【動画】「日本とスペインのテニス経済情勢」と「バルセロナ500大会錦織ドロー」 | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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スペイン王国、一度は行ってみたい国。海外志向が強い自分には、「食事がおいしい」「歴史ある国」「風情ある街並み」の3大欲求が含まれてる国にはかなり魅かれます。その主要都市の1つに首都のバルセロナ。
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観光地もあり、サグラダ・ファミリア、ガウディの建築物などありながらも、海にも面しているので、ビーチにも行けるという観光地には珍しいタイプ。ただし、スリが世界一多いとも有名なので、それも気を付けなければ。約10万人収容のサッカー観戦も楽しそうです。

たまにはスペインの現状について記載してみます。なぜならスペインは、
●バルセロナオープン(グレード500):1,708,875ユーロ(約2億2200万)
●マドリードオープン(マスターズ1000):3,367,265ユーロ(約4億3600万)
●バレンシアオープン(グレード500):1,496,095ユーロ(約1億9300千万)
の3大会もスペイン国内で世界テニスツアー大会が開催されています。総額約8億5100万円という超高額なテニス大会開催マネーが消費されている状態。※レートは129円/ユーロ換算

でもスペインのお国事情を見てみると、2007年では失業率が8.28%にまで大幅に改善したものの、2008年のアメリカのリーマンショックをまともに受け、2013年ではついに
・全体の失業率は22.8%(5人に1人)
・25歳以下の若年層失業率は48.9%
すなわち街中を歩いている若者の2人に1人は失業ということ。
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他のEU各国で失業率が高い国は
 ギリシャ 18.3%(45.1%)
 ポルトガル 12.9%(30.4%)
 イタリア 8.5%(29.2%)

日本と同じような気質を持つドイツは
 ドイツ 5.5%(9.8%)
 日本 4.5%(8.0%) ※()は若年層のみの失業率、2013年

この数字だけを見ると、今の日本の恵まれている状況がわかります。ただ日本も職がないのは若年層菜のがわかります。

若者の半分に仕事がないということは、これから支えていくだろうスペインの将来が半分ないみたいなもの。こんな失業率が高い、経済が危惧されているスペインでさえも主要大会が3大会も開催されているテニス王国。

経済的にかなり厳しいとは思うんですが、スペインはテニスの宝庫。男子の世界ランキングトップ100に何と13人もいます。おそらく男子では世界一のテニス王国。世界4位フェレール、故障でランキングは落としていますが元世界1位で世界5位ナダルを初めとして、世界有数の選手がゴロゴロと。

この世界的な選手が多いこと、更にラファエル・ナダルという世界的なスター選手がいることで、スペインのテニス経済は成り立っていると思います。ただこれ以上経済危機に陥ると、テニスの開催さえも危ぶまれます。

日本は9月末の
●楽天ジャパンオープン(グレード500):総額約1億2580万円
の1大会のみ。楽天は三木谷社長が※大学テニス部の主将、ジュニアでもある程度の成績があるとかで、テニス好きは有名で、サッカーJリーグや、野球の楽天イーグルスと共にスポーツ振興に取り組まれています。レートは98円/ドル換算

やはり最近CM露出が多くなってきた錦織が世界トップ5に入るような成績を残し始めると、日本経済も世界的な企業が動いてくるだろうと予測しています。

ただ思ったのは、Vプレミアレベルのバレーチームを率いる年間運営費は3億円以上と言われているので、テニスの世界大会を年に1週間×2大会開催するよりもバレーの運営費は高いということ。

企業として考えた場合、どちらが宣伝広告になるだろう?と考えると、難しいセレクションです。バレーは全日本選手を輩出すれば、全日本で世界大会でニュースや新聞で企業名が出る可能性もあり、またリーグ期間中のスポーツニュースでの露出もあります。更に地上波15~20%視聴率と言われる女子バレーの世界大会で全国民の2600万人程度のTV視聴の可能性も。

テニスは、テニス人口が373万人らしいので、その人たちには確実に伝わると思われます。更にwebサイトが充実しており、愛好者も数多いので、寝強いファンがすごい。テニス界も愛好者が高齢化しているという懸念もありますが、テニスの場合は日本だけでなく、全世界が指標なので、カップヌードルなどの日清製粉、衣料のユニクロ、ネットショッピングなどインターネット総合サービスの楽天など世界的進出を目指す企業にとっては、非常に利点がある広告かもしれません。

単なる経営目線での状況を淡々と綴りました。ご参考まで。

[バルセロナ500大会]
テニスもいよいよクレーコートシーズン。赤土の粘りっこい根気がいるシーズンです。
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そして錦織圭。最近カードのCM、錦織のポロシャツ、ジョコビッチのインナー、錦織のゼリー飲料と立て続けにCMが流れて、世界のトップ選手の雰囲気です。少し前までは確かフェデラーの車のCMもありました。

昨年の同時期のバルセロナ大会のブログを見ていたら、去年この時期に錦織は世界17位だったんだとちょっと驚きましたが、確かに2012全豪で18位に入ってるから、当たり前かと思いました。

でもポイント数では300pくらい去年と今年では違うと思います。それだけ上位が混戦しているという証拠でしょう

【2012バルセロナ大会・準々決勝・錦織×ベルダスコ】


2012年は本当に怪我の波の引き金となってしまった大会で、2か月間もの休養を強いられ、全仏欠場、6月末のウィンブルドン直前まで試合をこなせませんでした。

しかし2012年9月から2013年2月にかけても、足首、膝、腰、肩、腹筋と連続しての怪我に、今季はマイアミの3月終了時点から1か月間のトレーニング期間を設けるという素晴らしいコンディション調整を行っているようで、嬉しいです。

そして万全の状態で迎えるであろう2013バルセロナ500大会。今大会は仲の良い世界20位モナコとダブルスも出場。
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※公式サイトのドローはこちら
ドローも、錦織は第6シード。しかし最悪なことに世界5位ナダルのベスト8枠。クレーコートでは世界No.1と言ってもいいくらいの選手。

3回戦では超がつくくらいのビッグサーバー世界24位ヤノビッチ(ポーランド)と非常にきっついドローです。できるだけポイントを稼ぎ、全仏までに世界12位を確保し、第12シードをもらいたいところ。第13~16シードではトップ4とベスト16(4回戦)であたってしまい、なかなか上位進出しにくい。

どうしても世界12位までにバルセロナ500、マドリード1000、ローマ1000の3大会で入りたいところ。錦織に必要なのは、最低でもあと400p。

・バルセロナ500大会で90p(ベスト8)
・マドリード1000大会で180p(ベスト8)
・ローマ大会1000大会で180p(ベスト8)

であれば、ほぼ間違いなく入ると思われます。変に調子がいい選手が出てきて優勝したりしない限りですけど。

早速、今日からダブルスでセンターコートの11時スタートの1番にスケジュールが入っているので、復帰戦楽しみです!
第1試合:錦織・モナコ×ラモス・ロブレド(スペイン)

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