篠窯(京都府亀岡市) 平安時代後期(10世紀末~11世紀初め頃)の篠窯業(しのようぎょう)生産遺跡群西山1号窯で、近江系の濃い緑色の緑釉(りょくゆう)陶器や窯道具の三叉(さんさ)トチンの破片などが大量に発見された。 同窯跡群は、奈良~平安時代ごろに釉薬を使わない須恵器などを焼いた窯が密集する地域として知られるが、異質の製作技術を近江から受容していたとみられるという。[毎日新聞]陶芸の美 12巻/著者不明¥2,625Amazon.co.jp