日、朝起きるなり、
「お母さーん、腰が痛い～」
と言い始めました。
中学生で腰痛…
身に覚えがあります。
わたくし、中学生時代は
陸上部だったのですが、
ハードルの練習でグキ！
腰が痛くなってしまったのです。
ギックリ腰まではいきませんでしたが、
その後は、ちょっとしたきっかけで
腰痛を繰り返すことになりました。
そして、病院で作業療法士として
働いていた時に腰痛悪化。
さらに、産後、子どもを抱き上げて
ギックリ腰。
何日も寝込む日々を過ごして
「もう仕事はできない。
私の人生終わった…」
とまで思っていました。
30年間、腰痛に悩まされ続けていたのです。
そんなお先真っ暗だった私ですが、
今は様々な学びを経て、
腰痛から完全回復しています。
そして、息子が腰が痛いと言い出した。
これは、今までの学びを生かすチャーンス！
若いからすぐに治る…と放っておいて
後々大変になった事例がありますので、
早めに良い状態にしておきたい！
腰痛の原因は、使い方を間違っているから！
どういうときに痛いか？
と聞いてみると、
「椅子に座ってお辞儀した時」とのこと。
腰が痛いというのは、
使い方が間違っているんです。
この場合は、腰を丸めて
お辞儀しようとしているんですね。
「え、普通、腰を丸めてお辞儀するのでは？？」
いえいえ、腰を丸める必要はありません。
上半身、下半身の分かれ目はどこだと思いますか？
「腰じゃないの？？」
いえいえ、股関節のところが
上半身と下半身の分かれ目！
ということは、お辞儀をするときは、
股関節のところで曲げればいいのです。
股関節がスムーズに動けば、
腰はまっすぐのまま
身体を前に倒せばいいだけなんです。
必要のない腰の動きを繰り返せば、
腰を何度も曲げ伸ばしすることに…
それが、痛みにつながるんですね～
腰痛の方におススメのエクササイズとは？
息子の身体をチェックしてみると、
太ももの後ろの筋肉
（ハムストリングス）が硬いから
股関節の動きがスムーズにできない
そんなことが分かってきました。
息子に課したエクササイズはこれです！
まずは、ボールを準備してください。
１５センチぐらいのものです。
ボールをお尻の下に入れます。
一方の足を延ばして
壁に足裏を密着させて、壁を押していきます。
お尻はボールをつぶすようにして
後ろ方向に押していきます（赤の矢印）
骨盤は前にも後ろにも傾きすぎず、
ちょうど真ん中にある状態です。
ハムストリングスが伸びていくのを感じましょう。
さらにできるようであれば、その状態のまま
膝のお皿を天井に向かって上げていきます（黄色の矢印）
ハムストリングスが
働きやすいように活性化させるんですね。
ハムストリングスが機能すれば、
椅子に坐ったときに
しっかり体幹にも力が入るんです。
なので、まっすぐの姿勢を保ったまま
お辞儀ができるんですね。
背中や腰を曲げる必要はありません！
と、こんなふうにエクササイズを
している間に、息子は
「痛くなくなった～」と
楽しそうに動き始めてしまいました…
若いと復活も早いですが、
それなりに年を取ったわたしたちは、
継続してしっかりハムストリングスを
ゆるめるエクササイズをしていきましょう！
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