クリスマスイブの夕食後、グリンチの映画を見てのんびりしていると、キッチンの天井からすごい音が。

 

とっさに、隕石?それとも、誰かが屋根の上に飛び降りた!と思いました。

 

泥棒?

 

クリスマスイブのこの時間に?

 

サンタが来るまでには、まだ、数時間あります。

 

テレビを消して、耳を澄ませても、何も聞こえません。

 

もちろん、怖くて外にも行けません。

 

キッチンの窓から、フラッシュライトで、恐る恐る覗いてみると、庭に転がっていたのは、なんと煙突キャップでした。

 

以前、煙突の中に、鳥が巣を作ってしまい、巣立つ日まで毎朝、鳥の鳴き声に悩まされました。

 

遠くで聞くと、かわいい小鳥のさえずりですが、毎日毎日、朝早くから、煙突でエコーが効いた鳴き声を聞くのは、もう懲り懲りです。

 

鳥が出て行ってから、煙突の中の巣を取り払い、また鳥が入れないように、蓋をつけました。

 

それが、煙突キャップです。

 

50cm四方くらいの大きさで、かなり重いです。

 

上は屋根があり、側面は網状になっていて、鳥は入れないですが、煙は出て行く、便利なものです。

 

それを、煙突の上に被せるようにつけました。

 

その煙突キャップが外れて、屋根の上で弾み、庭に落ちたようです。

 

何があっても驚かないと思っていましたが、クリスマスイブに、煙突の蓋がとれるなんて、すごいタイミングです。

 

「サンタが入れないから、蓋を取ったんじゃない。」

 

サンタ犯人説で解決です。

 

昨日に引き続き、違った意味でのクリスマスミラクル、再びでした。

 

 

こんなサンタクロースたちなら、いつでも大歓迎です。