【動画】大友愛が現役引退表明!これほどバレーを愛した選手はいないかも | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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『大友愛』
大好きなバレー選手です。メンタルも、ムードも、技術的な実力も兼ね備えたロンドン五輪の全日本中心選手。

ロンドン五輪の銅メダルは大友選手なしでは、決して達成できなかったと思います。自分に大友のような人生を歩めと言われたら、できるかどうかわかりません。

自分も家族がいる人間。もし1人娘を親戚に長期間預け、仕事を単身でやらなければならない環境になる場合に、どういう選択をするのかといえば、おそらく娘を取るでしょう。でも大友は日本のバレー界のためにも、自分自身のためにも仲間たちとのロンドン五輪のためにバレーを選んだ。

本当に凄い選択だと思います。男性ならまだそういうこともあるかもしれない。でも女性でこれほどバレーに情熱を注げる選手はいないと当時は思いました。本当に素晴らしい人間的にも大好きな選手です。

まだ若い方には難しいかもしれませんが、子供を他人に預けて、自分のやることをやるって、そんなに簡単にできものではないと思います。更に自分が産んだ子供なので、尚更です。
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それほどバレーを愛し、多分ロンドン五輪の後は、達成感と満足感と解放感に満たされたんでしょう。
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多分、メンタル面と無理してきた膝が大変だったかと思います。ある意味、壮絶な人生だったかと。もう大友愛のプレーでの記事が書けないとなると、何か寂しささえ感じます。
2012-08-18 絶大なる存在感を示した「大友愛」

2004年 アテネ五輪で初出場
2006年 期待された2年後に結婚、妊娠。わずか24歳の若さで衝撃の引退(NEC退社)
2008年 北京直前に久光(真鍋監督)に衝撃の入団し、現役復帰
2009年 最高のバレーをするため竹下のいるJTに移籍
2010年 全日本に復帰し、クラッカー世界バレー銅メダルに大奮闘!クラッカー
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2011年 アジア選手権で前十字靭帯と側副靭帯を損傷し、後に2度の手術
2012年 奇跡の復活で、クラッカーロンドン五輪で銅メダルクラッカー
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こんなに波乱万丈な人生は、なかなかないでしょう。2012年には離婚し、親子2人で生きていくことを決心。

2005年のグラチャンでは、栗原、大山の怪我でOPエースもこなした時もありました。
大友「私がエースだと言われたりもして、『ミドルブロッカーでエースは絶対ないでしょ』と思ってました(苦笑)。注目してくれるのは嬉しいし力になるんですけど、背負うものが大きすぎて、しんどかったですね。アテネ五輪の前みたいに本気でボールを追いかけているかと言われたら……そこにボールがあるからやってる、みたいな状態で、とりあえずバレーから離れたいという一心でした」

結婚・妊娠した大友に真鍋監督は説得をし続けたそうです。
久光・真鍋監督「日本では、子供を産むイコール引退、という感じだけど、世界にはママさんプレーヤーはたくさんいる。まだ若いし十分できるんだから、考えてみたらどうだ」
出産し、育児が落ち着くにつれ、
大友「そこまで必要としてくれているんだ」

そして久光に現役復帰!しかしスパイクも打てない、筋肉痛、骨の痛みで歩くのもままならない。
大友「スパイクはネットを越えないし、腕はあざだらけで、夏場はスーパーに買い物に行くのも恥ずかしかったですよ」

大友「バレーに対して、楽に考えられるようになりました。昔はオンオフがなくて、常にぐだぐだバレーのことを考えてマイナス思考に陥っていた。でも復帰後は、ちょっとのミスでいちいち悩まなくなりました。以前はバレーが一番で、すべてだったけど、今は子供がいる。コートでは100%を出して、体育館を出たら、娘のことを考える。そういう切り替えがうまくできるようになりました」
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◆JT移籍後のコメント
大友「久光で2~3年やって、バレーを引退しよう」と思っていたが、
大友「テンさん(竹下佳江)と同じコートで、もう一度速いコンビがしたい。もう一度、テンさんと一緒に、全日本で挑戦したいと思うようになりました」
久光とJTは同じ兵庫が練習拠点。色々と交流も多かったでしょう。

2011年のアジア選手権で膝前十字靭帯損傷(復帰に1年以上)の大怪我をわずか7か月で復帰!
大友「ケガをしたのは痛かったし、つらかったけど、(ケガを)してしまったのはしょうがないし、五輪に間に合わせるために手術すればいい。そこまでは迷いもなかったんです。でも術後の痛みが強かったり、膝が曲げられない時には、さすがに『何で今なんだろう』という思いも消えませんでした」

2012年には、真鍋監督の意向である「世界のどこにもない、速く、バリエーション豊かな攻撃を追求する」という先頭を切る選手が「大友愛」
大友「この8年間、ほんとにいろんなことがありましたねー」
大友「一度はバレー界を、自分から離れたけど、またこうして全日本に戻って、オリンピックに出られるというのは、本当に恵まれているなと実感します」
(Number web)
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そして迎えた2010世界バレーの銅メダル、2011年の膝前十字靭帯損傷の大怪我、2度の手術、そしてその先に見えた2012ロンドン五輪銅メダルの栄光!
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◆ロンドン五輪コメントでは
大友「これが最後、最後と思いながらプレーしているので、迷いや不安も消えました」
大友「まだ実感がないが、最後までコートに立ててうれしかった。このメンバーで最後の試合をやり切れてよかった。」
大友「集大成?どうかな。娘との時間がこれからたくさん使えると思います」。
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◆「ママみたいな選手になりたい」と大友の長女
バレーボール・全日本女子の竹下佳江(34)、大友愛(30)両選手が所属するJTマーヴェラスの練習場がある兵庫県西宮市の体育館では、家族らが声援。

勝利の瞬間、竹下選手の父、菊雄さん(74)は万歳を繰り返し、母、喜代子さん(64)は「普段表情をあまり出さない娘が、あんなに喜ぶなんて」と言葉を詰まらせた。おもちゃのメダルを首からかけた大友選手の長女、美空みくちゃん(5)は「ママ、かっこよかった。ママみたいな選手になりたい」と笑顔で話した。
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これを聞いたとき、大友選手は全人生を賭け、ロンドン五輪後に引退すると思ってました。復帰してから世界大会は世界バレーとロンドン五輪の双方ともに銅メダル!これ以上の幸せはないかもしれない。でもまた2012/13のVリーグでJTで戻ってきた。その時は嬉しかったなあ。
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JTも入替戦寸前でしたが、大友の加入後徐々にチーム力が回復し、見事6位にまでランクアップ!木村沙織などのエースが加わった場合のチーム力アップはあると思いますが、MBでここまでチームを改善させる選手はそんなにいないです。

プレーだけではなく、色んな生活や練習面でのフォローが若手選手やチームの活力につながったのではないかと推測します。
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こうやってたどると、もう十分なんだろうなという気がします。前十字靭帯の怪我の完全復帰は、術後2年半~3年と言われているようです(男子フィギュア高橋大輔ドキュメント番組)おそらく今も痛みを戦いながら、プレーしているんだと感じます。
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正直言えば休養し、またバレーがやりたくなったら、やればいいのでは?という気もしますが、多分これからは娘さんのために生きていくんでしょう。もう自分のためだけは十分なんだと。そういう意図に思えます。

お子さんをもってらっしゃるお母さんの方は、よくわかるんじゃないでしょうか。それに竹下の休養宣言で、おそらく子作り期間となると、竹下もそうそう簡単に復帰しない。それも大きかったのかも。。。
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大友選手は、2013黒鷲旗全日本選抜バレーで正式に引退するそうです。一時代を築いたNECの杉山選手もそうですが、本当にお疲れ様と言いたいし、最後の雄姿をみせてほしい。個人的にはNECとJTでの決勝が見たくなってきました。

◆大友愛のインパクトに残る攻撃の動画集◆
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[1]アテネ五輪女子バレーの歴史上で唯一?のバックブロードも披露!
◆第2セットの12-13の場面、15:20~
ご覧ください。まず若き大友のキレッキレのL(ブロー)が炸裂!速い!

そして13-13でサーブした大友がポイントを中国に取られた後、本来であれば、リベロの成田と交替しますが、ここは栗原と成田が交替し、大友のバックブロードを監督が選択。

13-14の時のレセプションアタックでついに大友の世界初?「バックブロード」が試合で炸裂。中国側が監督から選手まで、思わず大友に視線を送り、驚いているのがわかります。この後何本か試しましたが、上手くいかずこの1本だけかな。

アテネ五輪時の大友は本当に体のキレが素晴らしかった。

【2004アテネ五輪準々決勝:日本×中国】

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[2]世界バレー準決勝第2セット終盤の見事な大友のCワイド!
会場に自分もいましたので、痛烈に記憶に残っています。
【2010世界バレー準決勝:日本×ブラジル】

◆動画開始36:00~第2セット30-31ブラジルリードの場面
ブラジル・ナタリアのサーブからの長いラリーを大友がベストフィットコンビで完璧なCワイド
を決めたのが凄かった!この世界バレーの準決勝は日本のバレー史上、歴史に残る試合でした。
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大友愛選手、本当に長い間、お疲れ様でしたクラッカークラッカークラッカー
そしてたくさんの数えきれない感動をありがとうビックリマーク
更に10年後大友みくちゃんが全日本女子のメンバーとして現れるのを少しだけ期待してます。お幸せに!


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