GWの山行レポの前に、もう二話…
あります
縦に長〜い、我らが三重県。
その南東にあたる東紀州と呼ばれる
地域。
家からの距離は200キロ近くあり、
なかなか行きにくい場所でも
ありますが、気候も温暖で、
自然もいっぱい。
そんな魅力的な土地に点在する
東紀州10座を制覇しようという
このシリーズ
↓ちなみに第1座目はこちら↓
今回は第2座目一族山を
攻めることにしました!
一族山の登山口へは、細いくねくね
山道を通っていくんですが、
とても水が豊富なところみたいで、
たくさんの滝が見られます。
中でも日本の滝百選にも選ばれた
という布引の滝は一見の価値あり
前日は雨だったということもあり
水量も多く真っ白な布引の滝。
透き通っていて、とても綺麗
行ってみよう!
轟音とともに、こちらの会話も
かき消されるほど。
マイナスイオン発生しまくって
いるんだろうな〜
生き生きとしていましたよ。
できてよかった。
さて、駐車場に戻りますか。
だったのに、今はこの青空!
向けての歩荷トレということで、
65〜70リットル(だったかな?)の
でかザックにてお出ましです。
10:07 一族山登山口をスタート
荷物がでかくても軽々と歩きだす、
こちら様
悲しいものを目撃してしまった!
シカさんの死体です
(後で確認したら写真にも写ってた)
登山道にまで流れ落ちる滝の
水たまりの中で、剥製のように
綺麗だけど、かわいそう
山でこういう光景を見たのは
初めてかも!
澄んだ水たまりを渡渉しながら…
途中で右に分岐します。
気の抜けない、湿ったツルツルの
木製階段がえんえんと続く。
苔もとても多くて元気!
撮影会です。
あまり人が入らないのかな。
ひどく荒れている登山道。
枯れた杉の葉や細かい落石で
びっしりと埋め尽くされています。
励まされ…
道路の両サイドが崩れ落ちて
落石だらけという恐ろしい状況
とんでもないことに?
(コラ!つつくな)
この看板をすぎて少しのところから、
また登山道が始まると書いてあるん
だけど?
こんな世にも恐ろしげな階段や…
(しかも進入禁止のロープが
張ってある)
思えるようなテープが貼ってある
場所でも、道などなくて…
頂上っぽいので、険しい森の中を
がんばって進もうとするが、
道無き道を、登れたところで
下りて来られるか不安なくらいの
急登で、諦めて戻ってきました。
突き当たりの工事現場まで
来てしまった…山にショベルカー
東紀州10座に似つかわしくない光景
これはいくら何でもおかしいだろう
と引き返すことに。
話題のランチでも行こうかね〜?
という話まで出たんですが…
ここで人の声が聞こえてきました。
と思った私たち。
通りかかった男女2人組は格好から
見て登山者のようだったので、
さらに希望の光が見えてきた。
その方たちに、登山道のありかを
尋ねました。
こんな場所が、続きの登山道の
入り口だったんです
剥がれかかったテープがついてるし!
これはわかりにくい
右に曲がると、こんなに綺麗に
整備された道が現れました
標識もちゃんとある
整備されていると言っても、
他の山に比べると荒れていますが、
今まで杉の葉だらけのツルツル階段や
落石だらけの舗装道路を見てきて
いるので、ここはとても歩きやすく
有難い登山道に思えました
ド派手なツツジがたくさん散って、
美しいというより少しエグいかも?
でも、さっきまでと比べると、
安心感もあり、天国だな〜。
これは頂上が近いのかな?
(でもここからが意外と長かった)
木々に囲まれて、展望はそれほど
良くないが、かなり迷って辿り着いた
だけあって、思いはひとしお
悪路に気を使いながらの長い道のり。
朝はパンしか食べていなかった私達、
少しシャリバテ状態かも?
たかさんがニューアイテムでお湯を
沸かしてくれたので…
ランチにしましょうかね〜
(三角点をテーブル替わりに
使ってごめんなさい)
コーヒーも…
と思ったんだけど、それはこれから
とっておきの場所で飲むのを楽しみに
下山することにしました。