PTAに行ってきた | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

ひょんなことでぶぶちゃんのクラスのPTA役員に選出されてから3週間。

早速今年第一回のPTA会合に招集された。

 

場所は小学校のSingsaalと呼ばれる小ぶりの講堂だ。7:30開場、7:45開始となっていたので、ぎりぎり7:40頃到着したのだが、すでにほぼ全員揃っていた。

さすがスイス、みんな時間をちゃんと守る。

 

後ろの方に座ったら、たまたま顔見知りであるPTA会長のお母さん(おびちゃんの友達のお母さん)がやってきて、前の席が空いてるから良かったらそっちに移ったらと勧めてくれた。

ただでさえ聞き取りの怪しい私のドイツ語、前のほうが聞きやすいに違いないので、喜んで移らせてもらった。

 

ほぼ時間通りに開始した会合、まずはお決まりの会長挨拶、去年までの活動など説明してくれた。

PTAが企画している行事は、全部で年間に6つほど。

言われてみれば、これまでそういう行事があったように思うが、それぞれすべての学年が対象なわけではないので、全部でこんなにあるとは思わなかった。

 

本を読むゆうべ

メディア教育の日

カブ行列(Rabenliechtliumzug)

りんごの日(なんだか知らないが子供がりんごをもらえるらしい)

などだが、りんごの日など、子供が学校でりんごをもらうだけなので、こんな行事がある事自体知らなかった(笑)

というか、何故りんご?

 

それぞれの行事に対して、こんな役割の人が必要と書かれているのは、これからこれやってくれる人を募集するから心づもりよろしくねということだろうか。

その場で担当者を決めるということはなかった。

(が、今決めずしていつ決めるんだろう?個別に指名が来るのか?謎である。)

 

あとは学校の校長からの今年の学校での取り組みについて簡単な説明があったり、会長はじめ数名が引退する(子供が卒業するから)のに伴って、後任のPTA理事の選挙があった。

どうやら、PTA役員のしかも理事をやるような人は、在学中長く続けてやっているようだ。

あまりワークロードも大きくないようだし、ちょうどいい社会活動なのかもしれない。

これも、参加しているみなさんわりとやる気にあふれている方たちで、すぐに手が上がって、すぐに決定した。

 

予め送られてきたプログラムの最後には、次の会合のお知らせという項目があったのだが、これについては何も情報がなかった。

次はいつなのか、そして私は何をすることが期待されているのか(いや多分されてないが笑)?全くわからないのだが、少し学校について詳しくなれたのはよかった。

 

もちろん終始ドイツ語ではあったが、わりと標準ドイツ語で話してくれたので、大筋は理解できた。

しかも、わりとテキパキと進行してくれたので案外時間はかからず、終了したのは9時ちょっと前。

無駄に紛糾したクラスの保護者会よりははるかに短かった(笑)