おそすぎるスキーデビュー | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。
夫とチビちゃん二人の家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

今週と来週は、チューリッヒ市周辺の小学校のスポーツ休みである。

スポーツ休みはかつてスキー休みと呼ばれ、家族でこの期間にスキーに行く人も多い。

スキー場が混まないようにという配慮から、時期は地域によって意図的に大幅にずらされてており、順番にスキーが楽しめるようにうまくコントロールされている。

うちの場合、おびちゃんとぶぶちゃんの休みがずれてしまったため、同じ週に行かせることができなかった。

 

今年のおびちゃんはすでに冬休みにスキー教室に行き、レッドスターに合格してきた。

スイスのスキーレベルの下から6番目のレベルである。(全部で9段階)

片足で滑るとか、後ろ向きに滑るのがこのレベルの課題だったらしい。

正直、いつそういう滑り方が必要になるのか、私には皆目見当もつかない。

 
さて問題はぶぶちゃんである。
教室参加可能な年齢になった途端に、2年連続コロナで教室はキャンセル、去年はどうしようか迷っているうちにタイムアウト(教室は人気なので、出遅れて満席に)してしまった。
スキーが先か歩くのが先か、と言われるスイス人の基準からしたら、すっかり手遅れな年齢かもしれないが、ようやく今年参加することになった。
もちろん、完全な初心者であるので、ブループリンスという、一番最初のレベルからである。
 
スキーとストック、スキーブーツはもちろんsportxxでレンタル(サイズが毎年変わるので)、ほかはおびちゃんのお下がりが一式あるので問題なし。
去年まではちょっと弱腰で行くのを渋っていたフシがあるのだが、今年は成長して運動神経に自信がついたのか、文句も言わずに出かけていった。
 
さて帰ってきてどういう報告をしてくれるだろうか。