【北アルプス編】 其の十 『集大成』
【奥穂】~【西穂】への縦走路は、
想像以上にめちゃめちゃ厳しく、
【大キレット】よりはるかに技術と体力を要しました。
今までの経験の『集大成』みたいな登山でした。
07:51 【ジャンダルム】より先を進みます。
この黄色いジャケットの方も今回の同行者です。
というか、川崎さんのお連れ様です。
千葉県在住の、…千葉さんです。(名前聞いたのに忘れました。すみません!)
千葉さんも今回初【ジャンダルム】だったそうです。
1番手:リーダー(川崎さん)(ベテラン)
2番手:僕(初心者。お世話掛けます)
3番手:千葉さん
という3人パーティで、これから【西穂高岳】方面を目指します!
【ジャンダルム】あたりで、うかつにも落石を起こしてしまいました。
最初5cmくらいの石ころだったのが、
落ちるにつれ周囲の岩を巻き込み、
最終的には30cmぐらい!!の岩になり、
ゴロゴロゴロ~と物凄い音を立てて、落下していきました。
『連鎖反応って、恐いっ!!!』
こんな岩が頭上に落ちてきたら、確実に重傷です!!
背筋が凍りました…。
幸い誰もいなかったので、ホッとはしましたが…、
落石だけは絶対起こさないようにと、心に誓いました。
※もし落石が起こった場合は、すぐさま『ラクッ』と叫んで、周りの方に教えてあげましょう。
リーダーから学びました。
相変らずのガスガスの道を進みます。
こんな天気なので、先がわかりません。
というか、迷いました。…数回。
【大キレット】より頭を使います。
【大キレット】との個人的な比較。其の一。
【大キレット】…一本道。迷いにくい。
【この縦走路】…分岐っぽい道多し。迷いやすい。
『三人寄れば、文殊の知恵』といいますが、
それでも迷いました。
『…こんなとこ一人だったら、絶対遭難してる…』
3人いて良かった、と思うことが多々ありました。
道を見失わないように、マーキングを注意深く見て、進みます。
まずは、【ジャンダルム】からの道程は一気に下る形になります。
ホントにガス模様で、景色と言う景色は、
この先もないです。(すいません)
リーダーとの間合いを保ちつつ、進みます。
速くもなく、遅くもなくのちょうどいいペースでした。
道を確認。
これ大変重要です!
って、リーダーに全てまかせっきりですが…。
こんな下りもあります!
【大キレット】との個人的な比較。其の二。
【大キレット】…危険なところは鎖、杭などがあり、登りやすく、良心的。
【この縦走路】…最低限の鎖はあるが、あとは自力。技術必要。
なので、最終日にして、すご~く険しいところに来てしまいました…。
3日間の疲労が溜まっていたので、かなりつらいです。
『トホホ…』
でも、顔に出してはいけません。
『笑顔!笑顔!』
ここ鎖ありません。
自力です。
命かかってます!
ここも自力。
自分の知識と腕力だけが頼りです。
険しすぎる道程を越えていきます。
3番手の千葉さんは非常にマイペースです。
ゆっくり行って頂けるので、待っている間休憩できます。
千葉さんも初心者かな?
二人でビクビクしていることが多々ありました。
重た~いガスガスの道程。
心も重たくなってきます…。
9:17 【天狗のコル】着。
ここで小休止。
10分間休憩~。
急登っ!!
【天狗岳】の登りは相当急です。
直角でした。
一気にバテバテモードに突入!
『つ、つらい…』
しかも、ザレていて、落石を起こさないように慎重に進みます。
『うぅ…しんどい…』
でも、負けられませんから、顔には出しません。
千葉さんも、きつそう…。
【西穂】までのルートは、これからもたくさんのピークがあります。
なので、必然的に登ったり、下りたり…の繰り返しです。
『千葉さ~ん!頑張って!』
やせ尾根だったかなぁ…。
ガスでわからない。
というか、月日が経ちすぎて、記憶が曖昧…。
もうすぐ【天狗岳】!?
リーダーはホントに疲れ知らずのタフな方でした。
こんな危険なところも、何だかウキウキで楽しんでらっしゃいました。
『強靭なハート、…見習おう』
絶壁の登り。
景色をお見せできないのが、非常に残念です。
リーダーに迷わず、付いていき、
9:41 【天狗岳】着。
もう帰りの道は、こんな景色なので感動はなかったです。(ぶっちゃけ)
ただ、延々と続く道を、ただ、ひたすら進んでいくようなものでした。
正直、疲れが溜まって、
足はパンパン、豆は痛いし…
『もう、帰りたいっっっ!!!』
と、思いながら進んでいました。
まだ、先は長いんですけどね…。
…つづく。
ってか、【北アルプス編】なげぇ…。
もう少し、続きます…。





























