私のX(旧Twitter)では先行して公開していますが…
10月19日終了時点のデータがまとまったので発表!
はじめにこの日の開催競馬場ごとの最長不倒から。
- 東京・・・382,240円(第5レース・藤原菜々花アナ)
- 京都・・・772,710円(第6レース・米田元気アナ)
- 新潟・・・8,396,420円(第3レース・山本直アナ)
直アナが高配当レースの量産のピッチを上げてきた感が見えてきた。ここ何回かの『独歩高』なムードが先行し後述するリーディング争いでの首位につながった可能性。この先の直アナが実況するレースに関しては『高値取組』という筋を考える必要があるのかもしれない。
ランキングに載らなかった東京後半実況の山本直也アナは第10レース『西湖特別』での191,290円が最長不倒と先物取引でいう『ひびが入る』ような消化不良に終始してしまったところか。
では、リーディング争いのほうは…
飛距離2部門で直アナが首位に立った。直アナは本塁打争いでも第3位タイに追いついた。
万馬券打率に関してはランキングに動きはなかった。
この日時点の順位算出対象アナの状況を整理すると…
- 万馬券打率は小林アナが首位。これを直也アナと直アナが追う。
- 飛距離は2部門とも直アナが首位。これを平均で直也アナと小林アナが追い、万馬券1打席あたりでは中野アナと直也アナが追う形。
- 本塁打は直也アナが引き続き首位を快走し唯一の2ケタ。追う第2位の三浦アナとの差は4本。それに続く第3位に4人が並ぶ大激戦。
続いてWIN5!
まずはこの日の単勝オッズの流れを見ると…
57.5倍→116.5倍→2.1倍→28.9倍→5.5倍
完全に『大波乱祭り』。直也アナが実況分を2ケタで飛ばすわ三浦アナは単勝万馬券を連れてくるわの大荒れ。結果的に562,521,610円という発売開始以来最高払戻金記録樹立という大記録となった。5億円を超えたこと自体2021年3月以来でありなかなかお目にかかれない結末でもあった。
それを受けたリーディング争いは…
2人の『大台超え』が誕生。直也アナは2位キープの形にはなったが3000万円を超え、小林アナはキャリーオーバーなしのノンファクターで2000万円を超えて第3位まで浮上した。
この結果をもとに、10月25日~26日における個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
10月25日(土)
東京1R~6R…小林雅巳アナ→打率も飛距離も割と好調。穴馬3頭から紙面の○に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
東京7R~12R(アルテミスステークスをはじめWIN5対象2レースを含む)…中野雷太アナ→打率がすこぶる弱いが飛距離は平均的。紙面の○▲と穴馬3頭を絡めた3連複BOXで。
京都1R~6R…大関隼アナ→打率は平均的だが飛距離がすこぶる弱い。紙面の◎から上位人気3頭に馬単1着流しで。マルチも可。
京都7R~12R(WIN5対象2レースを含む)…檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。紙面の▲から上位人気3頭に馬連ワイドで流して。
新潟1R~6R…山本直也アナ→打率も飛距離も好調。穴馬4頭から紙面の▲に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
新潟7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…米田元気アナ→打率も飛距離も平均的。紙面の○から穴馬4頭に馬単1着流しで。マルチも可。
10月26日(日)
東京1R~6R…藤原菜々花アナ→参考記録継続中につき割愛。11月中から戦術記述開始予定。
東京7R~12R(WIN5対象2レースを含む)…中野雷太アナ→打率がすこぶる弱いが飛距離は平均的。紙面の◎1頭軸に人気のない馬4頭に3連複で流して。
京都1R~6R…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。人気上位3頭と紙面の○を絡めた馬単BOXで。
京都7R~12R(菊花賞をはじめWIN5対象2レースを含む)…大関隼アナ→打率は平均的だが飛距離がすこぶる弱い。紙面の◎○の馬単マルチで置きに行く形で。
新潟1R~6R…米田元気アナ→打率も飛距離も平均的。紙面の▲と穴馬3頭を絡めた馬単BOXで。
新潟7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…山本直也アナ→打率も飛距離も好調。最低人気から紙面の▲△全馬に馬連ワイドで流して。
この土日に発売されるWIN5の個人の感想的戦術を書いてみる。
とりあえず各発売日の実況者と条件のチェックから!
10月25日(土)
東京10R・11R(アルテミスステークス)…中野雷太アナ
京都10R・11R…檜川彰人アナ
新潟11R…米田元気アナ
最下位に甘んじる中野アナ、第5位の檜川アナ、第4位でキャリーオーバー1回経験済みの米田アナの組み合わせ。条件の流れは、
- 3勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→リステッド→GⅢ
- 芝1400m→ダート1600m→芝2000m→芝1800m→芝1600m
- 定量戦→ハンデ戦→定量戦→別定戦→馬齢重量戦
東京10R・11R…中野雷太アナ
京都10R・11R(菊花賞)…大関隼アナ
新潟11R…山本直也アナ
2日連続になる最下位の中野アナ、第7位の大関アナ、第2位でキャリーオーバー1回経験の直也アナの組み合わせ。条件の流れは、
- 2勝クラス→オープン→リステッド→オープン→GⅠ
- 芝1800m→ダート1800m→芝直線1000m→ダート1400m→芝3000m
- 定量戦→ハンデ戦→ハンデ戦→別定戦→馬齢重量戦
【ここから土日共通】
紙面の印や前走パドック、調教内容などから狙う場合は『1週前から好時計を出しやすい馬の◎は確実に狙う』『夏場の発汗と冬毛が出た際の両方で着順を落としている馬の▲は消し優先』『ブリンカーかチークピーシーズを着用してから掲示板を外していない馬に△がついたら要注意』というように順張り逆張りを臨機応変に織り交ぜたような狙い方がキモになりそう。調教評価だけで3連複を確実に当てている記者・トラックマンの印上位はアテにしても良いのではないか。
なお、飛距離や打率のランキングに基づいた狙い方は、2日間ともキャリーオーバー効果の出ている実況アナが担当に含まれているため割愛する。
※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『開催日程』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。
まだ藤原アナに後半実況を任せられない事情もあるかもしれないがこの週は2日連続で中野アナがWIN5対象レースを実況するというレアかもしれない2日間に。何かこの秋のWIN5が『大波乱祭り』と化した以上中野アナの飛距離浮上がここであるのかが着眼点になるのは確実。それゆえに3連単ダービーのデータもかなり動きそうだが、藤原アナも実況数が積み上がってきたこともあり、11月中に参考記録を解除する方向で考えることにしたい。藤原アナも関西支社に移籍するかは未知数のところがあるが来年は後半実況を確実に任せられる可能性が高く、来年のデータづくりが楽しみになった部分はある。
また余談を書いておく…
レースアナウンサー養成講座の受講生から佐賀競馬の実況に登用された東原洋平アナウンサーが19日の佐賀オータムスプリントにて初の重賞競走実況デビューとなった。私のX(旧Twitter)にもちょこっと感想は書いたのだがまとめるとこんな感じであった。
- 平常心に徹した実況
- ゴール後の勝ち馬に『陣営の心意気』を織り交ぜていた印象
- 本馬場入場における山口勲騎手の登場に際し『ミスター・ほとんど・パーフェクト』と中島英峰アナをリスペクト・オマージュしてきた部分があった。













