東紀州10座②その1〜迷っても諦めない!〜一族山・布引の滝・その他滝巡り | 山登りとカフェ巡りのブログ〜今を楽しむ転勤族(亀山市在住)の日常

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転勤で三重県にやってきた夫婦の日常です。

趣味は食べ歩き。夫婦で酒呑み。
そして2人でいつまでも続けられそうな趣味、登山に出会ってから、何だか毎日がキラキラしてきた気がします(о´∀`о)

GWの山行レポの前に、もう二話…
ありますチュー


縦に長〜い、我らが三重県。
その南東にあたる東紀州と呼ばれる
地域。

家からの距離は200キロ近くあり、
なかなか行きにくい場所でも
ありますが、気候も温暖で、
自然もいっぱい。
そんな魅力的な土地に点在する
東紀州10座を制覇しようという
このシリーズキラキラ


↓ちなみに第1座目はこちら↓


今回は第2座目一族山
攻めることにしました!


一族山の登山口へは、細いくねくね
山道を通っていくんですが、
とても水が豊富なところみたいで、
たくさんの滝が見られます。

中でも日本の滝百選にも選ばれた
という布引の滝は一見の価値ありウインク


まずは上からドドーンと。
前日は雨だったということもあり
水量も多く真っ白な布引の滝。


三段に分かれており、各滝壺の水が
透き通っていて、とても綺麗キラキラ


階段を降りて、もっと近くまで
行ってみよう!


轟音とともに、こちらの会話も
かき消されるほど。


細かい水しぶきもすごくて、
マイナスイオン発生しまくって
いるんだろうな〜照れ


滝の近くでは、苔や木々も
生き生きとしていましたよ。


美しい滝を間近に感じることが
できてよかった。
さて、駐車場に戻りますか。



亀山を出たころはどんより曇り空
だったのに、今はこの青空!


今回、たかさんは月末のテン泊に
向けての歩荷トレということで、
65〜70リットル(だったかな?)の
でかザックにてお出ましです。


10:07  一族山登山口をスタート
荷物がでかくても軽々と歩きだす、
こちら様爆笑


しかし出発してそうそう、
悲しいものを目撃してしまった!

シカさんの死体ですガーン
(後で確認したら写真にも写ってた)
登山道にまで流れ落ちる滝の
水たまりの中で、剥製のように
綺麗だけど、かわいそうえーん

山でこういう光景を見たのは
初めてかも!


それからも滝壺から溢れ出る
澄んだ水たまりを渡渉しながら…


途中で右に分岐します。


清々しい林道歩き。


しかし足元は一瞬たりとも、
気の抜けない、湿ったツルツルの
木製階段がえんえんと続く。


苔もとても多くて元気!


苔好きとしては何度も立ち止まって
撮影会です。


あまり人が入らないのかな。
ひどく荒れている登山道。
枯れた杉の葉や細かい落石で
びっしりと埋め尽くされています。


たま〜に咲いている白い花に
励まされ…


ようやく景色のひらけた場所に
出ると…


あった!この看板。


ここから舗装された道路に出ましたが
道路の両サイドが崩れ落ちて
落石だらけという恐ろしい状況!!


ツンツンつついただけでも、
とんでもないことに?

(コラ!つつくなガーン


ガイドブックでは、
この看板をすぎて少しのところから、
また登山道が始まると書いてあるん
だけど?


こんな世にも恐ろしげな階段や…
(しかも進入禁止のロープが
    張ってある)


なーんとなくマーカーかな?と
思えるようなテープが貼ってある
場所でも、道などなくて…


でも何となくここから上がった所が
頂上っぽいので、険しい森の中を
がんばって進もうとするが、
道無き道を、登れたところで
下りて来られるか不安なくらいの
急登で、諦めて戻ってきました。



突き当たりの工事現場まで
来てしまった…山にショベルカー!?
東紀州10座に似つかわしくない光景



これはいくら何でもおかしいだろう
と引き返すことに。


引き返す途中で、もうこの山は諦めて
話題のランチでも行こうかね〜?
という話まで出たんですが…

ここで人の声が聞こえてきました。

おねがい!!と思った私たち。

通りかかった男女2人組は格好から
見て登山者のようだったので、
さらに希望の光が見えてきた

その方たちに、登山道のありかを
尋ねました。


そしたら、まさか!と思っていた
こんな場所が、続きの登山道の
入り口だったんですびっくり


階段の一番下の段をよーく見たら、
剥がれかかったテープがついてるし!
これはわかりにくいショボーン


よっしゃあ!と歩き出し、
右に曲がると、こんなに綺麗に
整備された道が現れましたラブ


標識もちゃんとあるラブ



整備されていると言っても、
他の山に比べると荒れていますが、
今まで杉の葉だらけのツルツル階段や
落石だらけの舗装道路を見てきて
いるので、ここはとても歩きやすく
有難い登山道に思えました笑い泣き


ド派手なツツジがたくさん散って、
美しいというより少しエグいかも?


でも、さっきまでと比べると、
安心感もあり、天国だな〜。


いつの間にか空も見えてきて、
これは頂上が近いのかな?
(でもここからが意外と長かった)


そして、やっとのことで…


13:03  一族山(800m)山頂


ツツジの帽子をかぶって記念撮影


木々に囲まれて、展望はそれほど
良くないが、かなり迷って辿り着いた
だけあって、思いはひとしお照れ


悪路に気を使いながらの長い道のり。
朝はパンしか食べていなかった私達、
少しシャリバテ状態かも?

たかさんがニューアイテムでお湯を
沸かしてくれたので…


ランチにしましょうかね〜ウインク

(三角点をテーブル替わりに
使ってごめんなさい笑い泣き


ん〜、うまいっチュー

コーヒーも…
と思ったんだけど、それはこれから
とっておきの場所で飲むのを楽しみに
下山することにしました。


13:31  下山開始


あいかわらず酷い崩壊路に、
ビビりながら進む。


ここ、行きは崩れていなかった
ような?ガーン


14:37  下山完了

思ったよりも、登るのにかなり
時間がかかってしまい、
その影響で、気になっていたカフェの
ランチには間に合わなそう。

でもカフェの時間を優先して、
登頂を諦めなくてよかった〜爆笑

登山道を教えてくださった
お2人には感謝の気持ちでいっぱい!
救いの神に思えました。


続きは次回。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございましたニコニコ