場面は、野武士の襲来に備えて 村の外れにある3軒の家を潰す事を、“七人の侍”‥のリーダーである “勘兵衛(志村喬)”が村人達に告げる場面で、その潰されてしまう3軒の家に住む農民達が、
“他の奴らの家を守る為に、自分の家が犠牲になるのは納得出来ない❗”
‥と 今まで一緒に戦ってかきた仲間から離脱し、立ち去ろう‥とした時に “勘兵衛”‥が、腰の刀を抜き恫喝する時の台詞で、
“離れ家は3つ、部落の家は20、3軒の為に、20軒を危うくは出来ん❗”
またこの部落を踏みにじられて、離れ家の生きる道は無い❗
戦さとは そういうものだ❗”
“他人を守ってこそ、自分も守れる。
己の事ばかり考える奴は、己を滅ぼす奴だ❗”
‥という台詞です。
他の国の国家元首は、今回の “新型コロナウィルス”‥の蔓延について、
“戦争”
‥という強いワードを使い、国民に対して警告を発し、連帯を求めています。
それに対して日本の政府は、何だか危機感に欠けている様に感じてしまいます。
また今朝、
“政府が緊急事態宣言を1ヶ月伸ばす検討を始めた”
‥というニュースを聞いたのですが、それこそ、
“終息が何時になるか判らない”
‥様な事態である事の証明になりますので、国民の中にも “七人の侍”‥の “3軒離れ家の住人”‥の様に、ある意味
“犠牲を払わなければならない”
‥立場の人も出てきてしまう‥事でしょう?
でも、“七人の侍”‥では、多大な犠牲を払いながらも、野武士を退治する事が出来ましたし、村が一致団結する事によって、3軒の離れ家の住人も救われる事になります。
ですから、今は全ての国民が一致団結し、犠牲を最小限にとどめる様に努力、我慢をする事が必要な時で、
“他人を守ってこそ、己も守れる”
‥という事を頭において、この難局に対峙しなければならない‥と思うのです❗
何故なら、これは “戦さ”‥であり、“勘兵衛”‥が言っている様に、
“戦さとは そういうものだ”
‥だからです❗
“映画”‥はフィクションなものですが、そこから学ぶ事も多い‥と ふーにゃんは思っています。