3Kという言葉がある。
今、日本ではあまり良い意味で使われていない言葉であって、よくブルーカラーの人たちの仕事のことを、汚い、きつい、きびしいと、そんなふうに言ったりする。 それがそうだとか違うだとか、一概には言えないところもあるのだが、一般的にはそんな使い方をすることが多い。
だけど、僕が今日書く3K、3つのKについては、まったく意味合いが違うということをまず申し上げておきたい。
実は僕が会社を経営しはじめてから、大変お世話になったKさんが3人いる、そういうお話だ。
ひとり目のKさんは、不動産業をやっていて、マンションやビル、賃貸や駐車場を持っている方で、それも東京の一等地から沖縄、新潟までお持ちになっている。 多分3人のKさんの中では一番年上なのかもしれないし、僕の会社を調べればそのKさんの名前はわかる、そんなKさんだ。
この人は元々、僕がサラリーマン時代から薄くは知っていて、すごい勢いとノリと、
ちょっと大人っぽくないような落ち着きのなさみたいなものがありながらも、いい人なんである。
僕は最初経営をはじめたときに、
「経営者っていうのは人脈だよ」 「経営者との人脈だったり、経営者と遊んだり、経営者とお付き合いしなさい」
と、あるおじいちゃん経営者に言われたことがあって、そこで数少ない相談できる経営者のひとりが、このKさんだったのだ。
Kさんがきっかけで僕は守成クラブに入り、今の人脈だったり、今お付き合いしている人たちは、ほぼすべて元を辿ればそこから来ているということになる。 会社を登記させてもらっているのも、このKさんのビルだし、散々ごちそうにもなっている。
これは3人のKさんみんなにご馳走になっているのだけれど、本当にありがたいし、ゆくゆくは次の世代にやってあげなくちゃいけないと思っている。
この人は細かい相談事をするというよりも、遊びながら物事を解決してもらったり、結果に繋がっていたりみたいなことが多い。 あとはやっぱり父のような存在でもあって、これは3人ともそうなんだけれど、この人がいなかったらうちの会社ももっと大変だったなと思う。
特に、守りの部分でね。
ふたり目のKさん。
この人は僕が人脈を広げはじめたときに、えびな会という会で出会った。
この人は3人のKさんの中では唯一お酒を飲む人で、それもかなり飲まれる。
僕はこの人に、無償の愛というか、いわゆるBNIでいうところのギバーズゲインとか、利他的精神とか、そんなものを学んだ。
本当に自分の子供かというぐらい、多分お金も使わせてしまっているし、いろんなことを親身に教えてもらった。
口数が決して多い人ではなくて、端的なところもあるんだけれど、ベランメー調で、
いかにも配管清掃の会社をやっているブルーカラーの大将みたいな雰囲気が、パッと見ると確かにある。
たぶんあえて出しているところもあるんだろう。
僕も最初はそういう人かなと思っていたんだけど、実はMBAも取られているし、
結構華麗なる一族で、100億規模の会社の代表取締役を長年経験してから今の会社をやられている、そんな経緯がある方だ。
口数は少ないのだけれど、僕が一番困ったときとか、どうしたらいいかわからないときとか、
これはやばいなと思ったときに、まず相談するのがこの人だ。
込み入った話を一番相談しやすい、困ったこととか、そういうときに真っ先に顔が浮かぶ。
結局僕はこの人経由で、多分一番多く人を紹介してもらっているかもしれない。
本当に、世話になっているという言葉ではきかないような感じだ。
本当に困っているときとか、やべえときとかに、僕から言葉を吐き出させるのが上手い人でもある。
何度も助けてもらっているし、なかなか本当にこの人には返しきれなくて、下の人に返すことになるんだろうなと、
そんなふうに思わせてくれるKさんだ。
昔、前職でも僕がそんなふうに思ったKさんがいたりもして、
僕はKから始まる苗字の人にすごくお世話になる運命なのかもしれない。
最後にもうひとり、三人目のKさん。
この人は投資家さんで、この方もえびな会で出会ったのだけれど、ギターを弾く人である。
本当に何十社も投資をされていて、投資家という立場が自分を社会貢献させている、
ということを多分信念として持たれている方だ。
今、僕は音楽を作るとか、音楽を映像につけるとか、効果音を作るとか、そんなお仕事が多かったりはするのだけれど、
いわば音楽としてはホワイトカラー的な領域で、この方との出会いが
時代のトレンドであるブルーカラー的な領域に私の音楽の仕事を発展させる契機になっている。
この人はギターもすごく上手くて、Charとか、そういったロックに影響を受けて、
かなり味のある、テクニカルで理論がすごくある、そんなギターを弾かれる。
人間的には、例えばトランプ大統領に対しても、僕にしても、決して態度を変えることがない。
ひとりの人間として、何を思っているか、どういう考え方をしているかを見抜く、本当に素晴らしい方である。
これから自分が一緒に事業をやるというと、多分この人ということになっていて、
実際に今、音楽ではなく社会人サークルのようなコミュニティの中で、
これも資本家や投資家の方が1億円ほどお金を集めていて、
それで社会人サークルを展開していくという事業の中の、音楽部門をこの方と一緒に担当している。
ここで、いわゆるブルーカラーの音楽、例えば音楽をやりたい人、
久しぶりにギターを持って若い日の熱をもう一度自分の人生に復活させたいという人たちのために、
音楽を教えたり、音楽をやる場所を提供したり、仲間を作ったりする、
「大人の経営音楽部」というサービスを展開していこうと考えている。
僕はこの方からも、
「君は音楽っていうニッチで売りにくい商材だけど、夢があるものに対して、
一生懸命、全力で取り組んでいる。そのことで自分の人生も変わった」
と言ってもらえていて、音楽をプレイする、音楽で仕事してて楽しいねっていうところから、
心が動いたと、感謝していると言ってくれる。
こちらこそですよ、というところで、僕自身はこの人がいなかったら、今の動画ビジネスの礎もなかった。
この人が紹介してくれた人との出会いが、動画制作という技術をうちの会社にもたらし、
ひとつの商品をローンチするところまで持ってこれた、というところがある。
そういう意味ではこの人は、前の2人のKさんとはちょっと違っていて、共同事業者という色がある。
ビジネスの面では一番ドライだし、一番厳しいところがある、それは投資家さんだからね。
だけど僕は、この人のあったかさや、ギターを弾けること、同じ価値観を共有していること、
そこもすごく嬉しいなと思っている。
そんなふうにして、3人のKさんにお世話になって今に至る、というところである。
こんな感じで、ここ何回かでは今、自分が考えていることや、
どんな人と関わっているか、趣味のことなどを書いていこうと思っている。














