殺人的な暑さで、釣りに行く気力を削がれた今年の夏
9月になってもその殺傷能力は衰えない
やむなく封印していた朝マヅメ釣行をする事にした
9月11日 5:57 訪れたのは宇土マリーナの波止
あのカラスが留まっているあたりで釣ってみよう。 特に根拠は無いけど
何か底物が掛かればラッキー
釣りの助手はココちゃん。 柴犬ゴマは駄々っ子なので留守番です
<フィールド状況>
無風 中潮で干潮0:49 満潮6:23
<仕掛け>
遠投投げ竿:ゴム管オモリ4号+キス専用の針(10号)
万能投げ竿:立つ天秤スマッシュ+キス専用の針(10号)
餌は共に中国虫(大)
6:08 実釣開始
遠投投げ竿は置き竿で、万能投げ竿はズル引きでアタリを待つ
朝日が顔を出してきたが、魚は全く顔を出さない
顔は出さないけど・・・
光りもの系の魚が頻繁に付近を通り過ぎていく
6:20 投げ釣りでは埒があかないので、禁じ手を使う事にした
サビキ仕掛け。もちろんコマセ(撒き餌)など持ってきていない
群れが出現するタイミングでゆっくり落としていくと・・・
直ぐに掛かった!
しかも3点掛け
最初アジゴだと思ったが、特徴であるぜいご(側面のトゲのようなウロコ)が無い
「これはコノシロだよ。美味しいよ」
う~ん でも小骨の処理が大変だし、ハラワタは臭いし・・・
一応、キープしておくか
16:49 再び投げ竿に切り替え、波止をあちこち移動しつつ投げるが・・・
相変わらず。付け餌を取られる気配すら無い
諦めて納竿しようと釣具をまとめた場所に戻ると・・・
バケツ紐に繋げていたリードを引っ張って、コノシロがピチピチ跳ねていた
「可哀そうだから逃がそうと思って・・・」
そうか、ココは優しいね。 でも、さっき「美味しいよ」って言って無かったか?
6:58 コノシロをリリースして納竿
離れていくコノシロを名残惜しそうに見つめるココ
朝日に照らされて乱舞するトンボ。 秋はもうすぐ
※今回の記事には筆者のファンタジーを含みます