#079 金型について(1) 『モールド』 | タカヒロのブログ

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50代後半からプラモに再燃したルーペ必須な初心者モデラーが試行錯誤するさまを赤裸々に記して行きたいと思います。

皆さん、ご無沙汰しております。

 

9月末に引っ越しをしてから2か月以上が経ってしまいました。

荷物が過剰に多かったので、未だにプラモ製作環境が整っておらず、制作途中の作品も全く手つかず状態です。

このブログも全く更新が出来ていない訳ですが、それでもアクセス解析を見てみると1週間で200以上のアクセスがあるだけでなく、『いいね』まで付けて頂いて本当に申し訳無い気持ちでいっぱいです。

 

という事で、少しは恩返しをしたいという事から、今回は少し金型の事について書いてみたいと思います。

といっても、私は製造のプロでも金型のプロでもありませんので、私なりに調べて感じた事を書いていきたいと思います。

 

まず、なぜ金型の話か?というと、プラモデルって殆どが射出成型によって作られているので、その時に必要なのが金型だからです。

という事で、プラモデルを考える時に少しは金型の事も考えてみたら面白いかも?という安易な考えからでした。

 

その1回目として、凸モールドと凹モールドについて考えてみたいと思います。

 

凸モールドとは断面を見るとこんな形状ですよね。

それに対して凹モールドというのはこんな形状。

 

昔のエアモデルは凸モールドが多かったそうですが、今は凹モールドが主流みたいですね。

カーモデルやガンプラ等は凹モールドが主流ですよね。

もちろん、ドアハンドルやウォッシャーノズル等は凸モールドで成形されてますけどね。

 

で、塗装すると溝が埋まってしまうので、スジボリを行って溝を深くしたりしてますよね。

 

こういったパーツを成形するために必要な金型がどんな風になっているか?というと、

 

凸モールドの金型はこんな感じ

凹モールドの金型はこんな感じですよね。

 

この赤く塗った所はパーツの面になる訳ですが、凸モールドは青い金型の方にへこみが有るので、面を磨くのはそれほど困難では無いですが、凹モールドでは金型側にでっぱりが有るので、面を磨くのが非常に困難だという事が解ると思います。

 

最近のエアモデルを見ると、非常に微細な凹モールドが施されていますが、その面を磨く事を考えるとすごい技術なんだな~って感心してしまいますね。

 

プラモデルを作る時にこんな事を考えながらディテールを見ていくのも楽しいのではないでしょうか?

 

今回はここまで。

 

P.S.もし間違っていた事を書いていたらご指摘下さい。