不況以上に深刻な『消費構造危機』
H&Mに続き、原宿にforever21という外資のカジュアル衣料の店が進出し、
このGW随分な賑わいを見せていた。
そしてデフレ再来かと言われる通り、「お得な」買い物ができるお店は
この2社に限らず不況の最中にも関わらず業績をグングン伸ばしている。
ユニクロしかり、マックしかり、餃子の王将しかり…
先日WBSの特集で、こうした社会変化を面白い切り口で捉えていた。
それは「物欲の喪失」である。
大前氏もかねてより指摘している通り、
今の10代後半~20代前半の若者はモノへの執着がない
「ミニマムライフ世代」と言われている。
例えばファッションでも堅実で慎ましく、個性を出す事に重きを置いている。
番組でも、数百円のジーンズをリメイクし
「お洒落に」原宿を練り歩く20代前半の女の子が紹介されていた。
こうしたニーズの変化に合わせ、彼らをターゲットとしている百貨店の丸井も
100億円規模での店内改装を施したそうだ。
当然こうした主張はファッションだけに止まらず、
車も買わないし(と言うか関心がそもそもなく)、無駄な支出を嫌い貯蓄意欲が高い性向にある。
こうした「構造変化」の主な原因として、彼らの成長過程が
「日本がどん底の時期」にあたった事が指摘されている。
今の40代前半はいわゆる「ジュリアナ世代」であり顕示欲も旺盛。
また私の前後の世代は「就職氷河期」であり、フリーター派遣世代でもあるので彼ら程ではないにせよ
幼少期ながらもバブルを経験しているのも影響しているのか、
個人差はあるものの顕示欲を持つ人も多い。
※結果、フリーターがヴィトンを持つ、という不思議な?光景も日常的だ。
一人の仏教信者としては、
質素・倹約を旨とし、「足るを知る」という今の若者の生き方は評価できる。
私のように四六時中、スポーツカーやリゾート、ファイナンスの事を考える
「煩悩人」よりも原始的で幸せだ、という考え方もあろう。
ただ一個人としてはそれで済む話も、国全体として考えた時に経済大国日本としての影響は甚大だ。
世界が「資本主義」の論理でまわっており、そのエネルギーの源泉が「欲」である以上、
より高い「ストレッチゴール」に向けて自らを鼓舞し、成長意欲を持ち続けなければ
経済における生存競争に敗れる。
こうした構造変化における贈与税軽減の政策は理にかなうものだ。
もし本当に、より富を持つ世代(高齢者)から若年層に富を移し
彼らがお金を使うようになり、1500兆円ある「眠れる資産」が
少しでも動き出せば日本の将来も明るい。
だが流れを停滞させた時に待っているのは「経済死」である。
結局のところ、キャッシュはフロー(流れる)するものなのだから。
私のValue
私のValue
・自らを大切にすること
・自らを律すること
・信念とある種の確信
・鮮明なイメージ
・堂々たる振舞い
・自分自身と自分を信じる全ての方への責任
・集中orリラックス
新規にブログを立ち上げた関係で
更新が滞り気味ですが、何卒ご容赦ください。
責任を果たすということ
ウォール街の高額ボーナス支給に対する批判を
引き合いに出すまでもなく
我々は日常生活において、果たすべき責任を果たさない大人が
あまりにも多いことに気づく。
特に本来、高額所得を得る権利は責任の大きさと表裏のはずなのに
世界一流のMBA出でもこの単純な事実が理解できないらしい。
しかしこう考えれば
彼らの人生の景色も又見え方が変わるのではなかろうか?
つまり
「人生とは、果たすべき責任を増やしていく過程そのものなのだ」と。
本来、自分自身に期待するのは極めて健全だ。
それは自身の人生に対する責任を
全うしようとしている行動の表れと言える。
幸い、私も自身の能力に誰よりも期待している。
だが自分に期待しているのが自分だけ、と言うのもちょっとさびしい。
そこで人生に彩りを添えてくれるのが、家族であり友人だ。
自身を育ててくれる存在への感謝と彼らの期待に応えていく責任。
さて、ビジネスマンとして仕事を進めていく上で
もう一つ忘れてはならない存在がある。
それは「お客さん」
お客さんに対して果たすべき責任を背負うことで
それはより一層大きな期待となって跳ね返ってくる。
日々それは私自身が実感している。
こうした「果たすべき責任を増やしていく過程」によって
当初、自己満足のためだけだった人生から
育ててくれた親や大切な友人、恋人、新しい家族、
そして仕事で出会った大切なお客さん、
全てを巻き込んだカラフルな人生にシフトチェンジできる。
そして恐らくその方が、はるかに意義深く幸せな人生となろう。
だから、私は「責任が増えていくプロセス」を
最近は楽しむ事にしている。
もう一つ幸せの種が増えた!とばかりに。
そしてこの手の話は詰まるところ、
誰を向いて仕事をしているか?に行きつく。
自身の果たすべき責任を全うするためにもお客さんの方を向いて、
いつも仕事ができるビジネスパーソンであり続けたいと思うし、
そうできる人間が意外に少ないという事実は
それ自体が価値であり幸せを手にする切符なのだろう。
お金を拝むあまりにも多くの人々に、単純なこの事実を伝えたい。
責任を果たせない人生に、本物の幸せはないのだと。
お金の存在自体がこの単純な事実を覆い隠すが…苦笑
