BUCK-TICKの新曲を聴いた。
タイトルは 「眩しくて 視えない」。
久しぶりにサブスクで流れてきたその曲を、思わず聴いてしまった。
聴いてしまったら最後、胸に突き刺さる。
今の自分がこの世界に抱えている「寂しさ」とか「違和感」とか、まさにそのままの形で音になっている。
櫻井敦司さんが亡くなって、それでもバンドはアルバムを出し続けている。
それはそれで素晴らしいし、本当にかっこいい。
でもどうしても、寂しさが強すぎて聴けなかった。
それでも、新曲を聴いた瞬間に思った。
「当たり前だった存在が、もういない」。
近所の居酒屋がなくなったとか、町の風景が少しずつ変わってしまうとか、そういう小さな喪失が積み重なっていく。
大切な人が亡くなるのも、それと同じで世界の景色が変わるということなんだろう。
けれど、不思議と「なくなったものは、なくなっていない」とも感じる。
心の中や記憶の中では、生き続けている。
今回の曲は、今井寿さんがボーカルを取っている。
櫻井さんじゃない。それが泣ける。
「いて欲しい」「そこにいてほしい」と心から願う。
でも、もういない。
だからこそ、この曲に宿る悲しい美しさは特別なんだと思う。
それは、きっと誰にとっても同じだ。
隣にいた祖父母や親、仲間。もう会えない人。
なくなってしまったお店や場所。
そういう「自分の当たり前」が目の前から消えてしまう悲しさを、この曲はやさしく包んでくれる。
メロディも、空気感も、アレンジも、全部が素晴らしい。
そして何より、その不在が作り出す美しさがある。
その事を眩しくて 視えないなんてさ
すごく美しい、絶対に生成AIでは考えられない表現だと思う。











































