いつか人に与えられる日を夢見ているが、結局のところもらってばかりなのだ。
先日のブログを書いてから、偶然Facebookにあがってきた記事のせいで、色んなことを思い返した。
大親友はいつも節目には東京に来てくれた。ドイツに行く前にも最後に会いにきてくれたし、日本に帰って来た時だって躊躇せず会いにきてくれた。僕も友人に会いに行くこともあったが、行った先では運転し、旅行につれってってくれ世話してくれたのは友人。そして、昨年の年末にはついにベルリンまで。
あぁぁぁぁぁしかしその週末はレッスンなのだよ。と思っていたところに先生から連絡。
一週間予定変更します、とな。
行けない理由がなくなった僕は、すぐに飛行機を調べ、残席1席を見て迷わず予約。
というわけで、友人の晴れ舞台を見るために弾丸で日本へ帰ってきました。
幸せな笑顔をたくさん見て、久々に同級生に再会して、感動する御家族の方々を見て、心から祝福したし心から僕もまた幸せをもらいました。
結婚式前日も、式当日も、式翌日も新郎新婦と一緒というただの邪魔者疑惑はあるにせよ笑、友人の幸せは心から僕の幸せです。本当におめでとう！
便利な世の中になったもので、友人の頑張りを自分の部屋にいながら応援する事が出来る時代にもなった。
死ぬ気で舞台に立つ人の気持ちは計り知れない。
似たような経験を自分もしたとしても、いや、してるからこそ、
僕は共感したとは言いづらいものなのかもしれない。
それはとてもパーソナルな感情に違いないから。
ただただ画面の前に座って祈りながら応援し、応援し、応援し、感動する。
体も心も震えるのだ。自分が弾く時より何倍も。
そして、その姿に心からの勇気をもらう。
いつでももらってばかりだ。
自分もみなと同じようにどこまで追求できるだろうか。潜る事が出来るだろうか。
どこまで自分の中の感情と向き合い続けられるだろうか。
時に眠れない日々は、もう始まっている。