旅日記の続き。

 

目指すは

神域

「天安河原宮」

 

太陽の神・天照皇大神が 天岩戸 と呼ばれる 洞窟 にお隠れになってしまう。すると世界は真っ暗になり、作物も実らず病が流行りだし混乱は おさまらない。

そこで、八百万(やおよろず)の神が

この河原に集まり神議された…。

と、伝えられる大洞窟です。

 

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高千穂の観光で検索すると、この天安河原の写真をUPしている方が多い。もし行けるのならば行ってみたいなと思っていた、憧れの地でもありました。

 

〈天岩戸神話〉

〈天安河原〉

 

天岩戸神社・西本宮から

徒歩で約10分

 

山中の道なき道を行くではなく

歩道は整えられております。

 

とはいえ

斜面や石段もありますので

やっぱり

足が治ってて よかった に尽きる

道中でごさいました。

 

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道なりに
川の方へおりていきます。
 
入口でガイドさんが木の杖を貸してくれた。それは まるで時代劇の水戸黄門を思い出すような、太い しっかりした杖。道中すれ違う人のなかには、あきらかに私より年配の方が杖無しでスタスタと歩いていくわけで、なのに水戸黄門な自分が気まずい泣き笑いだがしかし、行きは よいよい 帰りは なんとやら。特に帰り道は杖があるからこその ありがたみを実感しましたニコニコ二重丸やっぱり借りてよかったですOK
 
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岩戸川の流れが一つに交わる場所

パワースポット

と、言われています。

 

またしても短い動画

マイナスイオンをお届け。

 

 

神話を辿る道

川沿いを進んでいきます。

 

 

澄み切った透明感

ズームして撮ってみたが、

あんまり上手く撮れず(;_;)

 

生きている自然

激しく柔らかな流れ。

 

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もはや何を撮りたかったのか

分からない動画

その時々で景色の表情がかわり

撮ってみたものの、おさまりきれず

同じようなところばかり撮ってた。

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いよいよ見えてきました。

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八百万の神が集まって

神議されたという

この地に。

 

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神話の懐に入る。

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なんとも異空間

神秘的な空気が漂っています。

 

先に来ていた人達が出たあとは

たまたま

誰も いない時間だった。

 

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ふと見回すと

いたるところに

小石が積み上げられていました。

ここで石を積み上げると

願いが叶うという。

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私も石積みの祈願をやろうと思ったけど、近くでみると、地面の小石なのか?積み上げられた小石なのか?

区別がつかないほどの石だらけ。

 

もしも、すでに積み上げている石を間違って触って崩したら、他の人が積み上げた願いを壊してしまうような気がしてしまい、ここで願いの石を積みあげるのは やめました(前日に荒立神社で願いが叶う7つの音を さんざん打ってしまったのも頭によぎり、十分かなと。その時は思った。)だけど、今は やらなかったことを 後悔している。なんで遠慮しちゃったんだろう(笑)

 

空間全体の

神聖なオーラに圧倒されて

なんだか、

こだわることが

どうでもいい。

と、思えたのかも

その時は。

 

なにかが宿っているような。

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そのうち石が動きだしそう

なんて、思えるほどの気を。

ここに辿りつく道中から感じ

 

”もののけ姫”の世界を

思い出していた。

 

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洞窟の中から振り返った世界。

 

他の角度からも撮ればよかったけど

これだけ。

 

なんか、

ここにいると

無欲になってしまう。

不思議。

 

で、ここを出たあとに

元々、観光客が あまり来る場所ではなかったが、実はここで あるタレントさんが祈願をした。のちに彼は宮崎県知事に当選したそうで、それをテレビ番組で語って以来、ここに来る観光客が めちゃ増えたんです、という話を聞いて。まじかと。

 

だけど、

もう洞窟からは出てしまったので

引き返す気持ちにはなれなかった。

その時は。

 

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来た道を

また戻ってきました。

 

清められた。

気持ちのよい時間

参拝できて良かったです。