初めてのソロ登山のはずが٩( ᐛ )وその② | 山登りとカフェ巡りのブログ〜今を楽しむ転勤族(亀山市在住)の日常

山登りとカフェ巡りのブログ〜今を楽しむ転勤族(亀山市在住)の日常

転勤で三重県にやってきた夫婦の日常です。

趣味は食べ歩き。夫婦で酒呑み。
そして2人でいつまでも続けられそうな趣味、登山に出会ってから、何だか毎日がキラキラしてきた気がします(о´∀`о)

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初のソロ登山。

5合目で撤退でも、自分だけの力で
登れたという満足感はあっただろうし
記念すべき日にもなったでしょう…

しかし人生には時々、
思ってもみなかったことが
起こるものです。

ふと知り合ったSさんと力を合わせて
もしかしたら頂上まで行けるかも?
という淡い期待をいだいた、
前回の続きです。

{07374506-FF1C-4C1A-8AC9-C07C3DA90B58}ほぼ展望ゼロの地蔵岩を過ぎ…


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8:26  6合目「キレット」
         15mほどの崖を下ります。

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ときおり、飛ばされるのではないか
という強風も吹きますが、
Sさんは全く動揺もしておらず、
楽しげに降りていきます。

鎖もほとんど使わず軽々とすごい!


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私もキレット大好きなので、
すんなりいくかと思いきや、
やはり岩の所々に雪がついていると
恐怖感がありますねアセアセ


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キレットを過ぎると、寒さは厳しく、
木々にはうっすらと霧氷がキラキラ

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登山道も雪で真っ白です。
まだアイゼン無しでもいけそうです。


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標高1000mの7合目ではこの通り。
本格的な霧氷を見ることができました。

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強風に向かって立つ、余裕のSさん。
これから先の鎖場に備えて、
休憩している図。


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鎖場はアイゼン無しだと、
ちょっと滑るので、
鎖をしっかりと握って慎重にガーン


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鎖場を過ぎたら、
ついにアイゼンを装着しました。
ワンタッチでホント簡単でした。

Sさんも6本爪で、
ついに2人、アイゼンデビューです!!


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岩が氷で覆われていてビックリです。
ここを滑らずに、とても爽快に、
ザクザクと歩けるのが嬉しいです。

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9:32  ついに中道のゴールキラキラ


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富士見岩からは、
予想どおり何も見えませんでした笑い泣き

そして相変わらずの強風です。
顔に雪が当たって痛いのなんのって。


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とりあえず山頂公園まで行こうかと、
フカフカの雪の上を歩きました。

霧氷がびっしりで、真っ白な花が
咲いているようですラブ

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晴れていればこの展望台から、
色々な山を見ることができるんですが
今日は真っ白で何も見えずタラー

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その代わりに、この霧氷ですおねがい

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美しすぎて言葉を失いますキラキラ


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氷瀑も完成度が高くて見事でした。
凍りが甘いときは、
骨組みが見えていて興ざめなんです爆笑


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「三角点にも行きましょう」と
さらに1キロほど雪道を歩きます。

ほぼ平坦な道なのにアイゼン付きだと
けっこうキツイ。
休憩を挟みながら向かいました。


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10:05  一等三角点

御在所岳(1212m)無事登頂キラキラ

2時間38分もかかっちゃいましたてへぺろ

ここまで単独の男性登山者2人と、
ロープウェーで上がってきた観光客
5人としか会いませんでした。

平日・雪・強風の日は、
さすがの御在所も、
こんなにも人が少ないということ、
勉強になりました爆笑


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「望湖台」というところにも
連れて行ってもらいました。
途中、岩にビッシリ付いていた、
これは何?爆笑

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ここから琵琶湖が見えるんだそうです。

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こんな凍てついた看板は、
なかなか見られるものではないので、
琵琶湖が見えるより嬉しいです照れ


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また山頂広場まで戻り、
レストラン「アゼリア」で、
一休みしていきましょう。

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温か〜いコーヒーを飲みながら、
和やかに山の話を。

Sさん、登山を始めたのは2年前で
私とほぼ変わりません。

山好きな友達に誘われ、
最初はイヤイヤ始めたそうですが、
いつからか楽しさに気付き、
猛烈にハマりだし、
1人でも登るようになってからは
かなりの回数登っているそうです。

岩場が大好きだそうで、
口コミやネットで珍しい岩を探しては
行ってみるそうです。

色々な岩の写真を見せてもらって、
岩好きな私は、嬉しくて嬉しくて。
いつか実際に見に行きたい岩が
たくさんありましたおねがい


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私たちが岩について語っていると、
後ろの席にいた男性が、
「鎌が見える!」と叫びました。

窓の外では一瞬雲が晴れ、
お隣、鎌ヶ岳の尖った山頂を
見ることができました。

諦めていただけに、みんな嬉しくて
店員さんも一緒になって喜びましたキラキラ

「晴れ間があるうちに
出発しましょう」と、店を出ました。


{5C519B62-625F-45FD-8C4B-88837547BD5B}やはり外は極寒。
確実にマイナス10度近くはありそう。

でも登山のウェアはよくできたもので
少し歩くとポカポカ暑いくらいに
なるのですチュー


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11:17  下山も中道で。


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登りに比べると楽だし、
息は上がらないし、
やっぱり下りって最高ラブ


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1000m以下になるとガスを抜けて
一気に視界が広がりました。
こんな晴れの景色も見ることが
できるなんて思いもしませんでした。

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12:17  キレットでは青空に向かってルンルン

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そして鎌ヶ岳もクッキリ。

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嬉しいっっっラブ


「立岩(たていわ)って行ったこと
ありますか?」とSさん。

「ないです。初めて聞きました」と私。

「なら立岩も行ってみましょうウインク

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裏道側に少し入ったところの、
まるで隠し通路のような小道を行くと
今まで見たこともない岩が
ありましたびっくり


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こんな恐ろしげな岩を超えて…

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12:46  これが「立岩」だそうです。

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まるで古代の遺跡みたいです。

御在所岳には10回近く登ったけど、
この立岩をはじめ、
まだ知らない箇所も多々ありそうです。


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12:55  下りでは地蔵岩もこの通り。

海まではっきりと見えて、
登りの視界ゼロとはえらい違いです。


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登りでSさんと出会った岩まで
下ってきました。

ここで例のホットサンドメーカーで
焼いた◯ほサンドをいただきました。

家で焼いてきたので冷たいけど、
鎌を見ながら食べるのは
最高に美味しいラブ


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登山口直前で、鮮やかな緑の苔に
パラパラと降り弾むあられ。
う、美くしいおねがい

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13:30  登山口に到着

「お疲れ様でした」と思わず握手。


朝から色んなことがあって、
一旦は諦めかけたソロ登山も
なんとか形になり、
Sさんのお陰で、登頂もできましたキラキラ

憧れの霧氷も見ることができたし、
初めてのアイゼン歩きもできて、
知らない岩にも連れて行ってもらい…
何より楽しく山歩きができたことに
何度感謝の言葉を言っても足りません。

また会えたらいいですねキラキラ
とお互いなかなか車に乗り込まず…
でも連絡先を交換しないのは
山、あるあるですね(笑)
名残惜しいお別れをしました。

もし次に会うことができたら、
連絡先を交換して、夫も一緒に
みんなで色んな山に登ってみたいです。

長い長いブログ、
最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたキラキラ