人っ子ひとり通らない寂しい登山道
での一夜…
そんな中での浅い眠り…
アラームをセットした4時よりも前に、
トッキョキョカキョクという、
ホトトギスの声で起きてしまいました
テントの外はまだ薄暗いですが、
これから西穂山荘までの道のりもあるので
急いで身支度を整えて…
4:48 出発
5:32 西穂山荘、再び到着(笑)
ここで大きな荷物をデポさせて
もらいました。
外の棚にはすでにたくさんのザックが
隙間なく並んでいます。
私たちは下に置くしかありません
でした
5:44 山頂に向けて、出発
間に合ったぁ
山荘から少し登ったところからの眺め。
雲が滝のように流れ落ちています。
昨年秋に四国で初めて見た滝雲
また見られるなんて幸せだ。
ここで朝食。
笠ヶ岳もよーく見える!
ご飯も美味しいし空気も美味しい
向かいには憧れの霞沢岳
高度を上げるごとに雄大な景色に。
目の前には西穂高岳がドドーンと。
そして丸山の標識も見えてきました。
6:18 丸山到着
緑のハイマツに覆われた一本道。
見た感じより足場が不安定です。
足元にはかすみ草のようなイワツメグサ。
小刻みに風に揺れる姿が可愛い。
前方に見える綺麗な三角の峰は
ピラミッドピーク。
まだまだ遠い。
右手には雲海と前穂高岳。
見るからに険しげな峰々…
だんだんと近付いてくると
思われた独標…
がっ、この渋滞です(笑)
渋滞中に、お花に詳しい方が
「これはウサギギクだよ。」と
教えてくれた。
花びらがウサギみたいになってるの
岩だらけの独標は結構険しいので
注意して登ります。
とにかく人が多くて時間がかかる。
その分たくさん休憩できるから、
私は嬉しかったけどね
7:11 独標(2701m)
写真撮影も行列でした。
撮影も何回も頼まれ…
断れない性格なのでホイホイ撮る
振り返ると、さっきの滝雲が育って
ナイアガラの滝みたい
そして前方には細く険しげな道。
独標の下りはなかなかの高度感。
慎重にね〜
7:24 9峰到着
9峰と8峰の間にある
この箇所が、西穂の登山道の中で
一番怖い!と私は思う。
足を置く場所が二箇所しかなくて、
それもつま先がやっと乗るくらいの
狭さなのです
通り過ぎて振り返ったところ。
この岩の下は何百メートルも
切れ落ちています。
2年前にここに差しかかったときは
体がブルブルと震え、
マジで引き返そうかと思った
今回はそこまででもなかったので、
少しは進歩したのかな
名前がカッコよくて大好き