さて、前回の記事に書いたとおり、今回は自作音源についての更新情報的なアレがメインなんだけども、毎度の事ながら理屈屋のお約束で色々とマニアックな説明みたいなもんが入ると思います。
要するに本筋逸れたりするフラグを予め立てときますよって事ですね、ハィw
いつもそうだから今回だけわざわざ前フリするこっちゃないとも言いますね、きっとw
え~、とりあえず、本題を先に片付けた方が良いのか、うん。
ここ最近の音源更新という事で、ここひと月ぐらいの間はほぼ音源いじりに明け暮れてまして、とにかくミックス作業ばっかりやってました。
実に地味で陰気なアレです。
作業中、俺の部屋は相当静かだったと思うけど、作業してる俺はずっとヘッドホンで音にまみれてました。
大人の集中力の限界は90分程度だとか言われてたりするらしいんですが、とんでもないですね。
ミックス作業で90分とか、まだ序盤の序の辺りですよw
楽曲ごとに手間は全然違うんで平均は出し辛いけども、実際の一日の作業時間は10時間とかそういうレベルだと思う。
その間、何度も数秒の同じフレーズを聴き返したり、一つ一つのパートに意識を向けながら全編通しで何度も聴き返したりしてるんで、集中力が90分ぐらいしか持たないんじゃ全然作業にならんのですよ、実際。
まぁ、あれですね、まともな人間のやる作業じゃないというか、頭おかしくなるレベルの事やってますよねw
やってる事って罰ゲームの一番酷いやつみたいなもんだしw
実際、ミックスを続けてると心身共に消耗度合いが凄まじいです。
とっくに作業を切り上げて寝る頃になってもずっと音の事考えてたりするんで、ある種のノイローゼ状態になってるんだと思う。
当然、脳を活性化させたままじゃ全然休めないんで、メンタル面での切り替えとかがちゃんと出来ないと冗談じゃなくヤバいんでしょうな。
よくアーチストが酒浸りになったりドラッグにハマったりって聞くけど、そういうトコに救いを求める心境は非常によく解ります・・・決して全肯定ではないけど。
俺も何度か自律神経をやられてるもんで(あんまり懲りてないけど)、今回はフラフラになりつつも休息だけは積極的に取りましたよ。
起きて4時間ぐらい作業するとですね、もうヘトヘトになったりするんです、おっさんだしねw
んで、前はそれでも起きたばっかだからって無理して我慢してたんだけど、今はフツーに寝ますw
寝られるだけ寝て、起きたらまた作業。
この 『寝られるだけ寝る』 ってのが多分大事で・・・って、フツーに生活してる大多数の方々は絶対出来ない事だろうから申し訳ないけどw、とにかく身体が休みたいってシグナルを出してるんだったら、自然に目が覚めるまで休むのが一番有効な休息の取り方なんだよね、きっと。
言っても、そんなやたらには寝られるもんでもないし、集中の仕方が異常な作業をやる前提だったら、それぐらい休む事も重要視しないとガチで身体壊しますからね。
という訳で、またダラダラと書き続けてしまうんで本題を済ましましょうね。
ここ数日の間に再UPした音源は・・・
つべセッション・solo2 [2015mix]
つべセッション・solo3 [2015mix]
オケトラ有効活用企画 02・PRIDE [Original by.今井美樹] (take.2)
ドナドナ (take.7)
Icurus [Instrumental] (take.3)
ROUGE OF GRAY [BOØWY Cover] (take.3)
1990 [COMPLEX Cover] (take.2)
現状はこんなところです。
いや、ホントは他にも幾つかUPしてあるんだけど、色々と都合もあってまだ公開設定にしてません。
上記7曲と、前回のカルアミルク、その他公開してない数曲を合わせると、都合12曲ぐらいは一気にリミックスしてますね・・・よく頑張った、俺w
その他、ボーカル録りだけ済ませといたのも一応あるし(そのまま使えるかどうかはまだ不明)、まだまだリミックスしたい音源も多いんで、当面はそっちにどっぷりだと思います、多分。
理屈まみれの駄文長編記事とかも書きたいんだけどね~w
さてさて、ここから長い余談的なものをば。
って言っても、今回は本題らしい本題なんか端っから無いけど。
毎度毎度、こういった音源の話の時はミックスミックスと連発してる訳ですが、そもそもミックスがどういった作業なのかって普通は知らないよね。
CDやらでもなんちゃらmixみたいなのは当たり前にあるけど、「要するに別バージョンでしょ?」 ぐらいの認識の人が大多数なんじゃないかと思うのね、多分。
まぁ、大雑把に言えばその通り。
別バージョンっちゃ別バージョンだったりするんだけど、実はそこまで安直なもんでもないというか、だからって素人さんがそこまでミックスについて詳しくなる必要もないんだけどね・・・的な。
まぁ、ミックスについては一度かなり詳細に記事でまとめたいぐらいの事なんだけど、そんなマニアックな記事って誰得なんだ?って自分でも思うのよw
なので、出来るだけ簡単に、咀嚼しまくりで書きますね。
それでも長くなるだろうけどw
レコーディングをしますよね? 要するに録音。
ギターやらボーカルやら、とにかく楽曲に必要な楽器パートをそれぞれ録音しますよね、まず。
で、録れた音・・・これを解り易く 『生音』 としましょうよ。
それぞれのパートの生音が録り終わると、レコーディングってのは一応終了なんですね。
でも、それは曲を形にする上での素材作りでしかない訳ですよ、実際。
なんだろう・・・料理を作る上で材料を買って来た程度の事って言えば解り易いかな。
素材が揃いました・・・となれば、次は調理ですよね。
その調理工程ってのが、いわゆるミックスという作業な訳です。
いくら上等な素材・・・生音が揃ったとしても、ここでデタラメな調理をしてしまえばクソ不味い料理にしかならない訳です。
つまり、上等な材料揃えたのに紫吹淳に調理させてんじゃねぇよ!バカ!・・・みたいな事ですよねw
それぐらいミックスってのはエンジニアによって出来が違ってくるもので、エンジニアの腕や感性が問われる重大な作業なんです。
料理に例えたんでもう大体解ったと思うけども、ミックスはまさしく料理の様なもので、どんな味付けにするか、どんなビジュアルにするか、そもそも何料理なのか・・・みたいな事が実際に決まるのはミックス次第。
んで、全体的に見た場合、アーチストの大半はこのミックスにほとんど踏み込んでないと思います。
結局、音作りってのも分担作業な訳で、それぞれの担当者がそれぞれのプロの仕事をする事によって成り立ってる訳ですよね。
だから、いくら作品が作り手であるアーチストのものであっても、ミックスにまでアーチストが直接関わる事はそれほど無いと思って良いと思います。
いや、例外は勿論あって、プロデュースまで手掛けるアーチストなんかは、ミックスにも当然絡んでますけどね。
今時は、いわゆるシンガーソングライター・・・作詞作曲もして歌もやる的なアーチストもかなり当たり前みたいに居るけど、その大半もミックスまで口出しはしてないでしょうな。
「この曲は中華で!」 とか、「これはイタリアンね!」 ぐらいの大雑把な注文は出してるだろうけど、「これ餡かけ炒飯のネギ多め!」 だの 「子牛の赤ワイン煮込みを使ったボロネーゼで麺ちょっと硬め!」 みたいに細かい注文は出してない人がほとんどだと思う。
まぁ、別にそれが悪いとかインチキだって言ってるんじゃなくて、ミックスってのはそれぐらい職人技の領域だって事なんですよ。
アーチストって言っても、まず普通はミックスなんて自分では経験してません。
だってね、実際やれって言われて 「ハィ、そうですか」 って出来る様なもんじゃないの。
それこそ料理と一緒ですよ。
卵焼きだのカレーぐらいは誰でも作れるかも知れないし、そこそこ美味くもなるかも知れないけど、いきなり聞いた事もない様な料理作れって言われても無理でしょ?
例えば、レストランでめちゃめちゃ美味いフレンチ食って、「食ったんだからそれを再現出来るだろ?」 って言われてもさ、そりゃ無理じゃない?
「じゃあレシピ書いてやるから作れ」 って言われたところで、一発でちゃんと美味く作れる方がレアケースだよね。
結局、ミックスも同じなんですよ。
「これをこんな感じで」 って注文出されて、実際に注文通りかそれ以上の仕上がりにササッとやれるのは、やっぱりそれだけの裏付けありきな職人技なんです。
素人じゃ何をどうすべきかもサッパリだもん、マジで。
そんな訳で、ミックスは音の調理人のする作業なんですな。
その職人技をですね、独学でそこそこ身につけようとしてる無謀な愚か者が俺ですよw
いや、別にプロレベルを目指すほど愚かじゃないけどw・・・ってか、機材的に絶対無理だからね、そういうのは。
まぁ、俺は 『自分の音源を最低限納得出来るレベルまで良い仕上がりにしたい』 っていうね、作り手としてごく当たり前な欲求に従ってるだけの話で、プロのエンジニアが手掛けた音みたいにしてやろうとは思ってませんよ。
それはもう技能やら技術の問題じゃなく、機材っていう絶対的な違いがあるんでね、無理とか無理じゃないとかって話にすらならない事。
数千万の機材を俺が揃えたら話は別でしょうけどもw
とにかくですね、ミックスは生音という素材をどういじったらどうなるのか・・・という事に尽きるんです。
なんだかんだでやってるのはずっとその作業。
2年ほど前、音源いじりが一時的に出来なくなる直前、ミックスのドツボみたいなもんに俺はハマってまして、音に関しては若干おかしくなってたんじゃないかと思うんですよね・・・頭がw
ってのも、あの頃も連日連夜ミックス作業をしまくってたんだけど、余りにも迷走しすぎてて音が掴めない状況にありましてね。
音が掴めないってのは・・・つまり、自分がどの音をどうしたいのかが解んなくなったり、何をどうすれば標的の音を目的の場所に動かせるのか・・・みたいな事が解んなくなってたんですね、闇雲にのめり込み過ぎてて。
だから、以前の音源を聴いてみると、迷走したまま強引に着地させた音なんです、自分的に。
でも、それをどう救い出せば良いのかっていうスキルが無い訳ですよ、自分に。
そういうのって、丁寧に説明したところで普通の人には伝わらない事だしね、仮に理解してくれたところで感覚的な部分までは絶対解んない訳ですよ、結局。
まぁまぁ、自分的には結構ヘコむんだけど、それを表現したところでどうせ誰にも伝わんないしねw、いわゆる作り手の苦悩みたいなところで悶々とするしかないという。
最近になってようやく音いじりを再開したのは、自分の中で意欲がやっと溜まってきたからってのもあるし、前述した様なドツボからもう抜け出せているのかどうかを確認する必然性もあるだろうと思ったのがきっかけ。
遅ぇよ!ってのは当然なんだけど、とにかく色々と遅いのが自分なんだってのはいい加減自覚してるんでね、その遅すぎるマイペースに合わせる方向で人生をシフトしてるんですよ、今は。
前は 『他人を意識しない』 っていうスタンスで結果的に自分に意識を集中させてたんだけど、今は他人じゃなくて自分なんだよね、主軸はあくまで。
つまり、『自分を意識する』 っていうスタンスになる事で、結果的に他人なんかどうでもよくなるってか、気にならないもんは自然と気にならなくなるもんだって解ったんですよ。
だから、ホントの意味で無理が無くなってきたというか、無駄なく自然体になれてきた気はします・・・あくまでメンタルにおいては。
でね、この音いじりから遠ざかってた間ってのも、完全に音作りを忘れてた訳ではなくてですね、それなりに準備はしてたんですよ。
って、こっからまたちょっと説明しないとアレなんだけど・・・。
え~と、俺が今使ってるレコーディングのソフトってのは、市販されてる御立派なやつとかじゃなく・・・いや、同じ名前の物は市販されてるんだけど、何年も前にはまだフリーで配布されてたソフトなんですよ。
つまり、現行バージョンは機能も充実してそれなりの値段もするんだけど、俺が使ってるのは製品化される以前のフリーバージョン最終版ってブツなんですな。
無論、ソフトとしてはもう結構古いです。
でもね、ちゃんと使えるし、使い勝手がとんでもなく悪い訳でもない。
ってか、そもそも俺がこの古い低スペックPCを使ってる以上、御立派なソフトを載せてもダメなんですよw
むしろ動かなくなったり、高確率でソフトがダウンするもん、多分w
現状のフリーバージョン最終版ですら、作業トラックが増えてきたり使用エフェクトが増えてきたりすると、思いっきり動作不良を起こしたりダウンしたりするからねw
それを考えたら、わざわざ金出してまで良いブツを買う必然性が無い。
そんなトコに使う金があるなら、もっとレコーディングに有効なね、ミキサーやら高性能マイクやらを買っとけって話になる。
だもんで、ソフト自体は実質タダで使わせて貰ってます。
んでね、このレコーディングソフト・・・通称・DAWなんて呼ぶんですが、基本的な事って今も昔もほぼ同じなんですよ。
つまり、マルチトラックのレコーディング機能があって、生音をトラック毎に編集出来る訳ですな。
そこで重要になるのが、エフェクトってやつです。
聞いた事ぐらいは誰でもあると思うんだけど、エフェクトは直訳で 『効果』 って意味でして、その名の通りに 『あらゆる効果を演出するもの』 なんですね。
要するに、音を変化させて装飾するのがエフェクト。
例えば、エレキギターの生音をそのまま鳴らしたメタルバンドなんて居ないですよねw
なんかグォングォンしたパワフルな音でギターが鳴いてるでしょ?
ああいう音にしてるのも、簡単に言えばエフェクトの仕業なんです。
「そうかぁ~。 だからあんな音になってるのかぁ~。」 って納得しちゃダメですよ、まだ。
ああいうパワフルな音にしてるのは歪み系のエフェクトと呼ばれる物なんだけど、単純に歪ませればすぐあんな音になる訳じゃなくてですね、音の周波数を調整するイコライザーだとか、響きを演出するディレイだとか、音に厚みを出すオクターバーやらハーモナイザーだとか・・・まぁとにかく、色々と細かく弄った結果として出てるのがああいった音だったりする訳です。
そもそも、音が出てるアンプ自体にも沢山のつまみがあって、それで音のバランスを変えてますからね、アンプ直結で鳴らしたってエフェクトは掛かってるって事になります。
で、DAWの機能として、理論上はエフェクトをデジタルで好きなだけ掛けられるという利点があるんですね。
実機・・・仮にギターであれば、LIVEで音を出すには色々と機材が必要になります。
ギター本体は勿論だけど、アンプは最低限必要になるし、曲によってはあらゆるエフェクターが必要になる訳です。
ところが、DAWでLIVEと同じ様な音を出すのであれば、アンプもエフェクターも必要ありません。
「なんで?」 って単純に思うだろうけど、そういった機材の効果はDAWのエフェクト機能でどうにでも付加出来るんですな、これが。
つまり、ギターの生音をPCに取り込む事だけ可能にすれば、他の音作りは後から自在に操れるって事。
無論、リアルタイムでエフェクトの掛かったギターを鳴らす事だって可能だし、その音を出力してPAから大音量で出す事だって基本的には出来ちゃうんですよ。
うん、この時点では素人さんにDAWのメリットはまだ解り辛いよね。
とりあえず理解して欲しいポイントは、DAWならほぼギターだけあれば事足りてしまうって点。
では具体的なメリットを解り易く言いますと・・・機材を揃える代金が無料、あるいは安価だという事なんですね。
例えば、ギターアンプ・・・音が出てるデカい箱みたいなアレですけども、プロなんかが使ってる大型のってどれぐらいの値段か解ります?
ちなみに、大型アンプってのはスピーカーが付いてるキャビネットと、実際の音を調整するアンプヘッドに分かれてまして、それぞれを繋げてワンセットのが大半です。
ハィ、アンプの定番、マーシャル社の現行モデルを例に挙げるなら、アンプヘッドだけで定価は40万弱ぐらいで、キャビネットは15万前後です。
合わせて大体55万・・・あくまでアンプだけでね。
じゃあそこに定番エフェクターを2つぐらい足しましょうか。
マクソンのアナログディレイ現行モデル、2万8千円。
歪み系定番のBOSSのブルースドライバー、9千円。
これで約4万円追加・・・59万円になりました。
勿論アレですよ? 別にこんな高い機材じゃなくても音は出せますよ?
ただ、物凄くベーシックな物を揃えるだけでも、楽器は高価になるってのが解り易いでしょ?
ハィ、ここでDAWのメリット、機材費用が少なくて済むって点。
前記した様に、DAWのエフェクトは後付けで幾らでも増減出来ます。
そして、DAWのエフェクトというのは、実機のアンプやエフェクターを再現したプラグイン形式なんですね、実は。
つまり、上記の59万もする機材での音が、DAWなら物凄く安くPC上で再現出来てしまう。
しかも、全く違うメーカーの機材だって再現出来るんで、コストパフォーマンス的には実機よりプラグインに金を掛けた方が効率は良いんです。
まぁ、プラグイン形式ってのがちょっと解り辛いと思うんだけど、要するにゲーム機本体とゲームソフトの様な関係性にあるもので、つまりプラグインはゲームソフトみたいなもん。
システム的な例えをするなら、DAWは箱庭みたいなもので、プラグインはそこに飾るオブジェや装飾ですね。
つまり、好きに足したり省いたりして箱庭に理想の情景を作り出す訳ですよ。
そんなプラグインなんですが、製品として売られている物以外に、個人や企業がフリーで配布してる物もかなり沢山あります。
勿論、有名企業から製品として販売されてる物は安定性も高くて優秀なんでしょうが、機能的な事だけで言うならば、フリーの物でも使えるプラグインは沢山あります。
要は、タダでやろうと思えばほとんどの事はタダで出来てしまうのがDAWの世界なんですね。
無論、DAW本体すら買わない俺はプラグインも買いませんw
そんなフリープラグインなんですが、作ってる人達はかなりマニアックな人達なんですよ、大体。
PC知識に詳しいのは勿論なんだけど、実機をプラグインで再現させる為には実機についての知識も豊富な訳ですよね。
実機のアンプやエフェクターは電子機器なので、電子工学の知識にも長けてたりする人が多いみたいです。
そういう人達が作って配布してるプラグイン、どうせ無料なんだろ?ってナメちゃダメな事ぐらいは容易に想像つきますよね。
玄人なアマチュアぐらいハイレベルなマニアは居ないんです、どの業界でも。
とまぁ、DAWの説明はこんなところなんですが、大体どういうものなのかは通じましたかね。
んで結局、そんなDAWでのミックス作業・・・エフェクトを駆使する作業を概ねやってる訳ですが、肝心なのは自分の耳であり、DAWの良し悪しでもエフェクトの良し悪しでもない訳です。
まぁ、そうは言っても、プラグインのチョイスは結構重要だし、理想の音にする為には 「どのプラグインをどんな設定で使うべきか」 みたいなところを把握しないとダメなんですな。
音源いじりを再開するまでの間、新たなプラグイン探しはたまにしてまして、その最中に見つけたものを再開後は多用してます。
「こういう機能をこんな感じで出せるプラグインが欲しかった」 みたいなのを幾つか発見してたんで、以前よりもミックス作業は総体的にスムーズになった気がします。
ってか、明らかに2年前の迷走は無くなってるしね。
とにかく独学でコツコツやるってのは、こんな調子で非常に鈍臭い訳ですよ。
じゃあ約2年のブランクが無駄だったのかといえば、ドツボから抜け出す為には必然的な期間だったと思うし、音の作りとかを研究するのにも良い機会になった気がするんで、結果オーライ的な・・・色々と必然だったのかなっていうね。
これだけ語っておきながらですが、実は100%で音源作りの出来る環境は整ってないんですよね~、現状。
ってのも、音源いじりを2年ほど前に中断した理由ってのが、「PCトラブルでプラグインの設定データが全部吹っ飛んだ」 というもので、その復旧は相変わらず出来てません。
しかも、そのついでにDAWをCドラからDドラに引っ越しさせて、同時にプラグイン整理もしようって魂胆だったものの、その作業もまだ途中のままです。
そんな状況下で音源いじりを再開させちゃったんで、下手するとまたどっかのタイミングで作業不可能になったりするかもなんですねぇ。
しかも、外付けのHDDがどれもこれも容量パンパンになってきてて、嫌でもデータ容量を食う音源作りを後回しにして、まず早急なデータ整理が必要になるかもです。
ちなみに、今現在の音源用HDDの空きはたった12GB程度。
歌モノ音源1曲につき多いと1GB前後使う事があるんで、これは非常にヤバいですw
いやはや、参った参った。
そんな感じで、色々と考えなきゃいかん事はあるんですが、音源いじりはまたコンスタントにやるつもりです。
例によってあんびさんはヘソ曲がりなので、何一つ期待せずに待ってましょうねw
期待されるとモチベーション下がっちゃうぞ~w
ハィ、それではですね、今回再UPした楽曲達の細かな部分について、ちょっとだけ補足でもして終わりましょうかね。
つべセッション・solo2 [2015mix]
つべセッション・solo3 [2015mix]
この二つは一昨年の夏にUPしたお遊び的な音源ですね。
当時は前記した様にDAWプラグイン設定が吹っ飛んだままで、ほとんどまともに処理してない状態の音をUPしてました。
まぁ、自分のオリジナル曲でもないし、普段のギター遊びがどんな感じかがなんとなく伝われば良いや程度に考えてたんで、処理が雑でも構わないぐらいに思ってました。
ただ、DAWがそこそこ使える様になって聴き直してみると、やっぱり遊びにしても若干酷すぎるかなと思えてきてですねw、だったら最低限の処理ぐらいはしてあげようじゃないか・・・と。
元々の音源と聴き比べ出来る様にUPする事も考えたんだけど、聴き比べて最初のがいかに雑だったかを浮き彫りにしてもアレだな~とw
まぁ、エフェクトは弄ってるけど、演奏データ自体はほぼ手を付けてないんで、基本的には弾いた当時のままです。
オケトラ有効活用企画 02・PRIDE [Original by.今井美樹] (take.2)
これは最後にUPした酷すぎるつべセッションと同時にUPしたアレですね。
前回の記事でもちょろっと書いた様に、オケトラ有効活用企画の二発目としてやってみた音源。
これも前に上げてた音源はプラグインをほとんど使えてなかったんで、今回はしっかりエフェクトを掛けつつ、細かな修正もぼちぼちした上での再UP。
ギター自体の録り直しとかは一切してません。
ドナドナ (take.7)
これってもう5年も前の記事なんですな・・・怖い怖い。
そもそもは成り行きで作る羽目になった、即席アレンジのバカっぽい企画モノ音源。
なんだかんだで迷子なミックスを繰り返してたけど、ようやく着地させられたかな・・・と。
もう恐らくミックスする事もないでしょう、これは。
Icurus [Instrumental] (take.3)
ちょっと前の記事・・・同タイトルのアコースティックVerの時に予告した通り、改めてオリジナルの方もリミックスしました。
前テイクは全部の楽器パートを主張させようとして、結果的に打ち込み感ばっかり際立った音源になってたんだけど、今回はそもそもの曲調を重視して、オーケストラ的な鳴り方にちゃんと寄せました。
音も俯瞰で聴けないとダメって事ですな。
ROUGE OF GRAY [BOØWY Cover] (take.3)
これはカバー曲の一発目としてUPした音源だけど、当時、ちっとも整理のついてないプラグインをいちいち確認しつつ、面倒臭がりながらミックスした記憶が・・・。
オリジナルに対する思い入れも強いしね、環境整ってないなりに出来るだけちゃんと作ろうとはしてたんだよね、これ。
それだけに今回のリミックスでの音色的な変化はそう大きくないんだけど、細かい部分での調整とかは神経質なレベルでやってます。
まぁ、これも自分の曲ではないし、俺のスキルで辿り着ける限界はだいたいこんなトコだろうなと思って、今後のリミックスはもう考えてません。
1990 [COMPLEX Cover] (take.2)
ちょうどひと月ぐらい前にUPしたばっかなのに、もう差し替えちゃいましたw
最初の音源も決して悪いってほど悪くはなかったんだけど・・・ってか、そもそもこの曲自体が自分の歌に合ってないと思ってるんで、気に入らないトコは多いんですよ、これ。
まぁ、この曲に関しては純粋にこのギターが弾きたかっただけってトコから作ったものなんで、そういう意味では自己満足してるんですけどね。
実は、前テイクのミックス不足はUP直後に自覚してて、それでも今すぐ直す気は無かったんだけど、今回は古い楽曲をリミックスした都合があるんで、バランスとして近々の音源がミックス不足のままじゃカッコつかないなと思いましてねw、それで改めてリミックスに至ったという経緯があります。
ハィ、長々とお付き合い有難う御座いますw
気が済んだんでもう終わりますw
なんか、映画レビューとかも在庫の記事があったりするんだけど、手直しやら構成やらしてると書き物スイッチ入りそうなんで、また暫くは更新しないかもですな。
家事とか諸々がどうしてもあるし、寒くなってきたから体調変化も少し気をつけたりしないととかさ、生きてると面倒よね、色々。
ってな訳で、今回はこれにて。