25日までに、屋部前田原貝塚で沖縄貝塚時代(本土における縄文~平安時代)中期のほぼ完全な人骨が発見された。 沖縄の化石人骨としては約1万8000年前と思われる港川人が有名だが、今回のものは2500~3000年前のものと思われるという。[沖縄タイムス]
● 港川人(みなとがわじん) ●
沖縄県具志頭村(ぐしかみそん)から発見された新人の化石人骨。昭和四十三年(1968)または四十五年(1970)に大山盛保が発見。4体以上出土。約1万5000~2万年前のものと思われる。推定身長は男153cm。女143cm。縄文人や柳江人(りゅうこうじん。中国南部の化石人骨)に似ているという。(『国史大辞典』吉川弘文館・『日本史広辞典』山川出版社 参照)
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