おびちゃんに怒られる | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

先日うちのちびちゃん(ぶぶ)が泣きながら学校から帰ってきた。

どうしたのかと思ったら、帰り道の途中で自転車がパンクして道でべそをかいていたら、親切な通りがかりの人が自転車とぶぶちゃんを車に乗せて近くまで連れて帰ってきてくれたらしい。

そりゃー良かったね、と言っていたら、おびちゃんが切れた。

 

「良いわけ無いでしょ!知らない人の車に乗っちゃだめでしょ!マミもなに呑気なこと言ってるの!」

 

スイスの治安の良さですっかり平和ボケしていたが、たしかにおびちゃん(すでにティーンも半ば)の言う通り。

一歩間違えば誘拐案件である。

ほぼ99%は親切な地元の人が声をかけてくれるに違いないが、悪い人だっていないとは限らない。

 

いくら治安がよくても、近所の顔見知りの人ならともかく知らない人の車にうかうかと乗ってはいけない。

親子揃って反省し、おびちゃんにはそういうときは落ち着いて自転車押して帰ってくるよう指導した。