スキー合宿 その顛末 | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

希望者参加の学校主催のスキー合宿に一週間参加してきたおびちゃん。

直前まで参加に関する情報をチェックしなかったにも関わらず、無事に参加し無事に帰ってきた。

結局参加者は全学年合わせて60人ほどだったらしい。

 

おびちゃんがジャンプしている様子を友達が取ってくれたという動画を見せてくれた。

飛んだ瞬間をスローモーション加工してあり、なかなかな腕前の撮影である。

 

おびちゃんは無傷で帰ってきたが、そうでもない人もたくさんいたらしい。

なんとおびちゃんが把握しているだけでも60人中3人が骨折、その他の負傷も含めて6人が怪我をしたらしい。

なんとも高い負傷率である。

もちろん骨折したら一発退場、その場で親が呼ばれ本人は病院に搬送され、お家に連れ帰られるのだ。

しかし一週間で骨折率5%って一体何をしたのか高校生たちよ。。。

 

しかしこれはスイスあるあるでもある。

年末から2月頃にかけて、大学構内でもギプスをした人を見かける率は年間のうち最も高い。

もし腕の骨なんておってパソコン使えなくなったら、私なんて商売上がったりである。

そこまでのリスクを犯してもスキーをしたい人たち⋯それがスイス人である。