気持ちがわかる…ね。 | 「感謝」につながるために~

「感謝」につながるために~

毎日いろんなことがありますが、その先にあるものは「感謝」の想い。
子育てのこと、仕事のこと、家族のこと。そして世の中の「ちょっと、ちょっと!」的な出来事。
私の想い、心の叫び、ときおりグチグチ(笑)。お付き合いいただければ幸いです。

今日は長女の試合でした。


去年のこの試合は、

色々な思惑が重なり、サポート側になりました。


選手として戦えなかった悔しさを

当時、長女だけが味わいました。


だから


選手に選ばれなかった悔しさをわかっているからこそ、

今回サポート側になった部員の気持ちがよくわかるからこそ、


少しでも高みを目指して臨みました。


結果は、


見事な「惨敗」。


おそらく、

出場した部員の中で、

唯一…ダントツで不甲斐ない内容の試合だったと思います。



途中、動きがおかしくなり、

転倒を何度か。


竹刀を持つ手も、特に片手技が弱々しく、

当然、旗が挙がるような打突がなく、

お互い決め手がないまま延長戦。


「あ、あぶない!」とフラッとしたところに

相手の技が入りました。


ココ最近の長女にはない負け方でした。


試合終了後、

勝ち進む部員のサポートに回り、

気丈に振る舞っていた長女。




帰宅後、

長女は大粒の涙を流してました。


しばらく、気が済むまでそのままにしておきました。


落ち着いた頃に、会場に私と一緒に観戦に行っていた長男が、

試合内容、今後のこと等を話してくれました。


このアドバイスは、私にはできません。


試合開始直前に、

長女が何か辛そうな仕草をしていたのを

私は見ていました。


試合途中の転倒、

竹刀を上手く振れていないこと…。


これが少しひっかかっていました。


泣きながら話す長女


「体調を言い訳にしたくなかったので、

試合後もそのことは一切誰にも言わなかった。

体調が悪くたって、勝てる人は勝てるから。

でも、気持ちがとても辛かった。

それを隠してサポートするのがしんどかった」


コロナワクチンの3回目接種の副作用で、

不定期にめまい、頭痛が発症しており、

一時期学校生活に支障が出る程でした。


…この本人にもコントロールしがたい状況が

団体戦の時じゃなくてよかった。


それが幸い。


仮に…


周りが何を思おうと、

何を言われようと、


それもひっくるめて、


あとは、体調との付き合いも含めて、


やるしかない。


「剣道、続ける?」と私の問い。


「やるよ。もちろん。勝ちたいもん。」と長女。


それが即答できたのが救われました。


勉強も、成績も、剣道も…

部長も、やり切る!


「負けて感謝」。


…だそうです。


剣道は、時に自らに厳しい状況を課しますが、

それを受けとめ間違わなければ、

必ず今後の行いにつながります。


妹の試合をみて、


長男は

「子どもの試合を、祈りながら観戦する親の気持ちがわかるような気がする。毎回、毎試合、こんな気持ちだったんだね。当時は色々心配をかけました」

と。


今日の試合は不甲斐ない内容で、

たとえようのない悔しさばかりだったと思うけれど、

色々な意味で得たものが大きかったと感じます。


次に向けて、進むしかない。


そして、次女も試合でした。


最近、思春期真っ只中で手こずることが多い子ですが、

「全戦全勝だったよ!◯◯(技の名前)とか◯◯とかが結構決まってたんだよね〜」と珍しく自分から色々と報告してくれました。


「試合…はね、字のごとく普段稽古していることを『試す』『試し合う』ことだから、色々な技が出せた!っていう報告をしてもらえるのが一番嬉しい」と私。


そんな次女。

最近、彼女はおそらく高校では剣道を続けないような

気がしています。


きょうだいの中で、

一番剣道が上手く、一番負けず嫌い…で、

続ければもっと強くなると思うのですけれどね😅


なので、剣道の試合で一喜一憂するのもあとわずかだと思い、

一戦一戦をしっかり見届けていくつもりです。


それでも、今は…


母は、

私は…

頑張る子どもたちを応援することしかできないのです。

頑張る姿を祈ることしかできないのです。

困難にぶつかった時に、それを乗り越えていくヒントまでしか手を携えることしかできないのてす。


それでも…

何かが伝われば、

何かが届けば、

何かを乗り越えることができれば、

親としてまだ役に立つことがあると思います。


前に、前に、

がまん強く、粘り強くススメ!



★ワクチン接種後の副作用