続きです。

最終日は

神戸北野異人館街」へ行こう。

 

 

あんまり時間がないということで

行きはJR三宮駅からタクシーで上がり

帰りは徒歩で下りました。

 

山の手、坂の上の異人館街
しばらくは平坦な道のり でしたが、目的地に近付くにつれ いよいよ坂道ゾーンです。

タクシーの運転手さんが じわじわ急になっていく道を すいすい と登っていってくれて

あっという間に到着OK

 

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いつぶりだ、ここに来たのは…。

あれは

阪神大震災が発生するより前

 

賑わってたし混んでて

入る前から疲れてしまい

有名な異人館・うろこの家を見る前に

退散した思い出が甦るキューン

 

 

その後、

神戸には進学や就職などで

縁はあったのに

異人館めぐりはしてなかったアセアセ

 

 
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この地には、かつて 300軒を超える異人館がありましたが、戦火や老朽化を経て、

現在は30数件。公開中なのは20数件になっているそうです。

無料で入れる館もあれば
有料の館もあり。
ホームーページ をチェックOK

 

 

時間もないし、建物の外観を見て雰囲気だけ楽しもうと思っていたけど、受付の人に相談したら、そんなに時間をとられずに見て回れそうだったので、せっかくなので、一度は中も見てみようということになりました。

 

 

一般の住宅に隣接した密集地でもあり

異人館の外観写真は距離をおかず
近い位置から撮ったので
建物の全容が伝わりにくいですが泣き笑い
どの建物も限られた土地を活かした設計で
個性溢れるデザインとなっていました。

 

 
異人館めぐりスタートびっくりマーク
 

 

明治後期に建てられた。

<坂の上の異人館>

中国領事館として利用された時期があり

貴重な家具や美術品、調度品など

東洋の風情漂うインテリアも魅力的です。

 

 

明治後期建築の木造2階建て

<北野外国人倶楽部>

(旧フリューガ邸)

建物内には2つの階段が設けられており

動線の設計が面白いのと

各部屋ごとのイメージが凝ってました。

テーブルコーディネートが豪華。

 

 

明治後期に建設された洋館

サンセン氏の自邸

<山手八番館>

まずは個性的な外観

そして

西洋と東洋の芸術が集う館でした。

 

ここの人気スポットラブラブ

願い事が叶うという

「サターンの椅子」

男女で座る椅子が違うのに

間違えた方に座ってしまい

仕切り直しの座り直しをしました(^◇^;)

 

玄関の内側から見える

ステンドグラスも美しかった。

 

 そして、

「うろこの家」です。

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外壁を覆う天然石のスレートが

魚の鱗のように張り巡らされた

美しい洋館です。

2つの塔が目印。

 

明治後期に外国人居留地に建てられ

大正に入ってから移築された。

って…ポーン

(こんな山の上の坂道のなか

移築するなんて、、、凄いアセアセ

 

国登録有形文化財

兵庫住宅百選の一つにも

指定されています。

 

異人館街にある どの館も

阪神大震災で大きな被害を受けましたが

修復・再建され復活しました。

 

特に、この「うろこの家」の報道は

印象に残っています。

 

30年以上前

引き返してしまい

見なかった場所

震災でその時にあった建物は壊れたけど

復興をとげた建物に巡り会え

こうやって眺めることが出来て

よかったです。

 

館内では絵画の名作が常設展示されており

展望ギャラリーからは

神戸の街が一望できます。

 

塔の椅子に腰掛けて

窓の向こう側に見える

隣の塔を眺めたニコニコ

手を振り合ったりしていたのかなぁ

なんて、思いを巡らせたりしながら。

「うろこの家」は

敷地に余裕があり

写真が撮りやすかったです。

そして「うろこの家」の前にある
小さな細い坂は
他所よりもさらに急でビビりましたが
大丈夫でした。
いろいろ思い出したキューン
 
そして、気になって立ち寄ったのが

コチラの建物下矢印

「展望塔の家」

「うろこの家」と双子のような雰囲気

濃い色の塔をもつ

ブルーと白の優雅な洋館ですが

現在は公開されていません。

 

旧リューク邸

北野の町の中で最も高い場所にあり

「展望塔の家」として

親しまれていました。

室内もブルーを基調にした

美しい洋館として人気だったそうです。

 

しかし

阪神大震災で大きな被害を受けてしまい

現在は公開されていません。

一見、外観は保たれているように見えますが

内装がダメージを受けているそうです。

 

入口に向かう階段。

受付らしきものが見えます。

切ない。

 

山の手4館を巡ってきましたが

この「展望塔の家」はすぐ近く。

というか、

タクシーを降りて

塔を見上げた瞬間は

うろこの家と間違えたぐらい

馴染んでる。

 

復興して公開できている建物と

まだ出来ないままの建物が

すごく近くで隣接している

そういうことを

まったく知らなかったことが

すごくショックでした。

ほんとに無知でした。

 

ここだけでなく

他にもそういう建物が残っている

現状。

持ち主がいろいろ

個人の所有だったりする場合もあるので

それぞれに事情があって

なかなか難しいようですね。

修復にもお金はかかるし。

 

復旧と復興

すべてを元通りにすることの

難しさ。

だけど、再び始まる今日もある。

ということを

改めて実感した。

ぐるぐる

思いを巡らせながら

坂をおりて

下の通りまで来ました。

 

お勤めしてた頃

この通りまでは来たことがあるぞ。

懐かしさと新鮮な気持ちニコニコ

 

坂道や通りを歩きながら眺めた

いろいろ。

 

私が行ったのは ほんの一部で

まだ行けてない館もある。

でも、今回はもう時間がなく悲しい

今度来た時は寄ってみたいです。

 

現在残っている異人館

外観からだけでも見て回りたい。

 

 

三宮まで戻る下り坂を歩きながら

ジャズを感じた。

生演奏が聞けるような
良きお店も見つけてるんですが
なんで、こちらにいた頃に
立ち寄れなかったんだろう泣き笑い
重ね重ね思いますね。
 

帰り道は あっという間です。

散策がてら戻ってこられました。

 

もう一回

「展望塔の家」を思い返して…。

良い方向に進んでほしいです。

 

お土産は「神戸紅茶」

この紅茶

美味しいので好きなんですニコニコ

 

長々と続いたタラー

2月の旅はこれにて

おしまいハート

読んでくださった方

ありがとうございましたお願い