地獄=こころ=極楽
ウォーキングの歩くコースをいつも変え
ていると、お寺の門前にある掲示板に
目が留まり、つい読んでしまいます。
そこに書かれた文言は、住職の考え
が色濃く表れたもので、仏教の言葉
を引用したり、時代に合ったものを
ほかの文献から引用したりしたもの
だと思われます。
そんな掲示板に書かれた言葉を、
私は「ありがたい言葉」として紹介
させていただいています。
一つ目の「ありがたい言葉」は、
「地獄とは
楽を求めて 苦しむ世界
極楽とは
苦を転じて 楽しむ世界」
地獄も天国もわからないですが、いろ
んなことわざや、お話で聞いてきたもの
です。それが道徳であったり、先生や、
人生の先輩から教えられたこともあり
ます。
ようは地獄も極楽も心の持ちようで、
楽だけを求めていては、だめですよ、
といわれている言葉だと理解しました。
地獄=こころ=極楽・・・・かな?
二つ目の「ありがたい言葉」は、
「仏教でいわれる智慧というものは
頭がいいという事ではない
事実を事実として
生きていける力であり
勇気なのです」
自分の、知識がないことを知ること
から始まり、ありのままに見ることに
力点を置くことが大切ですよ、と言わ
れている言葉だと思いました。
また生活の中で生き生きと生きる事
そのものが、生活の知恵であり、
智慧なのかもしれないと思いました。