マレーシアの電圧① ~プリンタが教えてくれたこと~ | ありきたり家族 の マレーシアライフ

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夫の赴任に伴い2017年からマレーシアのクアラルンプールで暮らしています。
「女子っぽい夫」と「男子っぽい妻」のありきたりな夫婦。
2019年に出産、育児奮闘中にてブログから遠ざかる日々...。

 

 

マレーシアの生活ネタです。

今回はマレーシアの電圧について。

 

シリーズ化しようと企んでいますが、

苦手分野で疲れるので続きはとびとびになるかと・・・笑

 

とりあえず、今日は1回目。

~プリンタが教えてくれたこと~です下矢印下矢印

 

 

 

 

先日、日本から持ってきたプリンタで印刷しようと

電源コードをコンセントにさしたところ・・・・

 

 

「ぷしゅーーーーーん・・・・」

 

 

と音が聞こえ、振り返ってみると

 

 

白煙がもくもくもく・・・曇り曇り曇り

 

 

近づいてみると

 

 

煙くっさーーーゲッソリゲッソリ

 

 

 

ここでようやく気付きます。

 

やっちまったな、と。

 

 

 

みなさん、おわかりでしょうか。

 

そうです。

 

 

日本のプリンタ(100V対応)に

マレーシアの電圧(220~240V)を

流してしまったのです・・・・。

 

 

がーん・・・笑い泣き

がーん・・・笑い泣き笑い泣き

がーん・・・笑い泣き笑い泣き

 

 

 

すぐにコンセントを抜き

変圧器を通して生存確認をしたのですが

 

もちろん息絶えてましたチーン

 

 

 

 

 

この分野は本当に苦手なので

渡航前はネットで調べていたつもりでしたし

 

知人が同様のことをして

日本の家電を壊してしまった

という前例も聞いていたので

 

けっこう注意していたつもりだったのですが。

 

 

なぜか、プリンタを

「アダプタがついている機器」

と思い込んでしまって

 

なーんの疑いもなく

ぶすっ

つなげてしまいました。

 

 

かわいそうな、プリンタ。

熱かったやろうに。

 

 

 

では、

こんなアホなことを繰り返さないために

おさらいをしときたいと思います。

 

 

1マレーシアの電圧は?

 

マレーシア:220~240V/周波数50Hz

日本:100V/周波数50~60Hz

 

 

ご存知と思いますが、

「プラグの形」と「電圧」は別物です。

 

マレーシアのプラグは

「BFタイプ」「Cタイプ」

 

プラグを

日本の「A」からマレーシアの「BF」に

変換しても

 

対応電圧が100Vという

日本で使っているテーブルタップは

マレーシアでは使えません。

 

 

 

2日本の家電(100V)をマレーシアで使うには?

 

変圧器が必要です。

 

電圧を下げる

「ダウントランス」という

機能が付いている変圧器。

 

 

マレーシアの

壁のコンセント(差込口)

(220~240V)

  ||

変圧器

(220~240Vを

100Vにさげるもの)

  ||

日本の家電製品

(100V対応)

 

のように、

変圧器で電圧を変えれば(下げれば)

日本の家電が使えるようになります。

 

 

様々な種類の変圧器が販売されていますので

店員さんやメーカーさんに確認してから

購入することをお勧めします。

 

 

また別の記事で

我が家が購入した変圧器を紹介したいと思います。

 

 

 

3事故の全貌

 

私の場合、こんな感じでやっちまいました。

 

 

マレーシアの

壁のコンセント(差込口)

(220~240V)

   ||

テーブルタップ

(inputの口がBFタイプ

outputの口がAタイプ、

100~240V対応)

   ||

日本のプリンタ

(100V対応)

 

⇒⇒ご臨終チーン

 

 

間にはさんだテーブルタップは

100~240V対応なので

 

マレーシアの電圧(220~240V)を

流してもオッケーラーウインクです。

 

 

でも、変圧の機能はないので

220~240Vの電圧をそのまま

出力してしまい、

 

日本のプリンタは100Vしか対応できないので

テーブルタップから出力された220~240Vには耐えられません。

 

対応不可の220~240Vの電圧が流れたことで

基盤が焼き焦げてしまったのです。

 

 

 

ちなみに、↓がそのテーブルタップです。

inputが「BFタイプ」、outputが「Aタイプ」。

 

延長コードとして

このテーブルタップを使ったのですが

それが裏目にでましたね・・・

 

変換プラグをつける必要があれば

「変圧器も必要」って気付けてたかもしれないのに。

 

 

 

4夫の反応

 

実は、このプリンタは夫からプレゼントされたものプレゼント

 

仕事柄、家で勉強することが多かったので

再就職祝いにとプレゼントしてくれました。

 

なので、

プリンタを壊してしまったこと以上に

思い出を壊してしまったことがショックでしたし

 

夫に打ち明けるには勇気がいりました。

 

 

事故当日の夜、帰宅した夫に

経緯を説明すると・・・

 

「でも、まぁ、zooちゃんが無事でよかったやん」

「奥様方、けっこうやっちゃう人多いらしいから、気にしないくていいよ」

優等生コメントキラキラキラキラ

 

 

ほっとしたのと、嬉しいのとで、

だんなさま~~~~デレデレデレデレラブラブ

となったのですが、

 

 

その直後、

「でも、このプリンタ、使いやすかったよな・・・」

「めっちゃ探して、気に入ったやつやったんやけどな」

「これ、まだ2年も使ってないよな・・・」

とぶつぶつ繰り返し、一気に興覚めニヤニヤ

 

 

そうよね、ショックよね。

ごめんなさいえーんえーんえーん

 

 

 

 

最後に・・・

 

テーブルタップは和製英語。

英語では「power strip」と言うそうです。

 

コンセントも和製英語。

英語ではアメリカでは「outlet」、イギリスでは「socket」。

 

マレーシア英語ではなんて言うんだろう??

 

 

 

次回の

「マレーシアの電圧②」

こちらからどうぞ →