マレーシアの生活ネタです。
今回はマレーシアの電圧について。
シリーズ化しようと企んでいますが、
苦手分野で疲れるので続きはとびとびになるかと・・・笑
とりあえず、今日は1回目。
~プリンタが教えてくれたこと~です
先日、日本から持ってきたプリンタで印刷しようと
電源コードをコンセントにさしたところ・・・・
「ぷしゅーーーーーん・・・・」
と音が聞こえ、振り返ってみると
白煙がもくもくもく・・・
近づいてみると
煙くっさーーー
ここでようやく気付きます。
やっちまったな、と。
みなさん、おわかりでしょうか。
そうです。
日本のプリンタ(100V対応)に
マレーシアの電圧(220~240V)を
流してしまったのです・・・・。
がーん・・・
がーん・・・
がーん・・・
すぐにコンセントを抜き
変圧器を通して生存確認をしたのですが
もちろん息絶えてました
この分野は本当に苦手なので
渡航前はネットで調べていたつもりでしたし
知人が同様のことをして
日本の家電を壊してしまった
という前例も聞いていたので
けっこう注意していたつもりだったのですが。
なぜか、プリンタを
「アダプタがついている機器」
と思い込んでしまって
なーんの疑いもなく
ぶすっと
つなげてしまいました。
かわいそうな、プリンタ。
熱かったやろうに。
では、
こんなアホなことを繰り返さないために
おさらいをしときたいと思います。
マレーシアの電圧は?
マレーシア:220~240V/周波数50Hz
日本:100V/周波数50~60Hz
ご存知と思いますが、
「プラグの形」と「電圧」は別物です。
マレーシアのプラグは
「BFタイプ」か「Cタイプ」。
プラグを
日本の「A」からマレーシアの「BF」に
変換しても
対応電圧が100Vという
日本で使っているテーブルタップは
マレーシアでは使えません。
日本の家電(100V)をマレーシアで使うには?
変圧器が必要です。
電圧を下げる
「ダウントランス」という
機能が付いている変圧器。
マレーシアの
壁のコンセント(差込口)
(220~240V)
||
変圧器
(220~240Vを
100Vにさげるもの)
||
日本の家電製品
(100V対応)
のように、
変圧器で電圧を変えれば(下げれば)
日本の家電が使えるようになります。
様々な種類の変圧器が販売されていますので
店員さんやメーカーさんに確認してから
購入することをお勧めします。
また別の記事で
我が家が購入した変圧器を紹介したいと思います。
事故の全貌
私の場合、こんな感じでやっちまいました。
マレーシアの
壁のコンセント(差込口)
(220~240V)
||
テーブルタップ
(inputの口がBFタイプ
outputの口がAタイプ、
100~240V対応)
||
日本のプリンタ
(100V対応)
⇒⇒ご臨終
間にはさんだテーブルタップは
100~240V対応なので
マレーシアの電圧(220~240V)を
流してもオッケーラーです。
でも、変圧の機能はないので
220~240Vの電圧をそのまま
出力してしまい、
日本のプリンタは100Vしか対応できないので
テーブルタップから出力された220~240Vには耐えられません。
対応不可の220~240Vの電圧が流れたことで
基盤が焼き焦げてしまったのです。
ちなみに、↓がそのテーブルタップです。
inputが「BFタイプ」、outputが「Aタイプ」。
延長コードとして
このテーブルタップを使ったのですが
それが裏目にでましたね・・・
変換プラグをつける必要があれば
「変圧器も必要」って気付けてたかもしれないのに。
夫の反応
実は、このプリンタは夫からプレゼントされたもの
仕事柄、家で勉強することが多かったので
再就職祝いにとプレゼントしてくれました。
なので、
プリンタを壊してしまったこと以上に
思い出を壊してしまったことがショックでしたし
夫に打ち明けるには勇気がいりました。
事故当日の夜、帰宅した夫に
経緯を説明すると・・・
「でも、まぁ、zooちゃんが無事でよかったやん」
「奥様方、けっこうやっちゃう人多いらしいから、気にしないくていいよ」
と優等生コメント
ほっとしたのと、嬉しいのとで、
だんなさま~~~~
となったのですが、
その直後、
「でも、このプリンタ、使いやすかったよな・・・」
「めっちゃ探して、気に入ったやつやったんやけどな」
「これ、まだ2年も使ってないよな・・・」
とぶつぶつ繰り返し、一気に興覚め
そうよね、ショックよね。
ごめんなさい
最後に・・・
テーブルタップは和製英語。
英語では「power strip」と言うそうです。
コンセントも和製英語。
英語ではアメリカでは「outlet」、イギリスでは「socket」。
マレーシア英語ではなんて言うんだろう??
次回の
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