(2021年・日本)
〈ジャンル〉ミステリー/ドラマ
★★★☆☆
・全く無関係な同じ名前の3人の子供と、その家族を描く。
・不都合な事実と向き合う大切さ。
・それぞれの家族に不穏な空気が漂い始める緊迫感。
(オススメ値の基準)
★1つ…一度は見たい
★2つ…良作だと思う
★3つ…ぜひ人にオススメしたい
★4つ…かなりオススメ!
★5つ…人生の一本、殿堂入り
〜オススメ対象外は月毎の「ざっと書き」にて紹介
〈〈以下、ネタバレ注意!!〉〉
《あらすじ》
『息子を何度も叩きつけて叱る母親。壁に押しつけられた男の子は当たりどころが悪く、そのまま崩れ落ちてしまった……。時は遡り、同じ「石橋ユウ」という名前の3人の男の子とその母親がいた。石橋優の母・あすみは静岡に引っ越し、夫の実家の隣に家を建てて暮らしていた。優は成績も良くて親の言いつけも守る良い子だった。義理の母・雪絵とはお互いに干渉し合わないことを約束しており、雪絵の方から適度な距離を保ってくれていた。そんな中、優がクラスのいじめに関わっている疑いが浮上する。神奈川県に住むフリーライターの石橋留美子は長男・悠宇と次男、カメラマンの夫・豊と暮らしていた。家事や育児に非協力的な豊だが、留美子は次第に仕事を増やそうと考えていた。豊は浮気もしていたが、経済的に必要だから咎めることもしなかった。そんな中、豊が仕事を失ってしまい歯車が狂いだす。大阪に住むシングルマザーの石橋加奈は息子・勇と二人暮らし。朝も夜も身を粉にして働き続ける加奈。正直、とうに限界は来ていたが借金返済のために奮闘し続けており、もうすぐ完済が迫っていた。母親の苦労を知って気を遣っている勇。そんな中、加奈は働き先のリストラ対象になってしまう。』
〜息子を殺したのは、私ですかーー?〜
《監督》瀬々敬久
(「64-ロクヨン- 前編/後編」「8年後の花嫁 奇跡の実話」「糸」)
《脚本》小川智子
(「イノセントワールド」「火星のカノン」「最低。」)
《出演》菅野美穂、高畑充希、尾野真千子、柴崎楓雅、外川燎、阿久津慶人、和田聰宏、大東駿介、山口紗弥加、大島優子、渡辺真起子、菅田俊、烏丸せつこ、ほか