ズボラなのに、何故か実は洗濯好きです。
お小遣いを貯めて中学生の時に買ったのは
婦人之友社から出ていた「堀志津さんのせんたくの本」でした。
参考にして色々試行錯誤したおかげか、
衣類の物持ちがとても良かったりします。
サイズアウトで断念、の場合はありますが
擦り切れたり穴が空くまで着て、大体二十年は保つ。
良質な素材だったら三十年以上、もあります。
昭和の終わりに買ったベネトンのコットンのカーディガンは現役。
当時はビッグサイズのおっさんデザインカーディガンが今は丁度良い苦笑。
生成り色なんだけどシミもなく後十年は大丈夫そう。
そんな洗濯史の相棒アイテムは
・オキシクリーン
・ドクターペックマンのカラーリムーバーシート
・浅草で買った馬毛の洗濯ブラシ
・同じく浅草で買った毛玉取りブラシ
・洗剤「浄」
・洗濯マグちゃん
です。
オキシクリーンは有名ですが、その他は余り聞かない名前かも、なんで説明します。
カラーリムーバーシートは、洗濯時に一緒に洗濯機に入れると布の色落ちを防ぐ、これがあるから手入れの大変な色柄モノを長年着ることが出来てます。ただ、余り売ってなくて、通販で買ってます。
洗濯ブラシと毛玉取りブラシは、本当に一生モノです。軽い汚れは洗濯洗剤のみ、手強いのは加えてオキシクリーンと洗濯ブラシを使って染み抜きをすると衿垢汚れも大体落ちる、これでも染み抜き出来ないものは断念してます。
毛玉取りブラシはウールのものにとても優しく、製品が長持ちします。
洗剤「浄」は洗浄力は強くないけど、素材に優しいのと、身体にも優しいのでアレルギー持ちにはありがたいです。絹モノはこの洗剤で素早く手洗いし、洗濯機で短時間脱水してます。
洗濯マグちゃんを使うと、生乾き臭や部屋干し臭がほぼほぼなくなります。洗濯マグちゃんだけで洗剤を使わない洗濯も出来るのですが、個人的にはやはり洗剤を入れた方が絶対綺麗になると思うので、洗剤はメーカー推奨より2/3少ない量を入れてます。
しかし、最近の洗濯道に新たな障害があることに気づきました。
加齢臭がとれましぇーん。
何故か上半身だけ発生して、特に首筋と背中がくっさい。
元々絶対インナーを着る、なのでインナーだけの被害で済んでますが、インナーシャツがおっさんの臭い…
特に洗って干して、しばらく仕舞い込んでいるものの臭いが酷い。
そういう時はオキシクリーン漬けにしてますが、
埃と汗が混じった茶色い臭い水になってます。
オキシクリーンの汗抜き、効果大です。
でもしばらくすると汗抜きしても臭いが取れなくなり、そうなったら穴が空いてなくても捨てます。
特に化繊のインナーは臭いが付きやすい気がします。元々痒痒になるし、最近は天然素材100パーセントばかり着てます。
裁縫をしようとして、仕舞い込んでいたデッドストックの布を出す時も、オキシクリーン漬けすると似たような臭いと色の水になるので、埃や酸化が溜まってるのかなあ。
経年劣化を実感してます。
こんな感じでお手入れしていて
シーズンオフで仕舞い込む時やよそゆきのものは
クリーニング店に出してます。
やはりプロの技術で型崩れを防ぐのと
仕上がりが違うのが、お金では変えられない。
ただ、汗抜きに関してはお店の水洗いより
自宅で洗う方が良い仕上がりだと思ってます。
クリーニング水洗い指定で落ちなかった脇汗染みが、自宅で洗剤と洗濯ブラシで二度洗いしたらかなり落ちました。
最近歳を取ったからか
子供の頃読んでいた婦人之友とか暮らしの手帖とかの記事を再現実践したくなり、
パートのトカイナカ暮らしで収入も減ってるのもあり、実践の結果家計防衛に繋がってるのを実感して、ちょっと嬉しい。
でも、吝嗇家の母親のDNAの継承をしみじみ感じて複雑な気分です。。