暑い。実に暑い。
いや、8月も後半に入ってきて、少しは涼しくなってきた気もしないではないんだけど、やっぱり昔の夏に比べると、とんでもなく暑い。バンコクにいた頃ですら、ここまで体力を奪われるような感覚はなかった気がする。

去年なんかは、この暑さに完全にやられて、アルコール断ちを2〜3ヶ月も続ける羽目になった。でも今年はそうもいかないみたいで、それでも不思議と致命的に記憶を飛ばすような飲み方はしなくなってる。

シンプルだけど効果があるのは「水を飲む」ってこと。これだけで本当に二日酔いが軽くなる。ロックのウィスキーを一口やって、その後に水をがぶ飲みすると、めちゃくちゃ薄い水割りを飲んだのと同じことになる。血中アルコール濃度が跳ね上がらない。これ、データでもちゃんと出てる。結局、水こそが最強の対策なんだって、最近ようやく腑に落ちた。

ただし問題はタイミング。例えばカラオケボックスで盛り上がってる時に「水ください」って言うの、意外と難易度が高い。だからポカリスエットのロングボトルでも持ち込んじゃえばいいんじゃないか?とか考える。

もちろん、世の中には「伝説の二日酔い薬」みたいなものも残ってる。中国由来の、牛に黄色って書く成分が入ったサプリとか、薬局じゃ手に入らないけど気になる。ああいうのもそのうち試してみたいと思ってる。

結局のところ、アルコールとどう付き合うかってのは、人によって違うと思う。でも、俺の中では「水を飲め」っていうのが、小学生の道徳の教科書に書いてある「人に優しくしなさい」みたいな当たり前だけど深い真理に近いものになってる。

つまり――水こそが、飲んだ日のクオリティオブライフを守る最強の武器だ。


先日、「ハニービー」っていうバーで飲んできた。
20から通うロック界の親父と呼べるロミーさんの店。
ちょっと隠れ家みたいなところでイギリスの城のレンガが粋な雰囲気を出す
グラスの中で氷がカランと鳴るたびに、
世界が少し揺れるような気がする。

レコードが回りはじめる。
針が落ちた瞬間のノイズが、時代を飛び越える合図みたいで。
そこに流れてきたのは、オジー。
その声、そのサウンドに包まれた瞬間、
僕は時間という概念を忘れてしまった。

クレイジートレイン、アイアンマン、グッドバイトゥロマンス、オーバーザマウンテン
亡くなったのにレコードの中に生きている。

楽しい時間って、どうしてこうも早いんだろう。
さっき入ったばかりのはずなのに、
気がつけば夜は終わりに向かっていて、
帰り道の風が、もう少し飲んでいけよって囁いている。

お酒には、不思議な力がある。
アルコールが脳の時計を狂わせるから、
体感時間は一瞬で溶けてしまう。
だけど、楽しいからこそ「早い」と思えるんだ。
もし退屈だったら、同じ1時間は永遠に続くように感じただろう。

つまり、今日という夜は、
一瞬で終わるほどの「濃さ」があったということだ。

でもそれ以上にロミーさんとすごく一刹那がとても愛おしい、この当たり前が1秒でも長く続くといい。
70を過ぎた彼の真っ白に染まった長髪を見るたびに、ここだけは永遠に続いてほしいと願う。









2025年8月某日。
朝9時半、前夜の酒が残り、頭は重く、体は熱っぽくぼんやりする。
二日酔いというより、まるで風邪の初期症状のような倦怠感。
ここで仕事を止めてしまえば、積み上げが崩れる。

そこで カロナール(アセトアミノフェン)200mg × 2錠 を服用。
解熱・鎮痛の効果で「頭のズキズキ感」を和らげ、体の炎症反応を静めることを狙った。

服用から30分後——
大きな変化はない。ただ「悪化していない」ことに気づく。
これは薬が熱や炎症の進行を抑えている証拠だと考えた。

1時間後——
まだだるさは残るが、額から汗がじんわり出てきた。
体温が調整されているサイン。体が「回復モード」に切り替わった。
水分を意識的に多く摂ったことで、薬の代謝もスムーズに働いている感覚があった。

2時間後——
重さは完全には取れていないが、作業机に向かう気力が戻る。
「やれる」状態になっている。
まさにカロナールの効能=熱を抑え、痛みを軽減し、体を動かせる状態に導くが実感できた。


銀座で寿司を食べるときは、いつも期待と緊張が入り混じるのですが、しょう介はその期待をはるかに上回ってくれました。おまかせをお願いし、酒を片手に前菜から最後の赤味噌汁まで、完全にストーリー仕立ての流れを楽しむことができました。

酒は壱岐スーパーゴールドロックや赤兎馬ロックを選びながら。前菜では、つるむらさきとなめこの酸味で口がさっぱりと整えられ、湯葉と毛蟹はぷりっとした蟹の甘味と湯葉の滑らかさが重なり合います。万願寺唐辛子となすとタコの冷やしは夏らしい一皿で、鰹の塩じめは旨味が凝縮され塩の当て方が絶妙。平貝は唐辛子焼き海苔で巻かれ、辛さと香りが弾力のある身を引き立てていました。

寿司は、しんこの繊細な酸味と柔らかな身が舌でほどける瞬間から始まります。めいちだいはぷりっとした歯ごたえに酢橘の香りが重なり、夏の海を思わせる爽やかさ。本マグロは赤身の力強さとトロのような甘みが同居し、かさごは炙った皮の香ばしさと厚みのある旨味が印象的でした。鯵は鮮烈で薬味との相性も抜群。中トロは絹のような口溶けで、車海老は噛むほどに甘みが広がります。さんまわさびは脂、わさび、醤油のコントラストが見事で、鬼のような迫力がありました。

うにはミルキーで海の甘みがじんわり広がり、蛤はタレとの相性が素晴らしい。穴子の巻物は酢橘と漬物、わさびの辛さが層を成し、新鮮な驚きがありました。ガリもフルーツのような甘みとピリッとした刺激が共存。いくらごはんは意外なほどさっぱりしており、卵焼きの甘さと最後のアサリの赤味噌汁で心地よく締まりました。

どの一貫も“美味しい”にとどまらず、食材の個性と大将の技が一口ごとに伝わってきました。銀座で寿司を食べ歩いてきましたが、ここは確実に記憶に残る一軒です。































沖縄の名物に「ポー玉」というものがあると弟が教えてくれました。弟は沖縄に来ると必ず食べるそうで、その話しぶりからも相当好きなのが伝わってきました。そう聞かされると、私もぜひ試してみたくなり、那覇空港にあるポー玉の店に立ち寄り、行列に並んで食べてみることにしました。

 

弟は迷わず「海老タルタル」を注文し、「これが一番好きだから」と即答しました。その勢いに押されて、私も海老タルタルを注文し、さらにベーシックな普通のポー玉も合わせて食べることにしました。どうせなら両方味わって比較したいと思ったからです。

 

ポー玉は名前の通り、ポーク(スパムのような加工肉)と玉子焼き、そしてご飯を海苔で包んだシンプルな形です。普通のポー玉は、ふんわりとした玉子の甘みとスパムの塩気、ご飯のほのかな甘さがバランスよく混ざり合って、優しい味わいでした。派手さはありませんが、毎日食べられそうな安心感があり、まるで“おにぎらず”の元祖のような存在感です。

 

一方、海老タルタルはその名の通り、エビカツのような具材にタルタルソースがたっぷりかかったものが挟まっていて、かなりワイルドな味わいです。サクッとした衣の食感と、濃厚で酸味のあるタルタルソースが、卵やスパムと合わさると一気にパンチのある味になります。これは確かに「美味しくないはずがない」という一品で、ガツンとくる旨さと食べ応えがありました。

 

食べ比べてみると、どちらもそれぞれ魅力がありますが、私は普通のポー玉の方が好みでした。やはりポー玉の本質的な魅力は、シンプルな組み合わせの中にあると感じます。海老タルタルも美味しいですが、初めて食べる方にはまず普通のポー玉をおすすめしたいです。

 

店には他にもさまざまな種類のポー玉が並んでいて、全部試してみたくなります。次回沖縄を訪れた際には、またこの店に立ち寄って違う種類をいくつか食べ比べてみたいと思いました。シンプルでありながら奥が深い、そんな沖縄らしいソウルフードです。












尊敬する小野瀬雅生さんが「空港でのお寿司はおすすめですよ」と言っていたので、那覇空港に早めに到着し、こちらで食事をすることにしました。どうせなら一般的な寿司ではなく、沖縄らしい寿司を味わおうと思い、まずはマチとタマンからいただきました。

 

マチは爽やかでさっぱりしていながら、しっかりと旨味があります。タマンはとにかく身が分厚く、噛めば噛むほどうま味が広がります。東京の魚とはまた違う、沖縄ならではのオリジナリティを感じました。

 

何かは忘れましたが野菜のお寿司も食べました。

 

海ぶどうの寿司は、いかにも創作寿司といった仕上がりで、これはこれで面白いのですが、正直海ぶどうはそのままで食べたいと思いました。もちろん美味しいのですが、ネタとしての魅力は別に味わいたいタイプです。

 

石垣牛の串焼きは本当に素晴らしかったです。上質な牛肉を存分に味わっているという実感があり、付け合わせの塩もまた美味しかったです。肉の甘みを引き立てる絶妙な塩加減でした。

 

ゴーヤの巻物も良かったです。特有の苦味がいい感じに効いていて、クセになる味わいでした。今回はお酒は飲みませんでしたが、飲んでいればさらに楽しめたと思います。

 

沖縄ならではの寿司を空港でしっかり堪能できる、貴重な一軒です。少し値は張りますが、滅多にできない食体験として十分価値がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅の素晴らしさは、その土地の美しさと悲しさと美味しさ、そして言葉では感じられないような“フード”――その国やその場所の食べ物や空気、自然を肌で感じられることだと思います。

今回訪れた糸満は、肌で感じすぎて腕が真っ黒に日焼けしてしまいました。

 

糸満を訪れたのは今回が初めてで、慰霊のために向かったのですが、どうしても悲しい気持ちになる街でした。美しくのどかな景色が広がる場所だからこそ、悲しい歴史がより強く感じられるのかもしれません。

 

そんな中で、龍神様を祀るお宮があり、たまたま立ち寄りました。そこで少し歩いた先に、「機会があったら行こう」と思って通り過ぎた海の家のようなお店が偶然目の前に現れ、「これは良いな」と感じて立ち寄ることにしました。

 

日焼けで真っ黒な地元の方に「ビールください」とお願いすると、出てきたのはオリオンではなくアサヒビール。それが逆にすごくローカル感を感じさせてくれました。そこで天ぷらとゆし豆腐を注文。ゆし豆腐は東京の豆腐とは違い、さっぱりしていながらも旨味が豊かで、だしとふわふわの豆腐だけで十分に美味しい一品でした。

 

赤魚の天ぷらは、天ぷらというよりたい焼きのような形で、これもまた美味しかったです。そして忘れられないのが厚揚げ。沖縄は豆腐が美味しいと、慰霊の旅の途中で乗ったタクシーの運転手さんが教えてくれたので頼んでみたのですが、今まで食べた厚揚げの中でもトップクラス。肉や油のえぐみが一切なく、ただただ旨い。ビールとの相性も抜群でした。

 

最後にジューシーをいただきました。これがまた絶品で、

「豚でちゃんとだしを取っているから美味しいんだよ」と教えてもらい、納得。

塩気と旨味のバランスが素晴らしかったです。

 

ある意味幻想的なひとときで、旅の孤独さと楽しさ、美味しさが同時に押し寄せてくるような時間でした。

その土地の“風土”そのものを味わう、そんなお店との出会いでした。






















伝説のすた丼が大好きで、そんなすた丼屋がラーメン屋を作ったと聞けば、行かないわけにはいかないと思い、御茶ノ水へ行ってきました。行ってみると、以前のすた丼がそのままラーメン店に変わっていて、少し寂しい気持ちもありましたが、昨今の米の値段などを考えると致し方ないことだと思いました。今ここにあるのなら、とりあえず食べてみようと入店しました。

 

今回は気分で汁なしを注文しました。背脂や魚粉、卵の有無、バター追加など色々なカスタマイズができるのが面白いです。肉もすた丼肉だけでなくチャーシューも選べましたが、それでは意味がないと思い、すた丼肉でお願いしました。

 

店はタブレット注文やQR会計になっていて、「すた丼もずいぶん変わったな」と、現金払いの頃を懐かしく思いました。肉は増しましたが、そうすると1500円を超えてしまい、物価高とはいえ少し悲しい気持ちになりました。日本の食文化を壊さないでほしいと感じます。

 

食べてみると、意外にも美味しく、汁なしにしたのは大正解でした。すた丼のタレがしっかり生きていて感激しました。肉はまさにすた丼そのもので、本当に美味しいです。今回は辛い汁なしにしましたが、しっかり辛く、それも良かったです。すた丼屋で出せば流行ると思いました。

 

ただ、この値段でメインとして考えると少し厳しい印象もあります。麺はあまり印象に残りませんでしたが、やはりタレと肉の美味しさはすた丼そのもので、すた丼好きであれば汁なしの方がおすすめだと思います。魚粉や辛さの成分は個人的には不要で、すた丼感が薄れるので、もっとストレートに「すた丼をラーメンにした」方が良いと感じました。

 

それでも、この味が好きで、美味しくいただきました。すた丼という存在がある以上、ラーメンを選ぶ機会は少ないかもしれませんが、アントワークスが手掛けている以上、一度は食べておくべき一杯だと思います。食べてよかったです。














沖縄ではA&Wに行きました。国際通りを歩いていて、以前弟から「アメリカンで、なおかつ日本では沖縄でしか食べられない」と聞いていたことを思い出し、ご当地グルメとしてぜひ味わっておきたいと思いました。モッツァレラバーガーと、少し曲がったポテト、そしてルートビアを注文しました。

 

ルートビアは、以前喫茶店で飲んだものがとても美味しかったので期待していましたが、こちらはもっとスパイシーな味で、私の好みからは外れていました。喫茶店で飲んだバニラ感の強い味が好きだったので、この味であればあまり飲まないかもしれないと感じました。

 

モッツァレラバーガーは、肉厚さとアメリカらしい大雑把さが感じられる一品で、とても美味しかったです。トマトや野菜もたっぷり入っていて、「これ一つで食事が完結する」というような満足感がありました。ソースの味わいにはアメリカらしい酸味があり、日本風にローカライズされていないところが良かったです。

 

一方で、私はアメリカらしさをもっと肉の豪快さや強い主張で感じるタイプなので、少し物足りなさもありました。それでも、これはこれで成立しているグルメだと思いますし、美味しくいただきました。沖縄に行ったら、また食べたくなるかもしれません。個人的にはバーガーキングの方が、自分の思う「アメリカらしさ」に近いのですが、それはあくまで私の中のイメージです。

 

食べてよかったと思いますし、スタッフの対応もとても良かったです。

もしかするとこの時、オジー・オズボーンが亡くなったニュースを聞いてショックを受けており、

あまり気持ちが入っていなかったのかもしれません。

ですので、もう一度改めて試してみたいと思っています。




















前日、結婚式だった親友に「飲もう」と誘われたのですが、さすがに彼も時間が読めない様子だったため、時間つぶしに「沖縄らしいつまみを食べておきたい」と思い、この居酒屋に入りました。結果として、最高のクオリティで大満足でした。

 

場所は、私が泊まっていた松山のホテル近く。店内はお客さんで賑わっており、一見高そうに見えるお店ですが、実際は意外とリーズナブルです。泡盛を注文すると、お茶の急須のような容器にたっぷり入って出てくるので、1つ頼むだけでもかなり効きます。コスパの良さも魅力でした。

 

注文したのは、グルクンの唐揚げと、どうしても食べたかったラフテー。ラフテーは東京の沖縄料理店でも食べられますし、美味しいのですが、やはり現地で食べると全く違います。味も香りも、段違いの美味しさでした。

 

特にグルクンは絶品で、カリッと揚がった骨まで食べられるパリパリの食感と、ふわふわの白身の優しい味わいが同居しています。スナックのような軽さもありつつ、魚の旨味がしっかりと感じられました。本当に美味しかったです。

 

ラフテーはとろとろで、口に入れた瞬間にほぐれる柔らかさ。脂の甘みと醤油の風味が絶妙でした。さらにジーマーミ豆腐もいただきましたが、こちらも甘みがあってとても美味しかったです。

 

沖縄らしさと確かな味、そしてコスパの良さが揃った、最高の居酒屋でした。人気があるのも納得です。