『我がフランス映画ベスト100』は過去に観たフランス映画の中からもう一度観たいと思う作品をあげたものでフランス映画史的観点から見た「優れたフランス映画ベスト100」ではなく、個人的な「フランス映画鑑賞遍歴」というべきものです。
上位の数本を除き数時間後、数日後に全く違うものになっている可能性もあります(最後に選外になった候補作品を列記)。
サイレント映画は除外してフランスと他の国の合作映画は恣意的判断(自己判断)としました。『光年のかなた』(アラン・タネール)のように仏・スイス合作の作品であっても舞台がイングランド、出演者にフランス人がいないというような作品は対象外にし、基本的に監督がフランス人またはフランス人俳優が主演のどちらかを満たしている事を絶対条件としています。
順位、作品名、監督、制作年度順に記載(制作年度は日本公開年と違う作品があるかも知れませんのでご了解下さい)
21位『恐るべき子供たち』ジャン=ピエール・メルヴィル 1949年
23位『マンハッタンの二人の男』ジャン=ピエール・メルヴィル 1958年
36位『セリーヌとジュリーは舟でゆく』ジャック・リヴェット 1974年
45位『ふたりのベロニカ』クシシュトフ・キェシロフスキ 1991年
46位『さすらいの青春』ジャン=ガブリエル・アルビコッコ
47位『5時から7時までのクレオ』 アニエス・ヴァルダ
49位『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』ルイス・ブニュエル 1972年
56位 『ギャルソン』クロード・ソーテ 1983年
58位 『洪水の前』アンドレ・カイヤット 1954年
64位 『彼女について私が知っている二、三の事柄』
70位『トリコロール青の愛』クシシュトフ・キェシロフスキ 1993年
76位 『格子なき牢獄』レオニード・モギー 1938年
99位『IP5 愛を探す旅人たち』ジャン=ジャック・ベネックス 1992年
100プラス6本、ブログ主の計算違いから100本に入りきらなかった6作品を追加します。
フランス映画ベスト100候補作品
『ゲームの規則』『女だけの都』『ミモザ館』『外人部隊』
『フレンチ・カンカン』『ヘッドライト』『舞踏会の手帖』 『霧の波止場』『北ホテル』『嘆きのテレーズ』『情婦マノン』『勝手にしやがれ』『大人は判ってくれない』『女と男のいる舗道』『ゴダールの探偵』『パッション』『ポゼッション』 『狂気の愛』『ニキータ』『サブウェイ』『レオン』『軽蔑』『恋人たち』『私の夜はあなたの昼より美しい』『ディーバ』『いとこ同志』『美しきセルジュ』『気のいい女たち』『いぬ』『二重の鍵』『他人の血』『パリところどころ』『城の生活』『まぼろしの市街戦』『素晴らしい風船旅行』『ポネット』 『恋する女』『突然炎のごとく』『ピアニストを撃て』 『黒衣の花嫁』『緑色の部屋』『映画に愛をこめて アメリカの夜』『地下室のメロディー』『シシリアン』『夏に抱かれて』『さよなら夏のリセ』『ギャング』『パリ警視 J』 『ライオンと呼ばれた男』『ピストルと少年』『二人だけの舞台』『さよなら子供たち』『ルシアンの青春』『好奇心』 『アイドルを探せ』『居酒屋』『危険がいっぱい』『太陽が知っている』『パリ大捜査網』『牝猫と現金』『チェイサー』 『殺人ゲーム』『オー!』『ふたりだけの夜明け』『個人教授』『クレールの膝』『満月の夜』『緑の光線』『冬物語』『自殺への契約書』『トリコロール白の愛』『パリは霧にぬれて』 『愛と哀しみのボレロ』『マイラブ』『パリでかくれんぼ』 『われら巴里っ子』『巴里の空の下セーヌは流れる』 『新学期 操行ゼロ』『オルフェ』『最強のふたり』
『あの胸にもういちど』『プレイタイム』『汚れた血』
『修道女』『パリ空港の人々』『仕立て屋の恋』
『イヴォンヌの香り』 『夜と霧』『ラ・ジュテ』
『ピアニスト』『エル ELLE』 『ハッピーエンド』
『人生は長く静かな河』『愛 アムール』『愛と宿命の泉』
『婚約者の友人』『たかが世界の終わり』
『パリの灯は遠く』(ジョゼフ・ロージー)『浴室』(ジョン・ルヴォフ)『かくも長き不在』(アンリ・コルピ)etc
『肉屋』『不貞の女』2作共クロード・シャブロル、『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』『やさしい女』3作共ロベール・ブレッソンは未鑑賞です。
追記 『パリの灯は遠く』『浴室』は投稿後に思い出した作品で『かくも長き不在』はコメントを頂いて気付いた作品で本来ならこの3本は『我がフランス映画ベスト100』に入っている作品です。2022.11.19