同級王者 グスタポエスパダス(メキシコ)
KO7R
同級8位 高田 次郎(横浜協栄)
日本ボクシング史上初の元旦興行!
ちなみにプロレスは5年後の猪木対ボック戦
関係ないか。
エスパダスは153cmの小柄ながらバンチを
ブンブン振り回す荒っぽいボクシング。
しかしパンチが速く素人的にはパンパンパン
パンパンと左右フックが5連発以上で
炸裂するイメージ。こんな連打史上最高!
ロペスも高田も触沢もこのオートマチック拳銃
に立ち尽くすのみ。
エスパダスは好きなボクサーでした。
結構エスパダスも打たれてるんだけど、やはりパンチの質が
違うのかねえ。パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
いやーよう手が出るわ
1977年4月23日
バンタム級ノンタイトル10回戦
WBC同級王者 カルロスサラテ(メキシコ)
KO4R
WBA同級王者 アルフォンソサモラ
(メキシコ)
この時代
オリバレスから始まるメキシコバンタム級王国
はチョーチョカスティーヨ、ラファエルエレナ、
ロドルフォマルチネスと移り遅咲きサラテが
王座に就く。WBAにはメキシカンボクサー
ピッタリのサモラが君臨しており、しかし同門
ということもあって対戦は考えられずいったい
どちらが強い?という興味もあった。
ところがサモラがマネージャー契約を解消。
対戦が可能となる。
サモラはここまで29戦全KO勝ち。一方サラテ
はオーソドックスなカウンターパンチャー。
ビッグプロモーターは中量級はスルーしていた
のか、統一戦を成し遂げる方はおらず
残念ながらノンタイトル戦となる。
試合は3ラウンドからサラテの的確なパンチが
決まり始めサモラダウン。4ラウンドダメージ
の残るサモラに容赦ないサラテの長いリーチ
からの左右が決まる。このラウンド2度目の
ダウンでタオル投入。
あっけなく決着がつきました。
Zボーイ対決!国内では小林弘西城戦に匹敵するビッグイベント。
でも徹底的につぶしてしまうんや。
マネージャー問題でいろいろ確執があったんでしょうな。
なんとなく当時サモラの方が好きだったので
結果には驚きました。
サモラは以降精彩を欠き次の防衛戦で敗戦。
荒っぽいボクシングで圧倒する韓国の洪秀換を
KOでバンタム級史上最年少で王座に就くと
エウセビオペドロサをも倒している。
なかなか魅力のあるボクサーでした。
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