ゾミノミゾ 第58回
ありがとうございました!
リリースになったアルバム「ZOZO」の裏タイトルチューンである「2020」からスタート。
魔法というならば聞こえはいいか。ライブという甘美な呪いに踊らされている自分を表現したくて「箱庭」や「命題」、アップテンポな曲でギア入れ。
「雨に唄えば」でクールダウン後、「ZOZO」収録曲を中心にした全17曲のセトリでライブを行いました。曲の生い立ちを自分の中に巡らせながら、噛みしめながら。
アルバムが12曲なのでセトリに曲を足そうと考えた時、「ZOZO」は結構力強い曲が多めなんだと気づく。ライブでは全体のバランスがとれるようにPOPな曲とやわらかめの優しい曲を足しました。
4カ月ぶりのライブ。めちゃくちゃに緊張した。
だけど高松ビートルズはやっぱり自分のホームだった場所なので、どういう自分でもきっと受け入れてくれると信じて、また始めることができた。
曲数も悩んだけど、やってみて長かったら削ろう、と今までやってきたワンマンの尺のままで。結局最後までやり切った。
みんな暖かく迎え入れてくれて安心してやれたのか、過去稀に見た「入る」感覚を一瞬手にした。久しぶりだったのですっかりはまってしまったなぁ。あれはたまらん。
リハの時マスターと「緊張と記憶」の話をした。上手くできた記憶をなぞろうと、その通りにやろうとして緊張するのだそう。確かに「入る」感覚を得る時は頭からっぽな気もする。笑
すぐ緊張してしまうのは今も変わらない。ライブを始めた当初よりは確実にマシにはなっているのだけど。今後の課題ですな。
ライブ後はアルバムやグッズの販売会みたいになった。出来立てほやほやのサインをぐちゃぐちゃ書いたり、取り置き分のCDが見つけられなかったり…会場に来られていた方、不手際が多くて申し訳ありませんでした。笑
初めてのことなので今回は大目に見てください。万が一またリリースすることがあったら何かしら対策します…
CDを買ってくれなくても、ライブに来てくれたら十二分にうれしいのだけれど。それでもなお「待ってた!」とお金を出して、私の曲を聴こうとしてくれる人がたくさんいることに終始感激していた。「デザインが好き」といってグッズを買ってくれた人もいた。ちなみにCD・グッズデザインは私の幼馴染がしてくれているので、これもこれで嬉しい。
そんなこんなであっという間に夜が更けていった。車で帰らなくてもよかったのに、気が付くと普段の習慣でノンアルカクテルの十六夜を頼んで飲んでいた。まぁうれし泣きのティア―ドッグということにしておく。(泣いてないけど
自分愛されてるなぁ、と再認識できた。
ビートルズには定期的に出なきゃだな。なんとなく、自分の中の大事な、やらなきゃいけない工程をあそこが担っているような気がする。厳しさも含めて、愛されることの意味を教えてくれる。
たちまち緊張しいなのとMCヘタクソって言われたんで改善の糸口を見つけていきたいと思います。笑
あと、なんだかんだやっぱりライブが好きだ。
悔しいけどわかってしまった。
あの感覚はもう他では得られない。
火がついたわよ。
やってやろうじゃないのよ。
ほどほどにでも。笑
高松ビートルズには
また7/28(日)にライブしに行きます。
お近くの方はぜひに。
よろしくお願いします。