ロルフィングにいらしている方で、
腰痛がひどくなってしまった・・・
そんな方が増えています。
仕事が変わったり、
環境が変わって何とか頑張ってきたけれど、
疲れもたまってきています。
そんなときに、グキっ！
なりやすいんですね。
そんな方々にお伝えしている
腰痛が再発しない秘密をご紹介しますね！
腰痛が再発する仕組みとは…
ぎっくり腰。
こんなに多くの人を悩ませているのに、
その原因がよくわからないって、ご存じですか。
いつ、どこでやってくるのかもわかりません。
後ろを振り向いたときかもしれないし、
下に置いた荷物を取ろうとした時かもしれない。
ズボンをはこうとしたときとか、
洗面台で顔を洗おうと
かがんだ時なんてことも。
そして、どんなに調べても原因不明なんです。
レントゲンなどを撮っても骨は折れてない、
筋肉や靭帯も切れていない、
椎間板は飛び出ていない、
なのに、腰には激痛。
筋の部分断裂のような傷がミクロレベルで
生じているのではないかと言われています。
多くの人が1週間から1か月ほどで
元の生活に戻ります。
でも、65%の人は1年後に再発。
いったん腰痛を抱えるとそこから
抜け出せなくなるんです。
ミクロレベルで痛めた場所は、
回復したように見えて、
まったく無傷の状態に戻っているわけ
ではありません。
小さな傷跡が残り、柔軟性が少しずつ
損なわれていきます。
そこに再びストレスがかかると、
またミクロレベルで傷が生じ、
ぎっくり腰の再発、
そして腰痛の慢性化へと進んでいくのです。
腰痛ベルトで固めると、逆効果？？
「どうすればいいの？
コルセットで固めたらどう？？」
「腰痛ベルトが外せません！」
いえいえ、
本当のきちんとした知識をもたないまま、
やみくもにコルセットをまいても、
効果はないどころか
状態を悪化させる可能性があるんですよー！
ロルフィングセッションに来られた
クライアントに、腰痛がひどい方がいました。
初めて来たときは、
コルセットを2つも巻き、
「私は一生コルセットは取れない！」
と断言されていました。
いくらロルフィングのセッションで
よい状態になっても、
心が「コルセットは取れない！」
と思い込んでいては取れません。
セッションの中で、
しっかりとした体幹を作っていきました。
そして、
「もうコルセットを外しても大丈夫。
あなた自身が、身体の中に
コルセットをもっている
んですよ」とお伝えしていきました。
すると、クライアントは
「私はもう大丈夫かもしれない。
コルセットを外してみようか…」
と心が変化していきました。
そして、セッションの6回目を
過ぎたころに、
「コルセットを外しました！もう大丈夫です！」
と笑顔で言ってくださったのです。
それからは、身体の状態も
飛躍的に変わっていきました。
腰痛の方に、ロルフィングセッションですることは？
骨盤は身体の要。
基盤となるところで、大事です。
ロルフィングセッションでは
どんなことをするのでしょうか？
コルセットを使わないと言うことは、
しっかり鍛えるのかな？
そう思われましたか？
いえいえ、
ロルフィングセッションですることは、
あなたの骨盤が、
本来あるべきところにある
ようにすることなのです。
「ええ？どういうこと？？」
骨盤がゆがんだ状態なのに、
コルセットを付けたとしても、
ゆがみを助長するだけ。
しかも、働くべき筋肉が働かなくなります。
つまりですね～、骨盤回りを
わざわざ弱くしていることになるのです！
人間は賢いので、楽な姿勢や動きを
とってしまいます。
すると姿勢や歩き方にクセが出て…
つもりつもって
身体のゆがみを引き起こします。
とりあえず、痛いからと
骨盤ベルトをずーっと
まき続けたらどうなるのでしょう？
たとえば、東南アジアに首長族の女性がいます。
小さいころから首輪を巻き付けて、
年齢を重ねるごとに首輪の数を増やして
いくんだそうです。
彼女たちが、首輪を外してしまったら…
実は、首はグニャグニャだそう
鍛えているわけではないので、
サポートがないと支えられないのです。
つまり、痛いからと腰痛ベルトを
巻き続けても、鍛えていないので、
はずしてしまえば元通り
こういったグッズは、
補助的な活用としてはいいものです。
私も産前産後は骨盤ベルトのお世話に
なりました。
不安定な骨盤を安定させるので、
非常に頼りになりました。
ですが、必要なのは自分の筋肉。
骨盤ベルトを締めるだけでは
腰痛は何も変わらないのです。
そして、腰回りの筋肉を
きちんと使うためには、
骨盤が本来あるべきところに
なければなりません。
「わーん、どうすればいいのー！？ 」
はい、骨盤を本来あるべき位置に
戻していきましょう。
からだを再教育するんです。
現在よく行われる治療法は、
注射で痛みを抑える、
お腹や背中の筋肉を強化する、
柔軟性を取り戻すためのストレッチ
が主流です。
でも、それだけでは不十分。
たとえば、ずっとパソコンを見ているときの
姿勢がこんなふうだったら？
はい、たとえ筋肉強化して
ストレッチしても、
この姿勢を続けていれば、
また腰痛は再発するでしょう。
だって、姿勢が腰痛を起こすような
姿勢のままですから！
そうなんです。
腰痛を引き起こしていた
姿勢を変えていかなければ、
また再発するんですね。
ロルフィングセッションでは、
まず筋膜をゆるめて身体が伸びやかに
動く状態を作ります。
そして、身体にとって、楽でスムーズな
動きを学んでいきます。
ロルフィングは身体の再教育
とも言われているんですよ！
動きを学ぶことが、腰痛の再発を
防ぐことにつながるんですね！
そして、コルセットに頼らずに
身体の中で天然のコルセットを
つくっていきましょう！
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