禁じ手:宇土マリーナ | ZONの釣り日記Ⅲ改

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SINCE2008
熊本県在住、犬と猫と釣りを愛する永遠の素人アングラー
県南や上天草を中心にだいたい月一ペースで釣行しています

殺人的な暑さで、釣りに行く気力を削がれた今年の夏

9月になってもその殺傷能力は衰えない

やむなく封印していた朝マヅメ釣行をする事にした

 

9月11日 5:57 訪れたのは宇土マリーナの波止

あのカラスが留まっているあたりで釣ってみよう。 特に根拠は無いけど

何か底物が掛かればラッキー

 

釣りの助手はココちゃん。 柴犬ゴマは駄々っ子なので留守番です

 

<フィールド状況>

無風 中潮で干潮0:49 満潮6:23

<仕掛け>

遠投投げ竿:ゴム管オモリ4号+キス専用の針(10号)

万能投げ竿:立つ天秤スマッシュ+キス専用の針(10号)

餌は共に中国虫(大)

 

6:08 実釣開始

遠投投げ竿は置き竿で、万能投げ竿はズル引きでアタリを待つ

 

朝日が顔を出してきたが、魚は全く顔を出さない

 

顔は出さないけど・・・

光りもの系の魚が頻繁に付近を通り過ぎていく

 

6:20 投げ釣りでは埒があかないので、禁じ手を使う事にした

サビキ仕掛け。もちろんコマセ(撒き餌)など持ってきていない

 

群れが出現するタイミングでゆっくり落としていくと・・・

直ぐに掛かった!

 

しかも3点掛け

 

最初アジゴだと思ったが、特徴であるぜいご(側面のトゲのようなウロコ)が無い

 

「これはコノシロだよ。美味しいよ」

う~ん でも小骨の処理が大変だし、ハラワタは臭いし・・・

 

一応、キープしておくか

 

16:49 再び投げ竿に切り替え、波止をあちこち移動しつつ投げるが・・・

相変わらず。付け餌を取られる気配すら無い

 

諦めて納竿しようと釣具をまとめた場所に戻ると・・・

バケツ紐に繋げていたリードを引っ張って、コノシロがピチピチ跳ねていた

 

「可哀そうだから逃がそうと思って・・・」

そうか、ココは優しいね。 でも、さっき「美味しいよ」って言って無かったか?

 

6:58 コノシロをリリースして納竿

離れていくコノシロを名残惜しそうに見つめるココ

 

朝日に照らされて乱舞するトンボ。 秋はもうすぐ

 

※今回の記事には筆者のファンタジーを含みます