呼ぶとくるカメ | 小さなふれあい動物園のひげ園長が送る、日々の動物達との暮らし

小さなふれあい動物園のひげ園長が送る、日々の動物達との暮らし

動物とのふれあいを通じて、生き物の素晴らしさを伝えることが仕事です。動物気功師として活動しながら、亀仙人を目指して修行中。

連休も2日目
昨日から箱根登山鉄道も再開し、
例年ほどではないが、
箱根にもお客様が多く見られた。

たくさんのお客様の
笑顔を見ることができたことは嬉しい。

俺の作ったカブトムシサファリでも
お客様の親子の笑顔と
ありがとうの言葉が嬉しくて
ずっとニコニコしっ放しだった。

本当にありがたいことだ。




誰もいない早朝の箱根神社で
楽しみにしているのは
弁天池。


以前もブログに書いたが、
池の淵から弁天様に拝んでいると
可愛いイシガメが現れた。

あれ以来、池の端に立ち
しばらく待っていると
ポッカリ出てくる。

食べ物でもくれるの?
と思っているのかどうか?

わからないが、
しばらく俺の顔を見て

また潜って消えてしまう。
可愛い奴だ。

昔読んだ本の
「呼べばくる亀」を思い出したよ。

心理学者である筆者と
一緒に暮らしている
カメちゃんとの
交流を綴った作品で、
とても素晴らしい本だった。

カメが好きな人には
是非お勧めの一冊だが、
アマゾンで見たら
凄い金額になっていた。


俺はこの話は本当の話だと思う!

そして、
カメは人によく懐くと思っている。

カメを飼い出したのは、
小学校の1年の時
知り合いにもらった
大人のクサガメ

名前はカメちゃん

毎日手からエサをあげ
呼ぶといつでも
俺の方へ歩いて来たものだ。

家の玄関にプールを置き
放し飼いにしていた。

自分から、
扉の間から部屋に入ってくることも
親にも許されていた。

夏には、
近所の農家が野菜を洗う
小さな池に放して遊んだ。

このカメとは
高校3年の頃具合が悪くなり
卒業間際に天国へと旅立った。

その後、
そんなに慣れたカメと会ったことはないが

箱根神社の池で拝んでいると出てくる
可愛いイシガメに
懐かしい昔を思い出すんだ。

またいつか
そんなカメちゃんに出会いたい。