●子どもの発達は早いほうが良い!は大間違い!!
こんにちは、おうちでできないぐちゃぐちゃ遊びで創造力を育てる親子の造形あそび教室の会田です。
発達がはやい=良い
と思ってませんか?
なんとなく、発達が早いことが、学校の授業の先取り勉強のイメージを持っていて、さらに早ければ早いほど受験に有利!!
と思っている方が多いですね。
しかし、乳幼児の発達に関していれば、早いのは決して良いことではありません。
例えば、首が座ってくる生後3、4か月くらいの赤ちゃんから座れる椅子がありますね。
ねんねの赤ちゃんよりお座りしている方が、子どもが成長したように感じるかもしれません。
また、さらにお座りより、つかまり立ち、そして一人で歩けることが、早ければ早いほど良いと考えているママも多いです。
しかし、赤ちゃんはうつ伏せをして、ハイハイするということが非常に大切です。
大人がハイハイをしてみるとわかりますが、ハイハイより立って歩いた方がラクです。
そして立って歩くより、座っている方がラクですね。
ラクをしたがる(不快より快を選ぶ)というのは、動物の本能の1つなので、一度お座りを覚えるとなかなかハイハイをしません。
しかし、ハイハイは全身運動でもあり、実は手足を交互に出す「歩く」練習でもあるんです。
そして寝返りやずりばい、はいはいを通じて、子どもの体軸がしっかりしてきます。
この体軸がしっかりしないうちからお座りさせてしまうと、赤ちゃんは身体を反らせるなどしながらバランスをとるので、身体によくありません。
もう1度書きますよ。
身体によくありません!!!
子どもの発達の順番やスピードは意味があるもので、きちんと段階をふんでいくことが大切です。
そこを無視して、早い段階から、お座りをさせたり、歩かせたりするのは、子どもの将来の成長にとって望ましいものではありません。
子どもにとって本当に良いものを、親がサポートしてあげたいですね。
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