京都旅②大山崎山荘美術館 | 翠香書道ブログ〜季節の移り変わりとともに〜

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いつもなんだか運がいい。
なぜか素敵なご縁がある。

自分の感覚を大切にすると
流れに乗ることができます。

ふと心が動いたこと、心身の整え方、何げない日常などを書と共に記録しています。

皆様に小さな幸せが届きますように。

中国詩集「詩経」より

『鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)』行草書

万物が自然の本来あるがままに従って自由に

楽しんでいることのたとえ。

(人それぞれ自分の能力を生かし好きなことをし

適所を得る)

旅の2日目に立ち寄った『大山崎山荘美術館』

阪急の大山崎駅、または

JR山崎駅前から送迎バスがあるので行き帰りと

利用しました。坂道を歩くこともできますが

天王山中腹に位置します。

関西の実業家であった加賀正太郎が自ら設計に

携わり、自身の美意識を詰め込んだ元別荘

『大山崎山荘』


加賀と交流のあったアサヒビール初代社長

山本爲三郎に託し、現在では『アサヒグループ

大山崎山荘美術館』となっています。

念願の庭園とコレクションを拝見

2階ベランダからの眺め

どこを切り取っても見事なお庭

屋根のついた日陰エリアもありました。

高台なので市街地が眼下に見えます。

カキツバタが綺麗に咲いていました。


新緑に心地よい水の流れる音

本館はもちろん、蘭の花版画展示(注※)

建築家 安藤忠雄氏が設計した地下展示室

モネの『睡蓮』などじっくり鑑賞しました。

※加賀正太郎没後70年ニッカウヰスキー90周年記念『蘭花譜と大山崎山荘』は5月12日(日)まで

風景と相まって何もかもが絵になるデザイン

建築内装外装、コレクション展示、庭園散策と

リラックスしながら見飽きない内容でした。


また違う季節に訪れたいと思います。