京都大学の後は…京都を満喫 | ★レックリングハウゼン病と共に歩む事★生きやすい世の中へ…1男5女のママブログ

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レックリングハウゼン病の方々が「夢や思いを実現し誇りをもって生きていける社会」生きやすい世の中に、 思いは必ず現実になる。

日本レックリングハウゼン病学会 大河原和泉

京都大学医学部の講義の後は…

全力で京都を楽しみましたぁ〜
ここまで来てとんぼ返りなんて…
絶対にイヤっ‼️‼️‼️

清水寺や金閣寺、伏見稲荷、嵐山など2日で周れるだけ観光した照れ






三和建設 森本社長にご紹介いただいたお店で鴨鍋とおばんざいコースを堪能🩷
翌日は湯葉のコース料理を堪能しました^ - ^




和菓子の名店でわらび餅と季節限定の夏蜜柑ゼリーなど京都のスイーツも堪能^ - ^





これが本当に絶品で1つ1650円と中々のお値段だったが…お土産に2つ買って帰りました🩷
帰りの新幹線の中までも京都のお土産を堪能🩷




今回の講義、自分自身の学びにもなり経験にもなったが本当に楽しみながら話すことができた
ただ一方通行で話すだけの登壇スタイルではなくグループディスカッションや質問など一緒に講義を進めて行く
そんなスタイルが楽しめた理由だなぁと^ - ^

実は…
突然、京都大学からホームページに依頼があった時は驚きました。
以前、お世話になる瀬戸先生からの依頼で大阪公立大学での新入学講義をやらせていただいたことはありましたが
全く知り合いを通さずに話が来た事に驚き

引き受ける事には全く迷いも悩みも無かったのですが
何を話せば良いのか?
ここには少し悩みました😓

正直、努力も継続も私なんかより長けた子達です
そんな一握りの子達が集まる京都大学医学部…(°▽°)
レックリングハウゼン病に関しても優勢遺伝疾患の中では最も有名な疾患だけに四年生となれば既に習っていて知識もあります。

京都大学の先生からは
『彼らはまだ患者さんと関わった事がありません。患者は症例ではなく人なのだという事を大切に思える事が必要だ』
とのこと

それを聞いてなんとなく
疾患そのものより、そこから起こる生きにくさを話そうとは思いました
でもそれだけでは私の脳みそは満足できず…もうワンステップ高いところを目指したいと思ってしまう

講義までの2か月間、色んな先生に会うたびにアドバイスを聞いてみた…

驚く事に、どの先生に聞いても皆んな爆笑するのだ🤣🤣🤣
こっちはアドバイスを求めているのに😓😓😓

『最高だね!』
『いやぁそのままで大丈夫だよ!』
『大河原さんらしさをそのまま話せば良いんだよ』

どの先生も同じ事を言う…
かなり迷走した…

佐谷先生にも『何かアドバイスありませんか?』と同じ事を聞くとやはり大爆笑😅

『凄いねぇ🤣京都大学の先生もかなりのチャレンジャーだよ!頭の硬い学生に爆弾投下するんだから最高だよ!貴方はそのままで大丈夫!それが未来の医師の学ぶ事だから!』

みたいな事を言われた…

私…『あの…どの先生も同じような事を言うんですよ…私…中卒ですよ…
私なんかより学生の方が努力も継続も長けてる。もっと具体的なアドバイス無いんですか?』

『あのね、物事を具現化するのに必要なのはなんだと思う?』

私…『人脈というか…人とお金ですかね…』

『そう!コミュニケーションとお金だと僕は思うのよ、君はねそこに恐ろしく長けてる。僕は君を馬鹿だと思った事は一度も無いのよ、君は5教科が嫌いだっただけでしょ?』

私…『はい…( ̄∇ ̄)おっしゃる通り大嫌いでした…』

『僕たち医者は5教科を頑張ったタイプなのよ。それが君には向いて無かっただけの話で君を馬鹿だと思った事は一度も無い。この時代に生まれたって事は沢山の事が出来る、でも柔軟な考え方が足りなかったりする、君のぶっ飛んだ思考は学生にとって良い学びになると思うよ』

私…『いや…佐谷先生…、、、依頼してきた京都大学の先生は私がぶっ飛んでいると知らないかもしれないじゃないですか!遺伝疾患の中で最も有名なレックリングハウゼン病、そしてその患者会の代表だからの依頼で私がぶっ飛んでいるから来た依頼では無いのでは?』

『それは大丈夫!医者はねリサーチする事には長けてる!必ず君を調べた上で依頼してる。だから君がどういう事をやってきたか、どういう考えの持ち主か、ぶっ飛んでいることもわかって依頼してるから!』

私…『本当ですね⁉️絶対ですか⁉️』

『間違いない!』

こんな会話で吹っ切れた🤣
相手は京都大学の医学生ということで
なんとなく繕った話を考えていたのが間違い🤣🤣🤣
このままで良いのだと思ったら気が楽になった🤣🤣🤣

ぶっ飛んだ思考で私はこんな事をやって変えてきた!
そんな話では無く

ぶっ飛んだ思考を信じてくれた医師がいた
その可能性を信じた医師がいた事で沢山の人と出会い沢山の事を成し遂げたということ
そしてまた私も医師の可能性を信じている。
医師が診察という枠を超え患者をサポートしてくれること
患者も患者という枠を超え変化して行くということ
お互いがお互いの固定概念から可能性を狭めなければ沢山の事が成し遂げられる
時に固定概念ほど邪魔なものはない
医師はこういうものだ
患者はこういうものだ
そんなもの邪魔でしかないのだ

1つの目的を持った仲間なのだから
相乗効果を生み出せないわけがないのだ

話す事が固まり始めた時
事務局からの連絡が来た
外部講師の書類

経歴書やら交通費やら…
これがまた高卒以上の記載しかなく
高卒から何年経過などの記載もあり
『無し』『0』などなど🤣🤣🤣

書類のフォーマットを見る限り規格外というか想定外の経歴だろう(笑)

そのメールの中に講義名が記載されていた
それまで自分が登壇する講義名を知らなかったのもどうかと思うが…(笑)
『遺伝医学・医の論理』
ここでまた一瞬…迷走する
遺伝医学・医の論理❓
本当にぶっ飛んでも良いのか⁉️

医の論理と調べると医師にとって大切な事というか守らなければいけない事が出てきた

ま…いっか…🤣🤣🤣
気張らず私らしく話せた事
先生達に感謝です。

しかしながら思う事は
確かに私はぶっ飛んでいるかもしれない
でも…私を助けてくれる先生も皆んな絶対に私と同じぐらいぶっ飛んでいる
そう思うのは私だけだろうか❓

そうでなければ私を信じようとはしないだろう🤣🤣🤣