学校の体育館は電源を入れてもなかなか点かなかった覚えがります。でも、だんだん明るくなってきますよね。あれが水銀灯で、通常の裸電球ではないのです。
その水銀灯もそろそろなくなってしまいます。平成25年の「水銀に関する水俣条約」で、製造禁止になるのが2020年だそうです。
これから先はLEDということになるのでしょう。なんとなく、だんだん明るくなっていく水銀灯が懐かしくもあり、消した直後はすぐに点かないのがもどかしくもありで、また一つ昔のものがなくなっていくことに淋しさもありますよね。
でも、水銀は劇物指定で、大気中に蒸発するので、大気汚染になってしまいます。これから先はこういったものがどんどん規制されていくのでしょう。長い将来、地球という環境で人類が生存していくために、問題のあるものはなくしていく方がいいのでしょうね。
ここで問題になるのは、蛍光灯や蛍光ランプといったものです。これらにも水銀が使われているのです。細長い蛍光灯や和室に使用されることの多い円形の蛍光灯、ソフトクリームみたいな形の蛍光ランプなどがそうです。
「ご家庭の蛍光灯なども、水銀に関する水俣条約で製造禁止になり、調達できなくなりますから、LEDに変更しませんか?」といった業者が現れるかも知れません。
ですが、こういう家庭で使用される蛍光灯は、ほとんど水銀の使用条件をクリアしているので、そのまま使用できるようです。LEDに変更を進める業者は、はっきり言ってぼったくりするんでしょうね。
こういった条約の便乗ぼったくり業者にご注意を!
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