「いいよねー
息子が缶の蓋開けにきてくれるなんて。
うちなんて、アメリカだもんね。」
つい
缶切りで義母に呼ばれた話を
母にしたら
拗ねられました。
言っちゃいけない
案件だった。
母も缶切りに
困ってないか
聞いてみたかっただけなのに。
母曰く
ほとんどの缶は
プルトップだから
大丈夫。
プルトップが開かない時は
スプーンを使ってるらしい。
日本の缶詰
素晴らしい。
「でもね
明治のおいしい牛乳に
困ってる。」
新しい容器になってから
蓋がキャップになって
それがどうも
かたいらしい。
使いやすいキャップに
したはずなのに
高齢者の母には
使いづらくなった。
それでも
おいしい牛乳をやめる気はない
頑固者の母。
よし
Amazonでキャップオープナーを
贈ろう。
ペットボトルの
キャップオープナーで
大きさは合う?
それより
こんなに開けにくいのは
母だけ?
ググってみると
困ってる人多数。
そして
そんな人のために
明治のカスタマーサービスが
一家庭に一個
キャップオープナーを
送ってくれる
という記事を見つけた。
本当?
そんなサービスあるの?
早速
カスタマーサービスに
メールをしてみると
すぐに丁寧な返事をいただいた。
お詫びとともに
母にキャップオープナーを
送ってくれるという。
まさかの展開。
こんな解決法があるなんて
明治おいしい牛乳
ありがとう。
クレジットカードの延滞料や
映画のタダ券
交渉次第で
なんでもありの
アメリカのカスタマーサービス。
感情に訴えたり
相手の裁量で
なんとかなるのは
アメリカの
数少ないいいところ。
日本では
なかなか感情に訴えても
ルール通りの対応で
冷たいと思うこともあるけれど
こんなふうに
必要なサービスが
きっちり決まっていて
すぐ対応してくれるのは
日本の素晴らしいところ。
母に早く伝えたいけど
突然届いて
びっくりさせたい気もする
どうしようか
考え中です。
日本在住ならば
当たり前情報かもしれませんが
どなたかの役に立てばと思い
記事にしました。
母を羨ましがらせた、缶を開けに義実家に行った話。
映画館のマネージャーに、映画のタダ券をもらった息子の話。
感情に訴えて、カスタマーサービスに延滞料をまけてもらった話。