金沢旅行記⑥のつづき。
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「展示空間」「学習空間」を通り、「水鏡の庭」へと足を踏む入れた私たち。
目の前に広がる光景に、思わず声を上げました。
本当に水鏡だー!水面に景色が映ってる…
ふたりでベンチに座り、素敵すぎる景色をぽけーっと眺めていました…。
本当に、ため息の出るような美しい景色。
いつまでもいつまでも見ていたくなる、そんな景色でした。
自然の美しさって、なんでこんなに胸を打たれるのでしょうか。
日常の悩みなんて、ちっぽけなことだ!と思わせてくれる力がありますよね。
写真を見返して気付いたのですが、ここに座って20分以上この景色を見ていたようです…。
美しすぎて、気付いたら時間が経っていた。そんな感じでした。
回廊を進み、お次は先程の写真に写っていた建物の中へ。地図によると、ここは「思索空間」とのこと。
中に入ると、息を飲むほど美しい空間が。
入り口が四方にあり、中には椅子がぐるっと設置されていて中から外の景色が見られるようになっていました。
椅子に座って外を見てみると、絵画のように切り取られた美しい景色が見えました。
なんて綺麗なの〜。
こちらもずっと見ていられる景色。
この景色を見ていると、人生に思いを馳せたくなるような…。
「思索空間」と呼ぶにふさわしい場所という感じがしました。
思索空間を出て、先程20分ほど座っていた場所から見えていたベンチへ。
こちらにも座って景色を眺めます。
どこに座っても景色が素晴らしすぎるんです…。
綺麗に色付いた紅葉。
見上げると、一面に紅葉のグラデーション。
下を見れば紅葉の絨毯。
なんて贅沢な景色、空間でしょう。
目の保養ってこのことですか?
このままずっとこの景色を見ていたいと思いましたが、もちろんそんなわけにはいかないので名残惜しさを感じつつ、出口へ向かうことに。
鈴木大拙館。
隅々まで手入れが行き届いていて、鈴木大拙を敬愛し、その思想を後世に残したいと思う方々の鈴木大拙への「尊敬の念」と「愛」を感じました。
また、訪れている方々が景色を見ながら自分と向き合っているように見えたのも印象的でした。
特に凄いと思ったのが、この「展示計画の方針」が実現できているというところです。
私たち夫婦も、上に書かれている様に「鈴木大拙と出会い、その思想を知り更に自ら考える」という一連の流れを完全に辿りましたもん。特に意識せずに。
「訪れた人がどう思考するのか」を設計できるなんてこの場所作った人すごすぎませんか…。
建物も、庭も、空間全体も全てが静かで美しくて。美しい建物と紅葉のコラボレーションも最高すぎました。
桜の時期や、新緑の季節にもぜひ訪れたいと思いました
鈴木大拙館、本当に本当に行ってよかったです。すっごく有意義な時間を過ごすことができました。
「葉っぱのフレディ」を夫とふたりで読んだあの時間はきっと忘れません。ふたりで並んで美しい景色を眺めたあの時間も。
素晴らしすぎる思い出をありがとうございます。
旅行の前にここに行きたい!と思った私、グッジョブ!!!
さてさてようやく鈴木大拙館を出た私たち。
(2時間ぐらい滞在してました〜。)
ぐるっと周りを歩いてみたら裏手に行ける階段を見つけたので登ってみると、とっても素敵な道が!
紅葉の道です〜
歩くとサクサクッと音がしました
この素敵な道を通り抜けて。
予想外に急に出てきたでっかい門を通って。
なんと文化財でした!
(こんな素敵な門が急に現れるとか、さすが金沢!)
お昼ごはんを求めてお店を探しつつ駐車場方面へ歩いて戻ることに。お腹ぺこぺこー!
これにて鈴木大拙館の振り返りは終わりです。
まだ金沢旅行記は終わらないけど!
読んでくださった方、ありがとうございます
金沢旅行記⑧へつづく。
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