1並びの本日、1月11日に
初めてのソロ登山をすることに
決めていました
いつも人に頼りきりの自分を
変えたくて、いつかはとチャンスを
狙っていました。
もう何度も登っていて、
道に迷う心配が極めて少ない、
そして人が多く歩いているであろう、
御在所岳中道ルートに決めました
前日からわくわくドキドキで
あまり眠れず…
だが眠りに落ちたら落ちたで、
なんと自分が死ぬ夢を見たり
これは何だかイヤな予感…
でも朝、4時に起きると
自然と山に行く気マンマンになり、
色々と準備をして、
念のため早めに家を5時半に出発
ゆっくりめに走ったのに、
御在所岳の冬季用駐車場に、
6時半頃には着いてしまい、
まだ真っ暗で人っ子ひとりおらず…
街灯のない駐車場に1人きり?
なんと恐ろしい
空は明るくならないし。
ゴーゴーと強風は吹いているし。
宝石のように綺麗だったこと
あまりの美しさに、
とりあえず写メらないと、と思い、
車を降りて少し歩いた瞬間…
何につまずいたのか?
ドカッと派手にコケました
なぜか手の平ではなく甲で着地し、
ついでに右の頬をアスファルトに
打ちつけ、痛ぁい
血が出たりはしませんでしたが、
後日、殴られたようなアザに
なるでしょう…
アホだ、アホすぎる。
朝から散々だわ…
人も1人も来ないし…
雪まで散らつきだして…
きっとこんな日には、
誰も登りに来ないのね
それに自分が死ぬ夢を見たり、
こんなアホっぽい怪我までして、
今日は諦めろという意味だよね?と、
ヒリヒリする頰を冷たい手で
冷やしながら、泣く泣く家に帰る
決心をしたのでした(笑)
むなしすぎる撤退でした
が、しかし、
ふもとまで降りてくると、
風は止んでいて、空も明るくなり…
何だかこのまま帰るのも、
シャクな気がしてきた
もしかしたら山の天気も少しは
マシになっているのでは?
と、また引き返す(笑)
駐車場に戻ってくると、
なんと4、5台駐まっていたので、
これは心強い
行けるところまで行ってみようと
いう気になれました
ついに記念すべき、初めてのソロ登山
が始まるのね〜
本当に楽しいです。
もっと心細さを感じるかと思ったけど
たまに追い越していく単独の男性が、
こんにちは
と爽やかに挨拶してくださるので、
全然さびしくありません。
来たところで下を見下ろすと、
今まで見たことないタイプの絶景が
なんという幻想的な景色。
曇っていて諦めていた、陽の光を
見ることができるなんて
いつものように木の枝を挟み込み…
くぐって抜けました。
せめて地蔵岩までは行きたいな
少し登って、踏み跡をたどって
岩の上に寄り道してみると…
そこから、さっきのおばれ岩を
見下ろすことができました
これは初めての体験。
ソロだからこそ、気になる場所を
じっくり堪能できるんですね
テーブルみたいな岩の上からも
この景色
そこでは1人の男性も写真を撮って
いました。
「今日はすごい景色ですね〜」と
お互い感動を分かち合い、
よかったらお撮りしましょうか?と
景色をバックに撮って差し上げると…
今日は景色だけかな?
と思っていたので、思わぬ記念写真、
嬉しいです
一緒に自撮り(笑)
Sさんといって四日市の方だそうです。
風もさらに強くなってきて、
私はそろそろ下山するつもり
だったんですが、
Sさんは、
できたら頂上まで行きたいと。
それに初めてのアイゼンの練習に
来たそうです。
(↑私と一緒だ!)
それを聞いたら、
私の考えも変わりました。
せっかくだから頂上まで行きたい
というわけで、ソロ登山のはずが
ここからはSさんと共に
山頂を目指すことになりました。
なんという展開
長くなりましたので、
続きは次回。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました