長き旅路より 辿り着けば 泉あり:
傍らには 憩える石のベンチ:
おお 泉よ 涌きいずる泉よ 喉が渇いてならぬ
すると 髪を編んだ乙女の顕れるや
柄杓に水を汲み 差し出しぬ
嗚呼 生気が戻ってくる!..
憐れみによる少しの水で 生気が もどってくる
可愛い乙女よ お礼に生命の水を上げよう
この水を口にする者は 渇くことは ないであろう )))*
主よ いつも傍らにおられる わが主よ
愛の恵みに 心から感謝します
あなたは天上の愛へ導いてくれる御方
あなたの愛を喜び受け入れます
あなたの愛は永久なる愛なのです )) ) *
*- )) ) *
・イタリア民謡詩集より :
ゲーテ全集 3-2 イタリアとワイマール
1786- 90 コメンタール から
Goethe Samtliche Werke 3-2 Munchner Ausgabe 1990
Hanser Verlag. commental S.540ff...