自閉症の天才イラストレーター松元伸乃介展開催中! | 小さなふれあい動物園のひげ園長が送る、日々の動物達との暮らし

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動物とのふれあいを通じて、生き物の素晴らしさを伝えることが仕事です。動物気功師として活動しながら、亀仙人を目指して修行中。

こんにちは!

ひげおじさんの島田直明です。

 

今年のGWは松元伸乃介イラスト展を開催しています。

伸乃介さんの展示イベントは、お正月イベントに続き、

これで2回目になります。

 

 

今回は、遠く金沢からご本人が来てくれて

だっこZOO!の会場内で似顔絵会も開催できました。

 

午前の部 午後の部それぞれ2時間

注文を受けたお客様の似顔絵を描いてくれています。

 

 

伸乃介さんは、小さな時から絵を描く事が好きで

自分の気持ち、出会った人や想いを

全て動物の絵で表現してくれます。

 

そして似顔絵も動物で描いてくれます。

 

どんな動物で表現してくれるのかは、伸乃介さん次第!

こちらの注文は聞いてくれません。

 

そして凄いのは、一度似顔絵を描いてもらった人は、

次に会った時の似顔絵も、動物がいつも一緒なのです。

 

去年、金沢に行って描いてもらった私の似顔絵は、

シロクマでした。

 

そして、久しぶりに今日描いてもらったら、

やっぱりシロクマ。

 

どうやら、私はシロクマなのだ。

 

伸乃介さんは、一瞬相手を見るとイメージできるようで、

あとは、何の躊躇もなく、下書きも無く

ものすごいスピードで筆ペンを走らせ輪郭を完成させる。

 

そして、用意した300色のイラストペンで、

あっという間にカラフルに色付けしていく。

 

 

スタッフのみんなも興味津々なので、

これまたお願いして伸乃介さんの手が空いた時に

似顔絵を描いてもらいました。

 

出来上がった似顔絵は、

ライオン、トラ、ジャガー、ヒョウ、ジャッカル、

リカオン、ラクダ、キリン、パンダ、チーター、シマウマ。

 

誰も被らない。

しかも絵を見ると、なるほど、そんな感じ!

 

よくわかるな、顔や容姿ではなく、

その性格やイメージが良くわかる。

 

 

ということは、

やっぱり私はシロクマ?なのか。

 

伸乃介さんは、言葉で表現することは苦手ですが、

絵の力で、多くの人を笑顔にさせる凄い能力を持っている。

 

人は皆それぞれに違っているけれど、

人は皆、凄いんだなぁ、と思いました。

 

 

今、私にできること

 

それは

 

動物たちと共に生きて

動物たちの素晴らしさや、

共に生きる楽しさを伝えること。

 

1人でも多くの人に

動物たちと会えて良かった。

ふれあえて楽しかった。

 

そんな体験を、楽しかった思い出を

持って帰ってもらうこと。

 

四角い箱の中にある映像では無い

自分の目で見て、触ってみて初めて知る

動物たちの柔らかさ、硬さ、暖かさ

それぞれの動物の不思議さや楽しさに

なぜだろう、どうしてだろうという疑問が湧いたり、

 

へー、そうなんだ!

と納得する新しい知識を得たりする場。

 

これが私が作り出すふれあいの世界なのだ。

 

それは、小さな自然科学への道へと進むタネなのです。

そのタネは、いつか誰かの心に芽を出して、

動物好きな、自然が好きな大人になるかもしれない。

 

私がこれまでに出会い、

この道へと導いてくれた方々のように

 

私はこれからも、

そんな小さなタネを出会った人々に

動物の楽しさと一緒に植え付けていきたい。

 

以前にテレビで知り、交流を重ね、

いつか一緒に仕事をしたいと思っていた

松元伸乃介さんと共にふれあいの場に立つ機会を得て

この度強く心に思ったことでした。

 

伸乃介君、そしてお母さん 本当にありがとう。

 

スタッフのみんなもありがとうね。