紫陽花の句 | 翠香書道ブログ〜季節の移り変わりとともに〜

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いつもなんだか運がいい。
なぜか素敵なご縁がある。

自分の感覚を大切にすると
流れに乗ることができます。

ふと心が動いたこと、心身の整え方、何げない日常などを書と共に記録しています。

皆様に小さな幸せが届きますように。


漢字かな交じり書

松尾芭蕉の句をデザイン書にしました。

『紫陽花や帷子(かたびら)時の薄浅黄』


夏服の帷子を着始める頃、紫陽花も同じような

薄い浅黄色となって季節を感じる という意味

先日、奈良の長谷寺と名古屋の鶴舞公園を訪れ

ブログ記事にしました。

どちらも紫陽花が色とりどりに咲いて美しく、

思わずうっとり見惚れてしまいました。

それでふと紫陽花の句を書こうと思い立ち、

芭蕉の句を選んだ次第です。

夏の麻製着物とかけた「浅黄色」という表現が

なんとも粋だと感じました。


ちなみにnoteにも書を投稿しているのですが

最近とても居心地がよく、安心感があります。

毎回色々な方が感想やコメントをくださり

気軽にポチッと応援いただき素直に嬉しい。

ありがとうございます。

これからも、書で心の琴線に触れる言葉を

私なりにお伝えしていけたらと思います。

神戸「市民の花」でもある紫陽花


余談ですが昔(30年前)社会人になった初任給で

両親へ紫陽花の鉢植えをプレゼントしました。

それが実家の庭に地植えされて根をはり今も

きれいに咲いています。