このメロディーリング型に懲りず、買ってしまうものは、まだまだあります。
プチフール型です。
写真じゃわかりませんが、極小サイズです。
丸い型で、直径4cmなので、本当に一口サイズです。
アンティークのお店で見つけ、何も考えず衝動買いをしてしまいました。
かなり古いものなのか、錆びついたものも一緒に売られていたので、錆びついたものだけ捨てました。
きらきらの新品じゃないところも、味があります。
小さいのに持ってみると重さを感じて、火の通りも良さそうです。
普通サイズのミニチュア版の大きさなのに、とても精巧なデザインです。
小さくて、バターを塗る作業や、型にパイ生地をしく作業は、ちょっと手間がかかりそうですが、綺麗な形に焼けそうです。
もう、手に入れて何年になるかわからないくらい経ってしまいましたが、まだ使ったことがありません。
実用性でなく、好きだけで買ったものが、キッチン道具の半分を占めているような気がします。
アメリカ人の友人のキッチンは、ヴィンテージの古い銅でできた型で、素敵にディスプレイされています。
いつか、そんなキッチンにしたいと憧れながら、飾れる型を探してましたが、実際買ったのは、この小さな型でした。
欲しかった型ではないのに、手にしたら戻せませんでした。
このプチフール型、最初は、メイソンジャーに入れて、鑑賞してました。
今は、観賞用引き出しに入れてあります。
この引き出しは、このプチフール型のように、実用ではなく、ただ欲しくて買ってしまったものの棲家です。
実用性がない分、なくても全然困らないものなので、引き出しにしまわれていても、なんの支障もありません。
小さいものが好きなので、豆皿や箸置き、小さな型のようなものが、一つの引き出しに収まっています。
他の引き出しを開けるときに、ついでに開けて、「あー、しあわせ!」と、自己満足に浸ってます。
この型でアーモンドクリームとフルーツのタルトを作り、クリスマスに買ってしまったビュッフェスタンドに並べたら、美味しそうと、妄想しています。
このおままごとのようなプチフール型、見ているだけでも満足ですが、今年こそ使ってみたいです。