マインドフルネス瞑想は、
いつでもどこでも実践できる簡単なものから、
時間の経過とともに、心や身体の反応を見るものまで、
様々な方法が広まっています。
いずれにしても、
今、この瞬間、心や身体で感じていることに
100% 意識を向けて、
考え事が沸いてきたら、
沸いてきたことに、ただ「気づき」、
脇に置いて、
再び目の前のやるべきことに意識を向けます。
家事や仕事といった、目の前のタスクを、
しっかりと意識的にこなすことが難しければ、
少し目を閉じて、
《呼吸の様子》を観察してきましょう。
目安は、
1日10分(できれば20分)。
忙しければ、3分でも一呼吸でもいいので、
毎日実践し続けることが大切です。
8週間続けることで、習慣化でき、
脳の働きが変化することも証明されています。
ぜひ短い時間でもいいので、
毎日実践し、習慣化しましょう。
■1.姿勢
楽な姿勢で座ります。
あぐら か 安楽座(片方の足先をもう片方の足へ乗せる(写真参考))
がオススメです。
猫背や反り腰にならないよう、
骨盤はまっすぐに起こしておきましょう。
背筋はスラリと伸びていて、
首や肩はリラックスしています。
姿勢が整ったら、軽く目を閉じます。
■2.呼吸
鼻先を出入りする
少し冷たい 吸う息
と
少し温かい 吐く息
を観察します。
無理に呼吸を深めようとせずに、
ただ、呼吸の流れを観察します。
■3.雑念が湧いたら
途中で雑念が湧いたら、
目の前に小川が流れていて、
上流から、雑念が乗った木の葉が流れてくる様子を
イメージします。
その木の葉が、川の流れに乗って、
下流へ流れていく様子をイメージし、
雑念が通り過ぎていく様子を見届け、
また呼吸に意識を戻します。
■4.再び呼吸を観察する
再び、
鼻先で繰り返されている呼吸の様子、
または、
お腹の膨らみ、縮みを観察します。
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マインドフルネス瞑想は、とてもシンプルな作業です。
この作業に対し、
「飽きてきたな。動きたくなってきた」
「もっと集中しなくては!もっと無にならなくては!」
などと考え事が湧くようであれば、
興奮状態(交感神経優位の状態)と言えるかもしれません。
そんな時、やるべきことは2つ。
・呼吸をただ観察する
・雑念を認めて、手放す
だけです。
心や身体が「もっともっと」と求める時ほど、
やるべきタスクを減らし、
シンプルな動作で思考を沈めていきましょう。