スイスの大学に留学する人のために 2.日本から持ってきたほうが良いもの | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。
夫とチビちゃん二人の家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

短期の留学であれば、持ち込める荷物の量にも限りがあるだろうし、帰りの荷物も増やしたくはない。

日本からスイスへは船便を選択できるが、昨今届くのに何ヶ月かかるかわからない。

コロナ前は2ヶ月で来たが、最悪時には7ヶ月、今でも2ヶ月では来ないようだ。

また、逆向き、スイスから日本へは航空便しか扱いがないため、料金は非常に高額となる。

 

学業に必要なものは必須であるが、それ以外で絶対持ってきたほうが良いものも多少ある。

こちらで大抵のものは買えないことはないが、探すのも大変だし、思ったようなものが見つかる保証もない。

よって、あったほうがQOLが上がるものは、多少の航空機の持ち込み超過の追加料金を払ってでも持ってきたほうがいい。

 

1.薬品類

常備薬はあったほうがいい。スイスの薬は単成分処方、日本のような総合感冒薬的なもの、複数成分の入った万能鎮痛解熱薬的なものはない。

漢方薬も普通にはない。

普段飲んでいるもの、季節ごとに絶対必要なものは持ってくるべし。

 

2.衣類

こちらの人間は体型が違うため、日本人が着ると大抵の服は袖や裾が長すぎる。

裾上げできるズボンはまだしも、シャツの袖はどうにもならない。

下着類も同じものがあるとは限らない。

 

3.女性用品

衛生用品は圧倒的に日本のもののクオリティが高い。

こだわりがあるものは持ち込んだほうが良い。

また、化粧品も日本ほどの選択肢はないので、一年分くらいなら持ってくる方が良い。

特に、保湿力の高い化粧水、クレンジングオイルはこちらではほとんど手に入らない。

効果の高い日焼け止めもしかり、こちらのものは大体べとつくものが多い。

 

私はスイス在住17年になり、大半のものはこちらで調達するよう切り替えたが、衣類の一部、薬品と化粧品の一部は、未だに必ず日本帰国時に買ってくる。

こちらの記事も参照のこと。